第3話:平民ライフ

※別の意味でガールズラブ描写あり


私は人通りのある2階建ての空き家を購入し、1階はカフェ、2階は住居と内装工事をした


私ことアーノルド・クラークは料理を担当、マヤ・ユライザは接客兼事務を担当と役割分担を決めた。店名は【クラークカレー】に決めた


あれから半年が経ち・・・


【ボブ】

「マヤちゃん、カレーライスとサラダのセット一つ!」


【マヤ・ユライザ】

「はい、ただいま!オーダー、カレーライスとサラダのセット一つ!」


【アーノルド・クラーク】

「はいよ。」


この世界にはカレーライスは存在しておらず、最初はなかなかお客さんが来てもらえなかったけど、根気よく街の人や街道を歩いていた旅人に私はカレーの試食会を行った結果、大好評でした。私たちは試食会を通じて宣伝したら、次第に口コミが広がって今では常連客が沢山いる程、繁盛してます


【アーノルド・クラーク】

「はいよ、カレーライスとサラダのセット。」


【マヤ・ユライザ】

「はーい、カレーライスとサラダのセット、お待ちどうさまでした。」


【ボブ】

「待ってました!」


カウンターに座った常連客のボブさんは早速、スプーンを持ち、カレーライスを食べていた


【ボブ】

「いや、相変わらずカレーライスはうめえな。俺も最初は気味が悪かったけど、こんなうめえものがあったんだと実感したよ。」


うん、やはりこっちの方が私に合っている。マヤも王宮にいたころよりもイキイキとしている。やはり王宮生活でストレスが溜まっていたのかな、常連客のボブさんだけではなく、他のお客さんもニコニコしながらカレーライスを食べる姿に私も嬉しい


閉店時間が過ぎて、後片付けをし、夕食を済ませ、風呂に入った後・・・


【アーノルド・クラーク】

「マヤ、今夜もいい?」


【マヤ・ユライザ】

「うん。」


私とマヤは唇を交わし、生まれたままの姿で一緒のベッドに入った。実は私とマヤは男女の関係になっていました


私は元は女だけど、今は男。王宮にいたころも女性と一緒にいるときもドキドキしてしまう、今は同じ転生者仲間のマヤにドキドキしている。王宮にいたころのマヤは本当に美しかった。リオンの婚約者だったのが歯痒い思いをしたが今は違う。今、手の届く距離にいる。私は我慢できずにマヤを抱きしめた時、マヤは・・・


【マヤ・ユライザ】

「アーノルド様、私、久しぶりなんです。でもこちらの世界に来てからは私、初めてなので・・・優しくしてください。」


その言葉を聞いたときに私はマヤを押し倒し彼女の純潔を奪った。そこからは互いに求め合いました


【マヤ・ユライザ】

「ねえ、アーノルド。」


すっかり私の名を呼んでくれました


【アーノルド・クラーク】

「何?」


【マヤ・ユライザ】

「貴方との子供が欲しいわ。」


【アーノルド・クラーク】

「それって私と一緒になるってこと。」


マヤは恥ずかしそうに頷いていた。可愛いよ!私はマヤを再び抱きしめ接吻を交わした


【アーノルド・クラーク】

「マヤ、愛してるわ♡」


【マヤ・ユライザ】

「私もよ、アーノルド♡」


私は今は男(中身は女)だけど、そっちに目覚めてしまったよ!子供は男でも女でもいいわ!

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