応援コメント

15 痴話喧嘩」への応援コメント

  • おはようございます!バレンシア編終了まで拝見しましたが、こちらの『虚空』にもこれはコメントしたい!と思って戻ってまいりました^^(しかし章題とおりといいますか、惑星から惑星への間のお話はいつもザワザワするものが差し込まれてきますね…!まさに宇宙空間を漂っているふたりの停滞や迷いが表現されているようで、こっそり楽しみにしています←こら)

    なんと昔の女友達さんでしたか。ああこれはスノウが迷ってしまうのわかりますねー><イヴァンさんの記憶が戻らなければいいと思っているのは確かなので、その手がかりになる(しかもいい感じの女)ひとが彼に近づくのは非常に心苦しかったでしょうね。

    そしてやっちまいましたか、イヴァンさん)^o^( 私的にこれはアウトかセーフか論ではなく、もう…仕方ないんじゃないかと思いますね。心細く待っているスノウを思い遣れとか妻の生存を知りながらとか、いくらでも倫理を述べることはできるのですけど、自分が彼ほど混乱していたらやはり目の前にある存在にすがるんじゃないかなあと思っちゃいます。向こうも否定しませんでしたし(スノウに結構食ってかかってたので、アンナさんとしてもちょっとオトナの女の意地を見せてやろうという魂胆があったのかもしれない…?)。男性って強いですけど、わりと折れる時にはポキンといってしまうことも多いですしね。むしろ私はイヴァンさんの弱いところや雄なところを見れて満ぞk(自主規制

    戻ってきたイヴァンさんを容赦なく問い詰めるスノウも痛々しいしかわいそうなんですけど、もう隠すことなんてできないほど彼のことを愛してるんだなあっていうのもわかってすみませんニヤニヤしてしまいました。意地汚い読者です。年頃の娘らしく健康的で良い反応なのではないでしょうか、なんて言ったら私も枕でぼふぼふしてもらえますか?(期待すんな

    波乱は波乱だったのですけど、なんというか二人とも最初にトラムで向かい合った時よりもずっと人間らしくなってきたんじゃないかって思います。かっこいいヒーローにだって、かわいいヒロインにだって嫉妬心もあるし、自暴自棄になる時だってあるでしょうし。その部分を正面から描かれていてむしろ清々しいと感じました(毎度ながらまとまりのない文ですみません…!;)

    作者からの返信

    文遠ぶんさま

    またまたありがとうございます……!!しかもわざわざ戻って下さってまで。大感謝です。
    虚空Ⅱ、新キャラが出ていろいろあります、というのはイヴァンの女友達というか元カノ、アンナの登場なのでした。宇宙空間は静謐そのものですが、人間たちはどーのこーのあるわけで……。

    イヴァンの「やらかし」、ぶんさんなりの見解ありがとうございました。いろんな方が色んな感想を残してくれる件でして、スノウに肩入れして読んでた方からは「イヴァン暫く許せない」というお声を頂いたり、「奥さん生きてると知ってからのそれはない」、または「イヴァンの混乱を考えると致し方ない」「抱かれてやったアンナは優しい」等々、ほんとうに様々で。その方のお心が透けて見えるようで、書き手はドキドキしつつも少し楽しませてもらって感想を拝読しています。

    ここまでイヴァンは人格者で格好いいところが強調されてたので、彼の人間としての弱さもちゃんと入れないと、と入れたエピソードなので(彼の弱さはもっと早めに示したかったのですが、ここに至るまでタイミングが無く……)どうしても外せない話なのですよね。書き手としては。彼の弱さ・狡さ・たがが外れてしまった感情……時系列で見れば彼も戦争でフリーズしていた感情がここまで戻ってきたということなのですが、まあ、スノウにはショックですよね。

    でも同じくスノウも娼婦としての凍り付いていた心が、ここにきてイヴァンへの想いの激発という形で爆発したわけですから、ぶんさんの「健康的な反応」ってのには思わず頷いてしまって。だから、イヴァンを枕でタコ殴りするスノウは、可哀想なんですが、実は書いてて楽しかった部分なんですよね。イヴァンとスノウが対等になっていく過程の大事な一部として。だから意地汚い読者なんて思いませんよ!(笑)むしろありがたいです。

    そして物語は急転しながら、バレンシアに向かっていくわけですが、このあたりからイヴァンの記憶の謎が話を引っ張っていく格好になります。ただのラブストーリーにはさせないぞ、とことさら気合いを入れて書いた覚えがあります。
    どうぞこの先もじっくりお楽しみ下さいませ♪


  • 編集済

    後日談の外伝を知ると、ここはニヤニヤするところです。
    スノウをあんなに溺愛しているイヴァンが……ねぇ。

    本編では、さすがにそこは二人の距離は遠回りであり、その途中にいろんなトラップが仕掛けられているものですね。
    妻が生きていることを知って、動揺を隠しきれず滅茶苦茶になってしまうイヴァン。
    そんな彼を慰めるように、抱かれてやったアンナは優しいものです。(とはいえ、スノウや妻への当てつけがあったかは謎ではあります。本心は果たして?)
    男というのはほんとに哀れだ。戦争に参加した軍人という身分は特に。
    そんな情事に嫉妬しているスノウがちょっとかわいいぞ。蚊帳の外になっているので、かわいそうではありますが。
    記憶の謎という縦軸についても、これから動き出すところでしょう。
    楽しみです。

