本格ミステリの賞の応募者数

ふむふむ。ちょっと情報が。

K社の賞の、去年の応募分、つまり今年の4月に大賞が決定するものについてなんですが、経過について御発表が。


「昨年9月に応募を締め切り、総数530編のご応募を頂きました。厳正な審査の結果、第一次選考通過作品13作を決定いたしました。・・・厳正な審査の結果、下記の4作品を最終候補作として決定いたしました。」


なるほど!

・・でも、あれ?

っていうか、まず応募作品少なくない・・・;;;??


5300の間違いじゃなくて?

ホラーとミステリ合わせて530って、ちょっと少ないですね・・・・。

ホラー単独・ミステリ単独で単純に265程度?

日本に人口1億人もいて、この賞を通じての作家志望の人達はそれしかおらへんの?


まあ、この賞は、一度他賞に応募した没作品や、同人や無料公開した作品でも応募禁止にしているので、そのために少ないという事も考えられます。つまりは、とりあえずこの賞での発表が第一になる作品しか受け付けないとゆう事なので。

(言い換えれば、他賞は逆に没作や同人作品も受け付けているので応募数が多く、それで結局選考も面倒になってバイト下読みに雑な仕事をやらせている可能性もあるのかもしれません。)


まあそれはいいとして。

一次選考で13に絞られるんやね;;;

残りは速攻で落とされるとは、これは厳しい。

ガチの天下一武道会みたいな感じやな。

観客には見えない密室で、ほとんどが予選で〇んでいく。

中にはチ〇パ王みたいに本来優勝候補級の実力を持ちながらも「予選落ち」の御方もいるのかも。

っていう事は、きっとほとんどの作品には講評もしないんでしょうね。

やっぱり、何かそういうのって出版社側から見ると無駄な作業かもしれません。

明らかに規定に違反しているとかで落ちる作品も、多少はましな作品も、ひっくるめて「一次落ち」っていう扱いですからね。


まあ、何か、そういう効率化でもしないときっと割に合わないんでしょうかね。

もしかすると売上も悪いのかもしれません。


ただ、500程度の作品に対して何か月もかけて「一次選考」やってるわけだから、一応全部読んでるんですかね。

まあ、その「一次選考」の中でも、何段階かに分けて審査はしてるんじゃないですかね。ただその詳細をいちいち公表したりするのが事務的な手間になるので内部で処理しちゃうってだけで。


まあでも、応募数が何千もあって、バイト下読みに雑に読まれて投げ捨てられてから数百くらいに絞られて、そこからが本当の審査だってなるよりは、

ハナから相手は数百程度って分かってるほうがええんやろか。


別の大手K社の有名ミステリ賞だと、結構様相変わるみたいですね。

応募規定も二重投稿だけはやめろとしか書いてないし、選考も少なくとも3次までやると書いてある。(尚、あまり関係ないですが、賞金の額が2倍。。)

違いは何なんやろ?

売上?

ただ、その賞も、平均の応募数はそんなに多くなくて数百という数字の情報もある。

ふむ・・・。


いずれにしても、下手にラノベ系の賞とかに手を出すよりは、こういった硬派の賞のほうが、モチベーション的にも私はいいかも。(そもそもラノベが好きならそっち系の賞に応募するのも良いでしょうけど、ジャンル的にそうでもないので。ファンタジーは好きですが。)


まあ、ちゃんと同人誌にする前提で活動をしっかり続けるつもりでいるとか、しっかり腰を据えて挑みたいと思います。

人によって計画や作戦の違いはあると思いますが、

私はあまりあちこちの賞に手を出すよりは、幾つかの本命に的を絞って、駄目やったら来年もう一度応募してみるとか、

同人活動とも兼ねて天下一武道会に胸を借りて腕試しに臨むつもりでやってみたいと思います。

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