応援コメント

第122話 17-12.」への応援コメント

  • そうか!
    自分の命をなげうってでも涼子を助けようとする小野寺のふところの広さに、マヤは完敗を認めることができたってことか!!
    これを見せられては「涼子さまを守れるのはあの男しかいない」って、マヤも納得するでしょうね。
    マヤが事件現場に最後までいた意味が分かりました!

    作者からの返信

    ごきげんよう、綾森さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。

    はい、さすが綾森さま、仰る通りです。物語的にも、リアルさを追求するならこの現場でのマヤの存在意義は殆どないのですが、このシーンを見ることで、マヤが、自分の中の涼子への執着をどうしょりするのか、それを彼女自身に決めてもらいたかったのです。
    時間が終わって涼子が助かり、小野寺と仲睦まじい姿を見て涙する、そんな諦めきれないであろう、後悔が残るであろう恋の終わりをマヤには経験してほしくなかった、ただそれだけの想いでここまでマヤを引っ張りました(実は次の章でもう一回、マヤにはとどめあを喰らってもらいますが)。
    そこを拾い上げてくださった綾森さま、本当に嬉しいです、ありがとうございます。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • ごきげんよう、類友判定を献上されるとは、マヤさんも目が点になった事でしょうね!
    私も思わず笑ってしまいました。

    さりとて、涼子様の容態が心配です。
    外科的手術が必要になるか未だ不明ですが、むしろ精神面の方が危なげな感じがします。
    でも艦長の方は余り心配にならない不思議……(笑)
    銃で胸撃たれただけでしょ、というほど簡単でないにしろ、何か無事で済む様にしか感じられない……。何ででしょうね?

    その手当を任されたサム先生としては、偉いとばっちりを受けた様な感じですが、かつて愛し今も愛する男に思うところは有り過ぎる様で……(笑)
    焦り、嘆き、想い、そして怒り、悪態をつく様を見ていると、まず可愛らしく思えてしまいますね。心中穏やかでいられない感情変化が、緊迫した雰囲気を柔らかくしてくれたと言いますか……。
    何にしろ、また更にサム先生が好きになりました。

    作者からの返信

    ごきげんよう、海雀さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。

    うふふ、類友判定、美香先輩から頂戴いたしました!
    まあ、マヤちゃん、元々がコワイ系の素質満点でしたものね。自ら涼子に撃たれるために前に出た(?)艦長さんとはどっこいどっこいでしょう。
    ご都合主義は趣味ではないのですが、この章ではどうしてもそれをしなければならなくて。
    マヤちゃんの同行と艦長の捨て身の行動、ですね。
    これがないと後々涼子を元に戻せない、ハッピーエンドが遠くなるかしら、と思って。

    仰る通り、サマンサ先生がある意味一番の被害者かもしれません、彼女が叫んだ「なんで私がこんな目に?」、そのままの想いでしょう。
    ここからサマンサ先生、どんどん可愛い、素敵な女性を見せつけてくれる予定です。
    私も、登場人物中、ひょっとしたらサマンサが一番大好きかも。私個人としては、サマンサみたいな大人になりたい、そう思いながら書いていましたので、海雀さまの好きというお言葉、本当に嬉しいです。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • コメント失礼します。

    ハラハラの奪還戦でしたが、何とか成功でしたね。一安心していたのですが、二人の容態が心配です。かなり危ない状況ですよね……大丈夫なのでしょうか。
    続きもお邪魔します。

    作者からの返信

    ごきげんよう、花音さま。
    いつもたくさん、しかも丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを本当にありがとうございます。

    ようやく、涼子を犯人の魔の手から取り戻すことができました。
    できましたが、被害は甚大と言っても良いでしょう。
    小野寺さんはメタボ中年ですから、ちょっとくらい鉛玉がめりこんでも脂肪の層があるのであまり心配は無用なのでしょうが(酷い!)、問題は涼子ですね。
    仰る通り、事前のサマンサ先生の予測だと重篤な症状に陥っている可能性が高いですね。
    しかも、トラウマを抱える原因となった、過去の経験まで全て思い出してしまった様子、フィジカル面での心配に加えて、メンタル面での心配までしなければならなくなった模様です。
    けれど、ここまでで、読者の皆様には、過去どんな事件が涼子を襲ったのかは、未だ全貌が明らかになっていない状態です。
    18章は、その涼子が胸に秘め続けた真実が語られます。
    続く19章では、サマンサ達医療チームの奮闘が語られ、涼子を救えるか否かに決着がつきます。
    引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。


