幼少時代~青年時代

深山涼水

第1話幼い頃は虚弱体質で有った

 物覚えが有る頃は、頭にでき物が出来て年中キャベツの葉っぱをかぶって居たのを思い出す。

 近くの秘湯に父親におんぶされ連れていかれた。

 そこで今でもはっきり覚えて居るのは井戸のポンプであるが、ポンプ自体は家にも有って珍しくも無いが、なんと普通レバーは上下に動かすが、そこに有ったものは左右に動かすとても変わって居たのだ。

 確か竹の子沢温泉と言って、出羽三山の羽黒山の近くで今では予約も取れない位の人気のようだ。

 最近は宿の位置を下にずらしたらしいとの情報も有るが、バス道路に下りた所は立谷沢川で、ここから上流に方に15キロ程上った所が私の生まれた思い出多い故郷である。

果たしてキャベツの葉が効果が有ったのかは定かでは無いが、熱を取るくらいの効果は有ったのだろう。

 父に連れて行ってもらった温泉と言えば、草薙温泉で最上川が平野に出る直前の宿場でもある。

 この辺りは紅葉時期になると、列車もゆっくり見事な景観を眺めて貰おうと当時の国鉄の粋なサービスも有ったものだ。

 さて立谷沢川は私自身にも大きな思い出を残した川で有るが、清川で最上川に濯ぐが、直前に北館の大堰となって庄内平野の田を潤したのだ。

 私の小学5年頃に担任となった北館先生はその大堰を作った人の子孫だとか。

 剣道と当時は余り馴染みのないサッカーを教えてくれたのが印象に残って居る。

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