20230330_挫折してたよって話

 今日は出張中に貯まっていた仕事を消化する日でした。具体的には入荷した製品の検査だったり、回ってきた書類関係の処理だったりそんな感じです。幸か不幸か今は弊社の業務全般がそこまで忙しくないので、3日空けてても大した量ではなかったのがありがたかったです。

 それはさておき、今日うちに顔を出しにきた商社の営業さんから「そういえばアリクイさん電験はどうでした?」と聞かれました。なんか昨年あたりに自分だけこれといった教育訓練を受けていなかったという理由で何かやれということになり、昔ちょっとだけ勉強していた電験を受けるという流れになっていたのです。恐らく過去の僕が何かの折にその話を営業さんにしていたんだと思います。受けていません。途中でめんどくさくなって投げました。バカ正直にそんなこと言うわけにもいかず、ただ苦笑いを浮かべてやり過ごすくらいしかできませんでした。

 そもそもなぜ挫折したかという話をすると、試験の難易度自体が普通に高くてしんどかったというのもあるんですが、一番は実務の内容とかけ離れすぎていて自分の中で取得する意味をあまり見出せなかったというのが大きかったです。資格のことに限らず今までの自分の傾向として、業務上どうしても必要なものだったり、あるいは個人的に「これは取らなければ」と思って勉強する資格はだいたい合格まで頑張れるんですが、そうでない物についてはやはり挫折することが多かった気がします。

 こういう自発的な動機づけが難しい事柄についてきちんと努力できる人とそうでない人との間には(具体的にどうとは言えないのですが)努力の可否そのもの以前に生物として大きな隔たりがあると昔から感じていて、できる側の人間の姿を見る度に少し羨ましいなと思うのですが、彼ら彼女らのようになるための努力に踏み切れないのはやはり自分が怠惰で意志薄弱だからなのでしょう。

 まぁ無理なことを嘆いていても仕方がありません。できない側の人間なりにこれからもどうにかこうにか人生乗り切っていこうと思います。

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