パラサイト 半地下の家族(副題:映画のプロット化)
※ネタバレとなる可能性があります。
※ご留意下さい。
韓国の作品ということで、みてみましたが、映像から韓国っぽさを感じるのはなぜでしょうか。(ちなみに字幕でみました)
カンヌ国際映画祭で受賞しているようで。欧米人には、日本や中国との違いがちゃんとわかるのかしら、などと余計な心配をしています。
作品のテーマは、二極化する貧富の差だと思いました。
現代の韓国を舞台として、貧乏一家が主役です。
パラサイトほどに貧乏ではなく、まして裕福でもない私は、日々の生活において、格差に憤懣し、創作意欲を掻き立てられた経験があるわけもなく、もしもこのテーマで作品を書き始めたら、あさ〜い物語になってしまうかなと思います。
(実際に書いてみたら、自分の貧乏に気がつくかもしれない。作者向けのドンでん返しになるけど、嬉しくない)
大韓民国を舞台にした作品は、きっと書けないでしょう。ほとんど知りません。
とはいえ、日本とかなり似ている印象なので、韓国らしい描写をちょっといれておけば、それっぽくなるかもしれません——すぐバレそうですが。
主人公の若者が、友人とコンビニのテラス席でお酒を飲むシーンは、象徴的だと思いました。日本では、ないはず。
主な登場人物は、貧乏な家の、父、母、息子、娘の四人でした。
貧乏や金持ちという設定ならば、書けそうな気がします。
過去の作品を思い返してみると、経済的な地位は特に設定していなくても、何気なく書いている描写に、経済状況が現れている気がします。
例えば、登場人物が紅茶を飲むシーン。
貧乏人は紅茶なんて飲まないでしょうし、金持ちは使用人が淹れてくれるはず。
私は、庶民なので、思いつきで書いたら、ティーバッグでいれさせてました。
以上、テーマ、世界設定、登場人物でパラサイトをまとめ、所感を綴ってみました。
ここまで書いて気が付きましたが、過去に『お金がない!』という作品を投稿していました。
これは、お金がない、というエブリスタのお題で書いた短編なのでテーマもくそもないのですが、貧乏を意識して執筆すると、こんな風になるのかなと思います。
ちなみにですが、この短編は、全世界のお金が飛んでいってしまう話です。
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