第44話:シアトル、ボーイング工場見学

パイクプレイスマーケットが、面白いよと言われ、クラムチャ宇ダーかピロシキ馬依頼しいよと教えてくれた。ホテル近くのバス停でバスに乗り10分ほどで到着した。日本の築地市場みたいな感じで、魚市場としても機能しており、いろんな魚があちこちで売られていた。観光客も多いためか、店員もすごい気さくだった。


 生鮮魚だけじゃなくて多くのものがある。野菜、肉、フルーツなどの食べ物や花、雑貨もあった。朝が早かったので昼食も11時半頃に店に入った。その店は、パイクプレイスチャウダーで、一番有名と聞いていた店らしいが、結構、お客さんが多かった。中に入って、店内から日本語も聞こえたので日本人観光客もけっこう多かった。


 クラムチャウダーとフィッシュタコスを注文した。食べてみるとで、クラムチャウダーの味は、クリーミーでシーフードの味が良くて、全米トップクラスというのもわかる気がした。フィッシュタコスもいけてる味だった。食後、ここの近くに、スターバックスコーヒー1号店があると聞き、教えられた方向に行くと見つけられた。


 現在使われいるスターバックスの緑のロゴではなかった。その店のロゴは、ギリシャ神話に登場する「セイレーン」と呼ばれる、2つの尾を持つ人魚の全身描かれています。これは創業当初のロゴだそうです。店内には座席がないため、立ったままコーヒーを飲む人や、お店の前でコーヒーを飲む人が多いようだ。


 達也は、コーヒーカップを持って外に出て、ベンチで座って飲もうというと艶子さんも了解して、カップを持ったまま精算をえて店を出た。その後、バスでホテルに戻り、14時頃、部屋に入り、ベッドでうとうとしていると、知らぬ間に寝てしまい2時間くらいして16時頃、目覚めた。


 明日、1日観光て、明後日、シアトルから日本に帰る予定。ホテルのフロントに聞くと歩いて10分位の所にシアトルでも大きなショッピンセンターがあるから夕食をそこで食べると良いと言われレストラン名前を教えてくれた。そこはパシフィックプレイスというショッピングセンタの中の広いフロアーに多くのテーブルがあった。


そこで、生ハムをとチーズと野菜をサンドした大きめパンを頼んだ。するとバターの香りが香ばしく、固さもちょうど良く、ここがアメリカだと言うことを忘れさせてくれる程、美味しかった。思わず、アンビリーバブルと言うと、食事を運んで来た女の子が笑いながらガッツポーズをしていた。


 そこで、達也は調子の乗って、アメリカで食べたパンで一番上手いよと言うと、サンキューと最高の笑顔をくれた。それを複雑な思いで、見ていた奥さんは、確かに美味しいわねと複雑な表情で言った。ホテルに戻って来て、明日どこ行くか決めようと言い、艶子さんがボーイングの工場見学にいきたいと言った。


 そこで、早めに戻ってこられる1日コースをスマフォで予約した。そのコースは泊まってるホテルに朝、8時半前後に迎えに来てくれ、ツアーの時間は7時間程度。で16時頃までには、ボーイングの工場見学を終えてホテルに送ってくれるツアーで費用が$190になっていた。


インターネットに書いてあったツアーの概要は、ボーイング工場見学ツアー、ギネスにも認定された巨大な工場、エベレット内部へ潜入しボーイング社の飛行機の組立ラインを見。ビデオをを鑑賞後、し、ボーイング社の公式ガイドによる先導でツアーバスに乗り込み、いざ工場へ入る。


 製作中のジャンボ・ジェットはもちろん、次世代旅客機787「通称ドリームライナー」も見られる。昼食後は、航空博物館を見学して、レオナルド・ダヴィンチの再現設計図やライト兄弟が制作したライトグライダーのレプリカ、エアフォースワンや歴代の戦闘機から世界各国のユニフォームまであっった。


 その他にも飛行機にまつわる貴重な品々をたっぷりご堪能できると簡単に紹介してあった。翌朝、7時に起き朝食を食べホテルのフロント前で8時に待っていると、2019年7月29日、8時過ぎに迎えのバンが到着。その後、数軒のホテルで観光客を乗せてハイウェイを飛ばし9時過ぎにボーイング社、エベレット工場に到着。


 その工場の大きさと言ったら、日本ではあり得ない大きさであった。まさに大型格納と言った感じだった。この工場見学が90分度と言われた。飛行機の大きな部品は、広い工場の中を移動して次々に組み立てられて行く。解説はもちろん英語だが、日本人ガイドさんもついて日本でも説明した。

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