  • 編集済

    いいですね、アメスピ(現実逃避)。
    私も禁煙前はローテ一番手がアメスピでした。
    私の三大推しの一人であるコリンズと同じ銘柄だったとは
    嬉しいものがありますね。
    まぁ週に数本で数年、禁煙も全く苦労しなかった
    ライトスモーカーだったんですが。
    父も母が兄を妊娠したその日にポッキリやめたので、
    煙草に強い血筋(?)なのかも知れません。
    祖父は煙草と酒毒で死にましたが。

    サム先生、涼子さんも艦長ももちろん幸せになってほしいのですが、
    彼女もちゃんと報われてほしいものです。

    作者からの返信

    ごきげんよう、水棲虫。さま。
    いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    アメリカンスピリッツは、煙草の自動販売機に飾られているケースの絵が、インディアンさんじゃないですか、これコリンズさん(インディアンさんのクォーターですから)に似合うかも、と思って、会社の喫煙されている先輩にお聞きして決めました。
    それにしても水棲虫。さま、さすが強い!
    そんなにすっと禁煙できるなんて、皆さん禁煙に苦しんでいらっしゃるというのに。よほど鋼のメンタルをお持ちなんですね! 素敵!

    はい、ご心配頂いているように、ここからがサマンサの、本当に苦しい戦いの始まりなのかもしれません。
    涼子の発症と救出で終わった17章、続く18章は、隠された涼子の、本当の真実、そして19章以降はサマンサ先生が主役を食う勢いで活躍してくれる予定です。
    サマンサ、私がこの物語の登場人物中、実は一番好きなキャラクター。
    私が、この先、どんな経験を積もうとも、どんな人生を歩もうとも。
    きっと、手の届かないほどに、恰好良くて可愛い、大人の女性。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。

  • サマンサの七変化ばりな感情変化が可愛らしいです。ここからはワイズマン博士としての顔でエントリーですから、今のうちに艦長へ悪態をついておくのは正解ですね☆

    作者からの返信

    ごきげんよう、愛宕さま。
    いつもたくさ、丁寧に深くまでお読み下さり、暖かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
    そうなんでう、このサマンサ先生の、どうやっても最後までおんなを捨て切れない、心根の可愛らしさ、これこそが彼女の魅力であり、美しさの根源なんだ、そう思いながらいつも彼女を描写してきました。
    ご指摘の通り、ここからはドクターとして涼子と対さなければならない彼女ですが(19章)、どうしてもかわいいおんなを隠せない(19章後半から20章)彼女が、実は私、愛おしくてたまらないです。
    どうぞ引き続き、彼女の可愛らしさを、愛宕さまにも見届けていただければ、こんなに嬉しいことはありません。

  • マヤ姫が少し小野寺さんを認めた(のですよね?)ようですね。
    絶対来ないと思っていた奇跡の瞬間。

    ここは本編の感想より、構成の感想を。
    おださんのキャラクターに対する愛情がとてもよく分かりました。
    小野寺/マヤ/サム もそうですが、やはり涼子さん。

    今までこれでもかと彼女の魅力を書き連ね、さらにこの章で一歩踏み込み汚い描写を書いてあげた。より輝かせるために。

    本心から素敵だな、と思いました。

    作者からの返信

    ごきげんよう、悠木さま。
    いつもたくさん、丁寧に、深くまでじっくりとお読み下さり、その上温かくお優しい応援やコメントを本当にありがとうございます。

    はい、ご指摘の通りでマヤは一連の小野寺の行動や発言で、何故涼子がこの男に、という疑念を払拭することとなりました。彼の背中に、マヤは自分ではその場所に至れない、そして今日までに積み重ねた時間が比べられないのだと悟ったようですね。

    物語の構成をお褒め頂いたことなんてなかったので、本当に嬉しいです。感激です。
    涼子という人間が、本当に愛しくて、あれも書きたい、こうも表現してあげたい、だけどこんな涼子もいるんだ、だけど彼女の魅力は、そんな全てをひっくるめての魅力なんだよ、と書いてきたつもりです(この後の18章は、本当に書くべきか、書いたとしてここまで表現するべきか、本当に、真剣に悩みました。読者の皆様に不快な思いをさせないだろうか、とも)。
    拙い表現力で、ただただ文章がくどくなっただけ、とも言えるのですが、私の涼子への想いをただ愚直に書いていった、そんな芸のなさを誉めて頂けるなんて思ってもみませんでしたので、悠木さまのコメントを拝読して、もう、涙が溢れて仕方ありませんでした。
    本当に煌めくような温かなお言葉、ありがとうございます。

