独特の不思議な世界観とそれを支える筆力が素晴らしい。コーヒーや紅茶の何気ない描写も実力を感じさせる。作者さんには公募の賞とかに送ってみることをお薦めします。
公務員にしてシーランド公国伯爵
蝉頭のアクセサリー職人を先生と呼ぶ、弟子の女性が主人公です。一緒に仕事をするのは1年のうち、わずか七日間のみ。主人公が先生に寄せる想いは抑えたもので、まず一番に感じたのは尊敬の念でした。尊敬し…続きを読む
自分の稚拙な言葉で表すのも惜しい。そう思わされるほどに、美しく。無意識的に「無常」に恐れを抱いている私たち「人間」の胸に深くも柔く刺さる。本当に神秘的で、素敵な作品でした。変わらないもの…続きを読む
Twitterから参りました。まず先生の外見のインパクトでかなり意識をもっていかれます。そういえばアレをまじまじ見たことないけど口元どうだったっけ?と真面目に考えてしまいました。主人公が仕事熱心…続きを読む
一つの物語として、あまりにも完成されすぎている作品だと、全てを通して思いました。 蝉頭の先生と女性の七日間。私はなんの違和感も持つ事なく、ただアクセサリーを作る彼らの日常に引き込まれていました。…続きを読む
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