第20話 魔法適正陣営 王宮 (1)

(賢星 リリス) 「やっぱり不思議な子。全くわからなかった。鑑定をしてみたのにステータスすら見えないなんて。」

(賢星 ミラ) 「何考えてるの?リリスちゃん。」

(賢星 リリス) 「いえ、なんでもありません。王宮に向かいましょう。」

(賢星 ミラ) 「もしや、あの男の子のこと考えてたでしょ?」

(賢星 リリス) 「ち、ちがいますよ!ほら、いきますよミラ!」

(賢星 ミラ) 「すこし、怒ってく顔も可愛いわね。」

(ミラ、リリス) 「飛翔魔法 フライ」

ミラとリリスは飛翔魔法で空を飛び、王宮に向かっていった。

足元に魔法陣が作られ、その上に乗ると言った形で飛行している。


魔法適正陣営の王宮にすぐについた。



すると、賢星と賢王をつなぐ身心術(しんしんじゅつ)に

(賢王) 「賢星のみなさん、王宮に集まってください。」

と、頭の中に流れ込んできた。

(賢星 ミラ) 「ちょうどよかったわね。私たち。」

(賢星 リリス) 「今回に関してはミラさんの意見に同調しますよ。」

(賢星 ミラ) 「あら、冷たいわね。悲しい...。」

王宮に入る前に喋りながら移動し、王宮に入ってからはミラも凄く真剣な表情になった。

賢王にお会いする前に皆の集合がかかったので待合室で皆を待つことにした。

リリスとミラは少し待っていると、賢星の皆はすぐに集まったのだ。




(??) 「しっかし、急に呼び出すなんてビックリだよ。」

(??) 「ノワール。お前、少しは緊張感というのを覚えろ。」

(賢星 ノワール) 「わかってますよ。グリフさん。」

(??) 「あらあら、またいつもの喧嘩ですか?」

(賢星 ノワール) 「セイラさん!聞いてくださいよ!これはグリフさんから言ってきたんですよ!」

(賢星 グリフ) 「すいません、いつもうるさくしてしまって。」

(賢星 セイラ) 「あらあら、全然大丈夫ですのよ。お気になさらずに〜。」

(??) 「みんな元気そうで何よりだよ。」

(賢星 ミラ) 「ユーカちゃん!久し振りね!」

(賢星 ユーカ) 「久し振り!ちょっと遠いとこで1人で調査してたから、久々だわ。」


(賢星 リリス) 「それでは、皆さん集まりましたので賢王様の王宮にいきます。」

(賢星の皆) 「了解。」


七人で王宮の神殿の前に立ち、扉を開け、賢王の前にひざまづいた。

(賢星 リリス) 「賢星七人。全員揃いました。」

(賢王) 「ありがとう、リリス。皆に集まってもらったのは他でもない。先の戦争体制についてと、グリフから話があることを伝える。まず、グリフ。話してくれるか?」

(賢星 グリフ) 「はい、賢王アルテミス侯。およそ約3週を遡ること。入館ゲートからアルカナへの道の途中。馬車がモンスターに襲われそうなっていたので速やかに対処しようとした所、目にも止まらぬ早さでモンスターを切り、その前には盗賊の存在をも認識しており、光属性魔法でつくられた鎖で盗賊を一瞬に捕獲していた者がいました。そのものは刀という、東の国の物を使い。すごい身のこなしでした。このものを魔法陣営にいれることが得策だと思うのですが、皆様はどう思いますか。」



次に続く。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る