第2話 噂のラブトリガー😆🎶✨

 家に帰ると郵便ポストにプレゼントがひとつ届いていた。


 かなり嵩張かさばっているためポストからいる。



「ン…、なんだァ~…… これ❓」

 手に取るとタブレットくらいの大きさで、両手で持って運ぶほどだ。 


 たいして重くはない。



 送り主の名前はなく包装紙には僕の名前と共に派手に【ハッピーバースデー🎉✨🎊💕✨】と印刷されていた。

 


「キャッ、キャー😆🎶✨ これ、これ❗❗

 もしかして、これが噂の【ラブトリガー】じゃないのォ~~ー🎶✨」

 ヒカリは、隣りでニコニコと満面の笑みを浮かべ覗き込んだ。


 さらにグイグイとオッパイを腕に押しつけてきた。



「うゥ~ン……😳💦💦

 マジで、これが【ラブトリガー】なのか」

 どうも胡散臭い。


 それにしてもヒカリのオッパイの方に意識が向いてしまう。




 さっそく家へ入り、リビングのソファに腰掛けテーブルに贈呈品プレゼントボックスを置いた。



「ねぇねぇ、開けて良ィ~😆🎶✨」

 ヒカリは、ことのほかワクワクしてプレゼントに手を出した。


 一刻も早く開けて中身を確かめたいようだ。



「いや待って❗❗ 開けるなら僕が、開けるよ」

 万が一の事がある。

 送り主不明の贈呈品プレゼントだ。



 アメリカでは爆弾が送られてきた事件もある。

 下手に開けて爆発でもしたらおおごとだ。



「えェ、ポチが開けるの❓」

 不満そうだが仕方ない。



「うン……😔💦💦💦」

 ハサミを使い包装紙を切り、慎重に贈呈品プレゼントボックスの蓋を開けた。




「ン……、これは❗❗」

 中には発泡スチロールに防護されたモデルガン🔫が一丁入っていた。



 もっと重厚で、リアルなモデルガン🔫かと思ったが、意外と幼稚チャチなオモチャみたいだ。

 近未来の光線銃のようにも見える。



「キャッ、キャー😆🎶✨ 何、これェ……」

 ヒカリは、隣りから横取りするようにラブトリガーを手に取った。

 


「うわァ~…軽いィ~ー❗❗ オモチャ感、満載じゃん😆🎶✨🔫✨✨」

 たのしげにクルクル回し、僕の胸元へ銃口🔫を向けた。




「おいおい、リー❗ 危ないから人に銃口を向けるなよ」

 まさか、こんなオモチャから実弾が発射するとは思えないが、それでも銃口を向けられると気分の良いモノではない。



「相変わらず、チキンだなァ😆🎶✨ 

 ポチは」

 まだラブトリガーをもてあそんだ。



「うるさいな。ほら、危ないから返せよ」

 僕はヒカリの手から【ラブトリガー】を取り上げようとした。



「イヤだァ。撃ってみたいのォ~😆🎶✨」



「ダメだよ。返せッてェ。変なモノが入ってたらヤバいから❗❗」



「なんだ。ポチ❗❗ このラブトリガーで、誰を撃つ気だよ」



「別に、誰も撃たないけど…… 

 とにかく寄越せよ」

 僕とヒカリとでラブトリガー🔫の取り合いになった。



「じゃ、私のことを撃って、ご覧❗❗」

 無邪気にヒカリは銃口を自分の方へ向けた。



「ちょッ、ちょっとダメだってェ……」

 さらに揉み合う形になった。



 弾みでオッパイを触ってしまった。


「イヤァ~ン……✨👄✨✨」

 妖艶なまめかしい声をあげた。


「ゴッ、ゴメン」とっさに謝り手を離した。


「もォ、良いからァ~😆🎶✨」

 ヒカリは悪戯イタズラ半分で自分の胸元へ銃口を向け、トリガーに指を差した。



「バカ❗ そんなイタズラで撃っちゃダメだよ❗❗」

 無理やり彼女から拳銃を奪い取ろうとしたが、弾みで引き金を引いてしまった。




《パァーン✨✨💕✨✨🔫✨》

 ラブトリガーがヒカリの胸元へ向けて暴発した。



「あッ 😲💦💦💦」








∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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