「文字通り【恋人（lover）】ですわ❗❗」

「はァ～」

「当然、『恋愛のチャンス』、『素敵なロマンス』を暗示するカードよ」

「スゴいわ🎶✨　ほら、チン剛（ゴー）、良かったわね✨😆🎶✨」

　母親は満面の笑顔だ。

「いや、チン剛（ゴー）じゃねぇ～よ❗

　神（ジン）は苗字だから可笑しいだろ」

「そして最終結果としてのカードが、この『世界（THE WORLD）』。

　【世界】のカードが出たのよ」

「ン、【世界（THE WORLD）】？」

「ええ、これは理想的な結婚✨😌✨✨

　そして何より【HAPPY END】を現わすカードなの」

「HAPPY ENDですか」

「どう、これなら、もう結婚する以外ないでしょう✨😌✨」

「いや、確かに占いの結果としては最高だろうけど」

「チンゴー良かったな❗

　父さんは嬉しいぞ」

「お母さんも、これで一生安泰だわ」

「そりゃァ、龍宮家の婿養子になれば老後の心配はないけど」

「じゃ、さっそく地下施設へ参りましょ」　

「ねぇよ❗　ウチに地下施設なんて」

「じゃ、まさか、客間（ここ）で合体（ジョイント）ライブをするの❓」

　おもむろに姫香は立ち上がり、制服を脱ぎ始めた。

「ちょッ、ちょっとォ～……😳💦

　何してンですかァ～」

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