で、結局大規模な不正はあったの?


件の友人、「公聴会(実はトランプ支持者の私的な集まり)」と地元ニュースを見て、やっぱり不正が無いと思えないそうです。で、権力によってもみ消されたのだと考えてるみたい。

彼女を傷つけたくないので黙ってます。

上手く説明できないし。



今回ブルーステイトになったジョージア州、無料で3回も数え直ししたんですよ。

3回も!

でも「何万ものトランプ票」は見つからず。


長ーい電話で ○○票見つけろ!

とトランプがミシガンの選挙の責任者に怒号を飛ばしている音声が公開された。

そして選挙委員会が

「不正なんてありません」と記者会見まで開いたのだ。


選挙で不正は毎回ありますよ。

個人レベルでね。

でも一人で2回投票したとか、老人介護施設の職員が老人の票を代わりに投票したからって、こんな大差になりません。


要は不正の有無じゃなくの有無が焦点なのです。


Twitterや公聴会と銘打った支持者の集まりでは証拠が無くても発言できますが、裁判では証拠が必要です。そして弁護士は偽証すれば資格剥奪です。片手を上げて宣誓するのは儀式じゃないのです。


いわゆる投票システムのドミニオンへの疑惑だって、例えばミシガン州のカウンティ(郡)の中で、ドミニオンを使ってたのはたった2つの群だけ。州ごとに投票用紙も違うし、集計システムなんてカウンティごとに違うんです。下院議員の投票も同じ用紙でやりますからね。


共和党の選挙ボランティアが入れなかった話だって、ソーシャルディスタンスの関係で入れなかった人が出ただけ。民主党のボランティアしかいなかったんじゃありません。




トランプは選挙前から、訴えを起こすと公言していました。

選挙のシステムに問題がある、と。

じゃ、勝ったらどうするの? 制度が不備なら、勝っても正さないとねえ?



まず郵便投票に問題があると言っては郵便局から仕分けの器械を外して効率悪くし、

投票所の数を減らして投票しにくくしました。


でもね、考えてもみてください。

同じシステムで前回トランプは勝ったのよ。


ヒラリーが勝つと思われていて、実際得票数はヒラリーの方が多かった。

でも、スィングステイトを取れなかったため州ごとの得票数である「選挙人」数を確保できなかったんです。


選挙人制度とは、識字率が低く、今みたいに情報もいき届かなかった時代

「おらは政治の事はわかんねえだ。でもおらが町の先生が代わりに考えたならそれでいいだ」ということで始まった制度だそうです。


アメリカ選挙戦の仕組みについてはイギリスBBCのこのページがわかりやすいです。

https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-53798070



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