    引き続きお楽しみいただけますなら、こんなに嬉しいことはありません。

  • 過去も辛いし、今も辛い。
    そこまで追いつめた犯人が憎らしいほど。
    壊れっぷりが恐ろしいのに、悲しくて。
    そこにちゃんと行ける小野寺さんがすごい。ちゃんと止められて、命あって良かったけれども。
    涼子さんの容態と今後が心配。

    作者からの返信

    ごきげんよう、lachs ヤケザケさま。
    いつもたくさん、丁寧に、しかも登場人物達にこんなにも優しく寄り添うようにお読み下さり、温かな応援やコメントまで、本当にありがとうございます。

    とうとう、涼子が壊れてしまいました。
    けれど最後の一瞬、本当の彼女が戻ってくることが出来たのは、lachs ヤケザケさまの仰る通り、小野寺の捨て身でした。
    これまであんまり役に立たないオヤジでしたが、最後に漸く涼子を救う事が出来たようです。
    犯人は身勝手で憎いですが、彼もある意味戦争被害者だったのでしょうね。

    ご心配頂いています通り、涼子は意識を失ったままです。
    ここからサマンサの腕が試されますね。
    それと、たいへん言い難いことですが、涼子の過去はまだ全て明かされていないんです。ひょっとしたら、読まれてご不快になるような表現もあるかもしれません。
    もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただきますよう、お願いいたします。

  • いやぁこの章はなかなかきつかったです。涼子ちゃん、、、
    が、そこを正面突破で逃げずに書かれたのだと思います。すごい。

    作者からの返信

    ごきげんよう、嶌田さま。
    いつもたくさん、しかも丁寧にお読みくださり、応援や温かなコメントまで、本当にありがとうございます。

    そうですよね、私も書いている最中はかなり迷いました。
    もっとさらりと流した方が良いんじゃないか、ふわっと思わせる程度で済ますべきじゃないか、と。
    でも、どうしても涼子が全てを思い出し、壊れて、最後の刹那で自分を取り戻した中絶望に包まれてしまう、そこに最愛の人がいた、その心の動きをきちんと書かないと、これじゃ長くてくどい、読み難いだけの物語じゃないか、と思って書くことにしました(辛くて恥ずかしかったです)。
    そこをきちんと判って下さった嶌田さま、ほんとうにありがとうございます。

    実は、18章はもっときつい物語となります(涼子は17章で全部思い出したけど、読者様には全貌が判ってませんので)。
    もしもそれでも良ければ、引き続きお読みくださいますと嬉しい限りです。


  • 編集済

    おださん、おはようございます。

    とりあえずここまで来ました。なるほど、二重人格のあたりで、もしかしてとあたりをつけていましたが、違っていて欲しいという気持ちもあり、なんとも苦いですね。

    このような事は実際にあるし、向き合うべき問題なのに、どうしても目を背けたくなる。題材に取り込むときに躊躇してしまう。

    僕もなるべく避けたり、サラッと書いたり、ホワッと匂わせたりして逃げてしまいますが、きちんと向き合って書かれているのは正直すごいと思います。

    涼子がどのように乗り越えていくのか、また続きも読ませて頂きますね(●´ω`●)

    作者からの返信

    ごきげんよう、黒井様。
    本当に、ありがとうございます。
    長くて読み辛いでしょうに、日々お読み頂き、応援まで頂いて、本当に頭の下がる思いです。
    しかも、本当に丁寧に読み込んで下さって、感激しています。

    ご指摘の通り、酷い物語です。
    私も書き辛くて、書きたくなくて、それ以前にこんな物語を思いついてしまった自分に腹が立って、何度プロットを見直そうかと思ったでしょうか。
    けれど、涼子の人格や振る舞い、関連する事件が自然に、リアルに起こり得る物語にするためには、このまま書くしかないという思いが、恥ずかしさを乗り越えました。
    読者の方は苦々しい、胸糞の悪い物語、と思われても仕方がないのですが(そしてそんな物語を読ませてしまって申し訳ないのですが)、それをこんな温かいお言葉でご理解下さったコメントを読んで、涙が出るほど嬉しく思いました。
    本当にありがとうございました。

    このあとも苦い物語も続きますが、もしもよろしければ、引き続きお読み頂けると、これに勝る喜びはありません。