計画編

今回の舞台は中国地方、JR西日本のエリアだ。皆さんは陰陽連絡線というものをご存知だろうか。

その名の通り参院と山陽を結ぶ鉄道路線のことで、代表的なものには特急スーパーはくとの走る智頭急行線や、特急やくもの走る伯備線などがある。

しかし、特急の走らない路線の多くは現在、廃線の危機に面している。その中でも特に、木次線と芸備線の一部区間の存廃は特に危ういとされている。

今回のお話は、そんな超級ローカル線に乗っていくという物語。

具体的には、青春18きっぷを使い3日間で、姫新線、木次線、芸備線、福塩線などを走破していく。出来るだけ大きな都市で泊まれるように（山奥で泊まるとか危険行為である。ホテルがあるかなんて確証も持てないから。）、乗り継ぎなども考慮して旅行ルートを検討していった。その結果、ほぼ列車に乗るだけの旅行が決まった。こういうのを人は限界旅行と呼ぶものである。

というわけで次回からは旅行編となる。