第4話 飛行機雲

青い空を、白い線を引きながら、飛行機が飛んで行く。


 もうすぐ空港なのか、高度を下げたと思ったら、何故か機体の腹が太陽の光を反射した。


飛行機は、ぱちん、と割れた。


くす玉のように、大量の胡麻粒のようなものが降っていく。私はただただ、見つめ続けていた。

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