☆自主企画イベント・キャラクターにインタビュー
第四の壁越え愛の女神【ロヴン】が自主企画イベントのインタビューをするよ♪
自主企画イベント『キャラクターにインタビュー【プロフィール作成にご活用ください】』
主催者・矢庭竜さま 2021年10月3日~
〔某日、某所〕
ロヴン「あっ、もう映っている?みなさんこんにちは、第四の壁越え女神の『ロヴン』です。(以後「ロ」と表示)今日はなんか作者から、キャラへのインタビューを頼まれて、バイト代欲しさにインタビューします」
インタビュー・キャラ登場作品『マオマオくん裏地球に回される』より、一名
〔インタビュー開始〕
ロ「早速ですが【(1) お名前は?】」
飴「『飴姫』と言います……作品を通して出番が少なかった、あたしにこのような場を設けていただき感謝します」
ロ「背後にいる地面から生えた、青白い手の群れなんですか?」
飴「船幽霊です、常夏海岸に行った時に、ついてきちゃって」
ロ「そうですか、失礼ですが【(2) 年齢は?】」
飴「十五歳くらいですかね……戦国時代では、十分に結婚年齢ですよ」
ロ「【(3) 種族/人種は?】」
飴「生前は人間でしたが、今は幽霊種かな?」
ロ『【(4) 出身地は?】」
飴「戦国時代の『
ロ「【(5) 髪の色?】を教えてください」
飴「べっこう飴ような、『飴色の髪』だと人からは言われます」
ロ「【(6) 外見の特徴は?】」
飴「見ての通りの幽霊です、足はその時の気分であったり、無かったり」
ロ「【(7) 職業/社会的な立場は?】」
飴「戦国時代の姫さまですね……一応は」
ロ「【(9) 家族構成は?】」
飴「父と母と兄がいます」
ロ「【(10) 性格の特徴は?】」
飴「少し男勝りかな?戦場に侍大将の格好で潜り込むくらいですから」
ロ「【(11) 好きなモノは?】ありますか?」
飴「好きなモノと言うよりも、愛用の槍を持っていました。カブトムシが槍先に停まったら、真っ二つになった伝説がある、名槍【兜斬り丸】を」
ロ「【(12) 特技は?】
飴「槍の腕前は『三国一の槍姫』と、生前は呼ばれていましたので、槍を持たせたら……向かうところ敵なしです、女本田忠勝とも呼ばれていました」
ロ「【(18) 苦手なのはどんな人?】ですか」
飴「死んだあたしの遺体に、自分が穿いていた汚いフンドシを穿かせた、盗人男」
ロ「【(20) いちばんの友達は誰? どんな人?】ですか」
飴「いつも、夜の墓場でお会いする『ショッキング・パパ』さんと、ショッキング・パパさんと一緒にいる『メラ』さんと『モエ』さんです」
ロ「メラさん?モエさん?」
飴「ほら、このバパさんの背後にいる」
〔写真を見せる飴姫〕
ロ「鬼火じゃないですか!?あの、鬼火名前あったんだ」
ロ「【(21) 何でも願いが叶うなら?】」
飴「今からでも遅くなかったらぁ……異世界ゲーム世界に転生して、悪役令嬢とかいうもんを一回は体験してみたいです」
ロ「【(22) 生まれ変わるなら何になりたい】ですか?」
飴「幽霊のままの方が悩みがなくて、気楽でいいので今は生まれ変わりたくないかな。これは個人的な感想ですから、みなさんは進んで幽霊にならないでください」
ロ「【(23) どんな死に際に憧れ】ますか?」
飴「あのぅ、憧れるも何も、あたし戦場でトウフみたいな石に頭ぶつけて死んでいるんですけれど」
ロ「【(24) 最後に一言】どうぞ」
飴「乳バンド〔ブラジャー〕よこせぇ」
ロ「今日はありがとうございました」
飴「もう、インタビューは終わりけ……少し、あたしの身の上を話してもいいですか?インタビューだけでは、伝え足りない部分もあるので」
ロ「どうぞ、時間が許す限り」
飴「では、遠慮なく……あたしが、黄丹国の姫君として生まれたのはアンケートで答えましたよね……十五歳になったある日、いきなり隣国の若君との婚姻話しが持ち上がって。数ヶ月後には嫁入りが本人の承諾がないままに決まってしまって」
ロ「ヒドイ話しですね」
飴「戦国の世では、別に珍しいコトではありませんよ……いわゆる、政略結婚ですね。
顔も知らない男の人との強引な婚姻に反発したあたしは、城を抜け出して。合戦が行われていた地に行って、侍大将に化けて合戦に参加を」
ロ「ほうほう、それで」
飴「先陣で『つっこめぇ!』と、真っ先に敵に向かって血気盛んに突っ込んだところまでは良かったんですけれどね……ズルッと雨で濡れていた地面で前のめりで、ズッ転んで」
ロ「ほうほう……」
飴「たまたま、そこにあったトウフみたいな白くて四角い石の角に、額をドカッーン!
頭がパッカーン!と割れて、血がドクドクと……
味方の雜兵たちはドッドッドッと、死んだあたしを無視して通過して合戦の中で、あたしの死体は放置プレイ」
ロ「よく死んだ後のコトも、わかりますね?」
飴「霊体になって、自分の死体見下ろしていましたから、夕暮れになって
ロ「戦場では、死んだ兵士のモノを奪うのは当たり前の行為ですからね」
飴「そうなんですよ、死体なんてモノ扱いでスッポンポンにされて、戦場に転がされるコトもざらの時代……あたしの死体も盗人に剥がされ、胸に巻いていた布と槍や鎧を奪われて」
ロ「それは災難なコトで」
飴「幸い盗人の男も、あたしが女だとわかると。スッポンポンにはしないでくれましたけれど……哀れんだのか、近くにあった竹やぶから、一本竹を伐ってきて、奪った槍の代わりにあたしの手に……それがこの竹槍」
〔飴姫、ロヴンに竹槍を見せる、竹の中にいるミニチュアの、かぐや姫がペコッと頭を下げる〕
飴「風で衣服がめくれて、あたしの白いお尻が丸見えになると……あっ、昔は女性は下着を身につけていなかったので。
白いお尻を見た男は何を思ったのか……自分が締めていたフンドシを脱いで、あたしに締めて……それ以後、あたしの下はフンドシです……が、胸はノーブラです」
ロ「それで、話しは終わりですか?」
飴「もうちょっとだけ、月日が流れ戦場に学校が建って。地縛霊になった、あたしの居場所に女子更衣室が……ノーブラだった、あたしは放課後、一人で着替えている女子生徒の背後から。胸を鷲掴みにして自分の胸のサイズにあった乳バンドを求めて『まだ小さい……大きくして乳バンドよこせぇ』と、それがいつの間にか学校の七不思議【女子更衣室に現れてブラジャーを要求する巨乳幽霊】の噂になってしまいました……あはははは、ご静聴ありがとうございました」
ロ「なんだかなぁ」
〔インタビュー終了〕
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます