第15話

前書き


前話で合成魔法ファイナルストリームと書きましたがストリームフレアに変更します。


こっちの方がイメージにピッタリだったのでw。


ーーーーーーー


魔法には、下位、中位、上位、最上位、究極、神威の6段階とあり、さらにどの段階にも、下位、中位、上位、最上位の4段階に分けられる、合成魔法ストリームフレアは最上位の中での上位に当たる。


属性がある以上、反発する属性も有る、例えば火と水などである、これらの合成は逆に威力を打ち消してしまう。


逆に火と風はお互いの威力を高め合う、ただ相性がいいと言ってもどの魔法でもいいとはいかない、どちらかが強すぎてもダメなのだ、更に天候や地形、魔力の相性などによって威力も変わってくる。

だからこそ魔法を使える人達はパーティーの中で、色々と試し最大の威力が出るかを試している。(最大1.5倍)


♦️


業火の暴風が吹き荒れる中、エアロバーストのの影響により、業火の中で複数の収縮、爆発を何回も繰り返す。


ストリームフレアが終わり、爆煙が風に流されていく中、一体の姿が現れた、そこには略ダメージが無い変異種のオーガがいたのだ、ただ以前と違うのは角がどす黒く変色していた。


その角を見たビューヘルンが。


「主殿!今そいつを相手にしてはダメじゃ!」と森の中から叫ぶが、変異種のオーガは俺達を逃がす気は無かった。


♦️変異種オーガのターン

【グォォォォォォォォ!!】


変異種オーガの咆哮により萎縮する俺達。


さらに、どす黒い角が怪しく光、禍々しいオーラを放った。


ビューヘルンは森から出て来てニュートの横に立つ、その後ろに何故かアイリ、ミイナが付いてきた。


『懐かしき魔力の波動を感じたと思えば、貴様の仕業か、聖剣ビューヘルン。』


禍々しいオーラが鼓動をするたび、人の声となって耳に入って来る。


「久しぶりじゃの~邪剣ベチャリリス、今回はお主も目覚めておったのじゃな、相変わらず悪質な因子をばら蒔いておるのか?芸の無い奴じゃて。」

『強がりはよせ、此度こたびの勇者はまだか弱き若輩者、貴様の力を幾分も使えておらぬではないか。』

「そうくな、此度の主殿はピュアじゃからの、なかなか幼女と夜伽をせぬのじゃ。」

『力の加護の契約は、幼女とイチャイチャエロエロじゃったな。』

「抜けておるぞ、幼女とイチャイチャエロエロをすればするほど加護を与えれるじゃ!」

『これだからお子ちゃまは。』

「黙らぬかババ専が!腐った果実を好みおって!」

『何を言うか!ババこそ女性の最高の輝きの時、その裸体は神々の宝ぞ!』

「何が神々の宝じゃ!お主の場合、寿命が尽きる寸前のババア専門ではないか!」

『ババアとは失礼じゃぞ!最終の美を分からぬとは愚かなり!』

「主こそ愚かなり!幼女の良さが分からぬとは嘆かわしい!」


『「元は雌雄一対の剣だったが、主がそんなのだから、たもとを別れたのだぞ!」』


『「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬ」』


俺達は唖然としていた、緊迫した空気の中、会話の内容は最低だったのと、(あ、同類変態が来た)と思ってしまったからだ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る