応援コメント

第136話 20-4.」への応援コメント

  • スペインの清澄な空気を感じられるようです。
    ・・・といっても現実に私がスイスへ旅行に行ったときは高山病で苦しみました(苦笑
    ものすごくゆったり過ごさないといけないようです。
    ニューヨークなら蟻にひかれ、東京でも自転車にぶつかるくらいのスピード感!?

    どうせ美しい景色なら、愛する人と見たいですよね。
    涼子は大人だから、仕方ないというのは百も承知、だから悲しいとか寂しいとか文句を言うこともできない。
    それでも小野寺さんと過ごしたくて泣いてしまうのでしょうね・・・。

    作者からの返信

    ごきげんよう、綾森さま。
    いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かい応援やコメント、本当にありがとうございます。

    ありがとうございます、涼子とサマンサの、リハビリを兼ねた小旅行。
    素敵な風景、ゆったり穏やかな空気と暮らし、そして療養所スタッフ、何よりサマンサの献身で心身共に回復に向かっている涼子ですけれど、そんな彼女の心が完全に埋まらない、その最後のピースが、小野寺さんとの再会なのだろうな、と。
    お手紙に泣き言繰り言を書けないのは、最後まで心配をかけてしまった彼への最後の彼女の矜持なのでしょう、それをギリギリで保てた代償として、彼女の瞳から涙が溢れたのだと思います。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

    編集済
  • ごきげんよう、経過も順調な様で、良かった良かった!
    会いたいと伝えたいだろう、と悪戯っ子の笑みを浮かべるサム先生、男前ですね。
    そして涼子様も、文面に謝罪が乗るのは仕方なしとはいえ、肝心の会いたい部分がシンプル過ぎる……っ。いや、限られたスペース、気恥ずかしさ、言っても即座に叶う状況にない、面倒な女だと思われたくない、などなど理由は色々あってこそのシンプルさなんでしょうけど。
    でも、もう少し我儘な部分を出しても良かったんじゃないかなぁ、なんて……。
    でも、基本的に他人へ強く出られない彼女には、これでも十分頑張った方かな?

    しかし雄大で静謐、そして迫力ある自然の湖畔で、優雅にお昼寝とは羨ましい。
    余りに無防備に思えますが、それだけ精神的に落ち着いて来た、という事なんでしょうか。脳に損傷があったりすると、眠気を制御できず気絶する様に眠る、という話を聞いた事ありますけど、涼子様大丈夫でしょうか。

    作者からの返信

    ごきげんよう、海雀さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。

    ありがとうございます、ご心配かけましたけれど、療養センターの周囲のみんなの優しさ、温かさもあり、そして何よりサマンサの献身的な治療の甲斐もあって、涼子、元気になれましたね。
    そうですよね、涼子、ちょっと彼に会うことを怖がっているかのようです。
    手術室でのモールスでの会話から直接話せていない、自分が秘密にしていた(秘密にできていたと信じていた)過去も含めて知られてしまった、そんな躊躇いもあったかもしれません。
    けれどこのお返事を書いたことでかえって涼子は自分の胸のある会いたいという希望を真っ直ぐ取り込むことにしたようです。
    それこそNYのセントラルパークなんかで居眠りしちゃったらたいへんでしょうけれど、ジュネーヴの静かな空気、雄大なヨーロッパアルプスの景色に抱かれるようなこの街で、精神の落ち着きも手伝って安心して眠気に心を任せることができるようになったみたいです。
    海雀さまのお優しいお気遣い、嬉しいです、ありがとうございます。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。


  • 編集済

    ご機嫌よう、お邪魔致します。

    そんなところで寝たら風邪引くぞ
    とか
    そんなのんびりしてるんじゃ確かに轢かれるな
    とか
    手術の予後不良か!?
    とか色々心配してしまいます。

    何故か以前入れた星が消えているので
    改めて入れさせてもらいます。

    作者からの返信

    ごきげんよう、水棲虫。さま。
    いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    うふふ、ほんとですよね。
    スイスって春とは言えども寒そうですもの、居眠りしたら風邪ひいちゃうかもしれませんね。
    実はスイスって行ったことがなくて、本当にのんびりしているのかどうなのか、レマン湖辺りの風景を写真で見て、のんびりしてそうだな、なんてイメージが浮かんだのです(スイスの方には失礼ですよね、ごめんなさい)。
    何かのニュース記事でしたか、武装中立国であり国民皆兵とのことで、コンビニに自動小銃担いでやってくるお客さんが結構いるとか、ご家庭での小火器装備が充実しているとか、ただただのんびりしているわけではなさそうなんですが。
    涼子、艦長さんからの不愛想なお手紙で、里心がついてしまった様子です。もうなんだか幼児退行してしまったかのように、会いたいよう! と涙を零す涼子ですが、裏を返せば、精神的にはなんとか復帰できるレベルまで回復してきた、ということなんでしょうね。
    第二十章も、残り2話ですが、残りは涼子はお休みです(居眠りしてます)。
    この2話を書きたくて、20章をここまで引っ張ったという私の我儘。

