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  • 地上に楽園はなくてもへの応援コメント

    「人は死んだら終わりなのだと教えられたのが、いまだに染みついていてくれるお陰だ。人だったものの抜け殻を幾ら積み上げたところで、悲しいものでも恐ろしいものでもないのだ。」
    という、
    この解釈とセリフが、突然出土したアイテムを引き金にして思い出させる記憶と読むほどに交差して
    ドキドキしながら読み進みました
    頷きたくもあり、一つ一つ確かめたくもある
    死生観や欺瞞、美辞麗句と独裁……私もかつて読んだ脱走者の手記によく似た気持ちを重ねました。この老婆は明日から、どんな気持ちで生きるのかな…

    作者からの返信

    お読みいただき、ご感想をいただきありがとうございます。
    教わってきたことが偽りだったと言われるのは、多かれ少なかれ私たちも経験するものだと思います。まして、本作に描いたような、あるいはもっと極端な「正義」の転換は実際の歴史上もあった訳で、当事者だった人たちの心情を思うと胸が苦しくなります。「変化」にどう向き合うかどう受け入れるか、そんな思いも込めた作品でした。