    作者からの返信

    源かしこさま

    引き続きお楽しみいただけているようで嬉しいです。
    そうそう、外伝からいらっしゃると「……ほう」ってニヤニヤしちゃいますよね。本編ではこのふたりについては、いろいろ焦らしに焦らしまくってます。
    ここでもイヴァンのやらかしは、色んな方から反響があり「ひどい」「わかる」など様々ですが、源さまがご感想を下さった方では一番大人の意見かも知れません。俯瞰的というか。ここまでちょっとイヴァンが完璧すぎたので入れたエピソードではあるのですが、結果、男のどうしようもなさと、枕でイヴァンをタコ殴りにする年相応のスノウも書けて、書き手としては好きな話なんですね。
    はい、記憶の謎が今後物語を引っ張っていきます。それがどう2人の関係を変わらせるのか、どうぞお楽しみに。

    編集済
  • 私は女の身なんですけど、多少男性に肩入れして考えてしまう気があるらしく……スノウのこの反応ってもっともなんですけど、私はイヴァンの気持ちも分かるな……
    今まで、妻がいないものとして身を振ってきたわけで、急に生きていると聞かされてもどうしていいか分からないし、今まで放ってきてしまって、どんな顔をして会えばいいかも分からないですよね……
    頭の中ぐちゃぐちゃになってしまって、今すぐすべてを忘れたくなる気持ち、分かります。罪悪感って本当に人を狂わせる感情だなって思いました。
    奥さんいるならスノウのことも、考え直さなきゃいけなくなるし……

    元カノですし、アンナさんも奥さんと知己の仲であっても、今のイヴァンさんを放っておけないのもそうだったんだろうな。でも彼女なら、彼のこれを奥さんへの裏切りとは取らないだろうし(そう取るなら応じないでしょうから)、このことについて触れることもしないだろうから……イヴァンさんもそういう人だから甘えてしまったんでしょうね。

    それにしても、奥さんが生きていると来ましたか。どうなるんでしょう。楽しみにまた続きを読ませていただきます。

    作者からの返信

    Ifさま

    続けてお読みいただき、そしてまた丁寧なコメントありがとうございます。
    ここのイヴァンの「やらかし」は読む人によって反応がほんとうに分かれるところでして、特に女性のかたにはお心をざわっとさせてしまうのですが、なるほど、Ifさまはそう捉えて下さったのですね。

    ここまでイヴァンを完璧に近い人間として書いて来れたのは、彼にはもう護るものも捨てるものもない身という意識がイヴァン自身のなかにあるからなんですよね。そうでなきゃ、スノウにここまで親身になれないし。そこに「妻の生存」を知らされてしまったものですから、彼も混乱に陥り、ついつい一時の衝動に負けてしまう。目の前の元恋人にすがってしまう。

    ここのエピソードのイヴァンは狡いとしかいいようがないですけど、イヴァンという人の弱さがクローズアップしたことで、彼も人間なんだなあ……と受け取って貰えればいいなあと思って書きました。スノウにはごめんね、と心の中で謝りつつ。

    この次辺りから、物語はイヴァンの消えた記憶の謎が引っ張る形となります。なんやかんやありながらですけど。
    そこにスノウはどう向き合っていくのか、続けてお楽しみいただければ嬉しいです。

  • 読者の感情を揺さぶる展開の連続に、言葉がなかなか出てきません……が、頑張って応援コメントを書きます(^^;

    どうしようもない感情のせめぎ合いの迫力、今章は特に圧倒的だったように思います。スノウが気の毒、というにはあまりにも残酷な気がするのだけれど、イヴァンの動揺を思えば、ああいった事態の展開も致し方なかったのだろうか。
    一見しただけでは《衝撃的》な印象なのだけれど、そこに読者をひきつけ続ける登場人物の人間らしさ=《ドラマ》があることに、貴作の質の高さを思い知らされます。

    今後も圧倒され続けようと思います(^^)/

    作者からの返信

    岩井喬さま

    ゆっくりと、この物語を味わって下さりありがとうございます……!
    この前後の章は、話が大きく動いていく部分でもあるのですが、
    そのなかでイヴァンとスノウがどう感じ、どう動いたかをも重点的に書いたつもりです。イヴァンとアンナの件・そしてそれに感情を爆発させるスノウ。
    特にスノウは、拙いとも言える、年相応の感情表現を見せており、これはそれまでの境遇のなか心を殺して生きてきた彼女が生気を取り戻した証でもあるのかな、なんて書き手ながら思っています。
    それが読者をストーリーに引き込むドラマ性を形作っているとしたら嬉しいです。
    どうぞこの後もお楽しみいただければ幸いです。

    編集済
  • あの、ごめんなさい。もしやつるよしのさま、九州ご出身ですか?
    「間違えない」だと九州の方がよく使っている方言で……標準語だと「間違いない」です。
    これ、指摘していいものか迷って、遅くなってしまいました。申し訳ない……。

    作者からの返信

    鬼無里涼さま

    わー!ご丁寧にありがとうございます。私、標準語圏の端っこですが親戚が九州多いのでごっちゃになってました!
    直しました!
    感謝です。

  • ちょ~ イヴァンさん、妻がいるってそれ他の女と寝た後にいうセリフじゃないですよお。

    スノウさんも号泣するわ。よしよしヾ(・ω・`)

    次は、奥さんと再会となる?

    作者からの返信

    lachs ヤケザケさま

    全くもってそのとおりのコメントありがとうございます…!

    男性目線でもそうですよねえ。
    書きながら「まったく仕方ないなぁ……イヴァン」って
    思ってました。ええ。
    イヴァンの心の弱さみたいのを描いてこなかったので
    このエピソード入れてみました。人間ですので、彼も。
    次回は……大切な回になりそうです。
    どうぞお楽しみください。