その先への応援コメント
第一話の最後、ちょっとよくわからなかったのですが、意図的なものだったのですね。
そして「その先」。
これはとても美しい文章で、好きです。最後の二行が一番良いかな、と思ったんですが、読み返し、六行全部ひとまとまりで良いと思いました。無駄がなく、本当に美しいまとめ方。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
作者としての結論を言いますと、おじいちゃんが楽しみまくっていたのは天国だった、ということなのですが、もちろんどう受け取ってもらっても構いません。
最後のシーン(二話目)について、お褒めいただきありがたいです。小説はあくまで小説、空想のもので、作者として自分の考えを載せるべきではないと思いますが、この話の最後の二行には自分の想いを込めてしまいましたね。それは僕がいつも思っていること、周りの人たちにも伝えていることです。
読んでいただきありがとうございました。
その先への応援コメント
チャーミングな、お祖父ちゃんが素敵です。お葬式は苦手ですが、こんなお葬式(この場合は本番)なら嫌じゃないのになぁ…あ、でもお坊さんの協力は得られないか…。
外国で棺が土に埋められた瞬間に、その故人から「死んでないよー」って電話が掛かってくる最愛の人のためのドッキリをした人の話を思い出しました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
この話のおじいちゃんは、なんとなくスティーヴン・スピルバーグをイメージしています。あの子供っぽいお茶目な感じを。ホントはもっともっとハチャメチャなお葬式にしようと思ったのですが、小説的な流れを重視してあの程度(?)に留めておきました。少しずつ良い話っぽい流れに持っていきたかったのですね。
この作品のテーマが「どんでん返し」なので、一応ああいったオチがあるのですが、あの「リハーサル」発言は本気なのかジョークなのかというところが、意見が分かれるかもしれません。おじいちゃんが南国気分を味わっていたのは現世なのかそれとも……。話数をあえて二つにして分けたのは、実は大きな意味があります。
読んでいただきありがとうございました。
その先への応援コメント
ちょうど年末なので、情景を思い浮かべながら読みました。小手先のギャグになりそうなのに、最後まで書ききったところが素晴らしいです。笑いました、そして良い話でした。ありがとうございます。
作者からの返信
ホント自分の書きたいものを書いたという作品ですが、まさかの優秀賞をいただいて書籍にも掲載してもらえたお話です。人って笑ってはいけないと言われるほど笑ってしまうものなのではと思います。
元々は故人の遺産をめぐり遺族たちが宝探しをするという話を考えていたのですが、短編ということもありいつの間にか「笑ってはいけない(笑える)葬式」になっていました。今連載中の『追憶の部屋』といい、自分はなぜか葬式のお話が好きみたいですね。