門 (2)【貧しい国の門番は】

 とある小さな貧しい王国では門番は重要な仕事です。

 国民は質素な生活を送り、皆のんびりと畑を耕し家畜を育て、物を大切に扱い、幸せな日々を過ごしています。

 科学技術が発展している国の物を商人や旅人が持ち込むのを防ぐ。それが門番の役割です。

 王国の人々は今日も幸せに暮らしています。


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