『異世界あるある現象』について真面目に考えていたら、ディストピアSF群像劇ができた。 ～ハッピーエンドに辿り着くまで、強制リセマラデスループ～

四章 負け犬たち

〇ニルが晴光に提供した時系列表〇

　※『召喚被害者（感染疑惑の人物）』が管理局に保護されるタイミングは、バタフライエフェクトなのか、まちまちである。

　※ニルのリスポーン地点は、『エリカと出会う以前、十年前』と発言。

　※晴光のリスポーン地点を『一日目』として、それ以前を『×日前』とする。

　●１０年前……◎ニルのリスポーン地点。

　●６年前………▼アン・エイビー事件

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　●1日前………〇召喚被害者・児島凛の保護（朝方完了）

　　　 ………▼同期との宴会（夜）

　●1日目………▼健康診断（午後）

　　　………◎晴光のリスポーン地点（午後）

　　　………（〇凛、目が覚める。）

　●2日目………〇ファンと晴光の買い物/エリカとニル、カマキリと交戦（午前）

　　　………〇エリカ・ニル宅で、ファン・晴光招いて宴会。

　　　………〇ファンの『告白』

　　　………（〇凛、スティールと外に出る。）

　●3日前………〇エリカとニル、出勤せず（昼）

　　　………（〇大会議。五部隊長、アン・エイビーの姿を召喚被害者の記憶の中に発見。周知される。）

　　　………（〇スティール、会議後に第三部隊長ミゲルとお茶をする。）

　　　………〇晴光、記憶提供を求められる。

　　　………（〇セイズ、第二部隊長トム、凛の殺害を決める。）

　●4日目………晴光、記憶提供。担当はスティール。（朝から17時過ぎまで）

　　　………（〇凛殺害。（時系列不明））

　　　………〇エリカ・ニル宅発火。発見されるが重体。（16時21分）

　　　………〇晴光、ファン、事件のことを知る。（17時過ぎ）

　　　………（〇スティール、凛の遺体発見。（↓とほぼ同時刻）記憶を見ようとしたので、スティール殺される。）

　　　………〇ファン、ニルに投薬。（夜）

　　　………▼感染者死亡。巻き戻りが起きる。

　▼……毎周回で起こるイベント

　◎……リスポーン地点

　〇……毎回起こるわけでは無い、場合によっては回避可能なイベント

（）……ニルの時系列には記載がない。読者だけが知る情報。