    それでもよろしければ、引き続きお楽しみ頂けますしょう、よろしくお願いいたします。

    P.S.
    お星さま、消えちゃうことってあるんですね。
    でも、2回評価を頂いたみたいで嬉しいです!
    改めて、ありがとうございます!

    編集済
  • おだ しのぶさま
    小野寺艦長の絵葉書と一緒に散歩する涼子さまの逢いたいという気持ちが、美しい自然の風景と重なって胸に迫ります。みんなからのお手紙も嬉しかったけれど、やっぱり、たったひとつの煌めきは小野寺艦長なんだなぁ、と。その胸の痛みも、生きているからこそ。再会が待ち遠しいですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、菱池さま。
    いつもたくさん、丁寧にじっくりと、深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。

    涼子は、記憶を失くしている最中も、テロやストーカー事件に巻き込まれた最中も、そして記憶を取り戻しサマンサ達によって命を救われ、トラウマを乗り越えた現在でも。
    いつだって、艦長さんが心の支えであり、心から溢れるくらいに想っているのですね。
    トラウマを抱えている時はけれど、細い糸のように今にも切れそうな理性を、命を繋ぎとめる為。
    だけど今は、艦長さんと一緒に明日を歩んでいける、一緒に幸せになっていけるんだ、そんな明日への希望、生きてさえいれば幸せに向かって歩いて行ける。
    そんな明日を指し示す灯りが、艦長の存在。
    同じ絆でも、その感じ方はこれまでとは全然違う煌めきを放っているのでしょうね。
    そんな涼子の胸の内を、これほどまでに理解して頂けたのが、とても、とっても嬉しくって。
    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • 眠るのは脳の負担を和らげるので良いことですが、天気が良いからと公園で寝入るのは、ちと心配になりますなぁ。身に危険が迫るという心配事よりも、そのまま安らかに脳の機能が停止してしまうのではないかという療養あるあるが気になりました。
    スイスのベーカリー、特別にふわふわパンとかありそうですよね。ハイジのパンとか☆

    作者からの返信

    ごきげんよう、愛宕さま。
    いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かい応援やコメント、本当にありがとうございます。

    うふふ、そうですね。
    涼子はすっかりスイスの牧歌的な雰囲気に馴染んでしまって、サマンサが言うところの「蟻にだって轢かれちゃう」状態の様子です。
    前の夜に届けられたマヤや仲間達の愛情溢れる手紙を読んだせいでもあるのでしょう、心の安らぎが眠気を連れてきたようですね。
    でも、愛宕さまの仰る通り、病気が病気だとちょっと恐ろしくもありますよね。
    スイスのパン、ドイツパンなどと違って、きっと真っ白で雲みたいにふわふわなんでしょうねぇ、ああん、考えただけでお腹が減ってきました!

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。


  • 編集済

    ひとりのお散歩。これが以前なら襲撃のフラグになるのでしょうが、もうそんな心配はないですよね(^^)
    それより、ロマンチックに考えると、思いもしない出会いが訪れるのかな、なんて柄にもなく思えてきたり。

    作者からの返信

    ごきげんよう、悠木さま。
    いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かくお優しい応援、コメントを本当にありがとうございます。

    なんだか、初めてのお使い、みたいな危なっかしさを感じさせる、蟻に轢かれそうになる涼子のお散歩シーンでした。
    本当に、これまでの全ての出来事を過去としてしまえる(忘れることは無理だけれど)ところまで、そして彼とふたりで歩んでゆく明日を想像できるようになるまで、涼子が回復したのは、自身の頑張りもあるでしょうが、サムの献身、そして小野寺の存在、周囲の優しく温かい仲間達の愛情だと、きっと涼子はしっかりと認識しつつ、早春の湖畔でアルプスを見ながら実感したことでしょう。

    引き続きお楽しみいただけますのならば、こんなに嬉しいことはありません。