応援コメント

第112話 17-2.」への応援コメント

  • 銃があるとすぐに人が死んでしまいますよね。
    もし今回のフォックス派が全員ナイフを武器にしていたら、羽交い絞めされて武器を取り上げられるだけで、殺されずに終わったでしょう。

    日本だと連続通り魔事件、アメリカだと銃乱射事件――日本の場合は生きて捕まるからその後動機の供述がニュースで報じられたりする。
    でもアメリカのほうはその場で射殺されて終わるから、なんでそんな凶行に及んだんだろう? と思いつつニュースを見ます・・・。

    ま、日本の方もそのうち死刑となるでしょうが、裁判で死刑判決が出て死ぬのと、涼子みたいに被害者の目の前で殺されるのでは、ずいぶん違いますね。
    犯人側も獄中で己に向き合う時間が取れそうですし。

    作者からの返信

    ごきげんよう、綾森さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。

    本当に仰る通りで、銃という「道具」、それを扱う人間の奥に潜む恐ろしさを感じてしまいますね。
    アメリカでは銃規制に関して昔から議論が行われていますが、未だに銃規制が進まない理由が「アメリカ開拓史」に裏打ちされた「引き金の軽さ=命の軽さ」にあるとも言われていますね。
    この物語の世界では、戦争中ということもあり、また対UNテロが活発ということもあって、やはり引き金は軽いようです。
    涼子達、実際に敵と戦いながら「引き金を引く」ことを日常の仕事としている人々には、かえって銃の持っている恐ろしさが一般の人々よりも深く認識されているのかもしれません。
    特に涼子は人の命が奪われるという事実への恐怖感が大きいようです。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • ごきげんよう!
    そりゃあ艦長もアラフォーと言われる歳まで生きているんですもの、それなりの経験はあって当然。軍籍なら、むしろ結婚していて当然、子供もいて当然くらいの年齢ですよね。それでも涼子様とのおデートには、初心な少年の様に心躍らせているのは、ちょっと可愛い。
    スキップまでしちゃって、まぁ……!(笑)

    そして、マヤさんの涙ながらの謝罪もまた……。
    何故だか彼女は、涼子様と会うと必ず泣いてしまっている気がしますね。
    今回の様に謝罪の涙ばかりでもないですけど、泣き女の印象持たれたりしてないかな、とふと思ってしまいました。

    いずれにしても、今回の事で危機意識は完全に消えて、楽しみなイベントのみに思いを馳せる様な、心構えになってしまいましたね。
    ただでさえ自分に対する危機意識が薄いのに、下手な呼び水になってしまいそうで怖いです。
    艦長が向かって来ているので、そこで間一髪みたいな流れになるのかどうか……!?

    作者からの返信

    ごきげんよう、海雀さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。

    うふふ、艦長、不惑のアラフォーにしては本当に子供みたいですよね。背景には涼子に迫る危機と、涼子の抱える爆弾を改めて心に刻み付けられて、余計に感傷的になっている、ということもあるでしょうが(ちなみにスキップしたのは艦長さんの副官のお嬢さんです、自分の直属上官が今夜デートだと当たりをつけて、それに付け込み自分は休暇を取ったんですものね)。
    あはは、泣き女!
    マヤも自分がコリンズさんに直接事情聴取されたこともあっていっそう不安を募らせたこともあるでしょうが、確かに涼子の前では泣いてばかりですよね。まあ、4年ぶりの再会ですから心はあっちへフラフラこっちへフラフラとしているからえもあるでしょう。
    ただ涼子はそんなマヤの心配ぶりに感激はしているものの、泣き女とまでは思ってはいないでしょうが、若い娘さんからこれだけ慕われて、少しばかりヒいているかもしれませんね、何せ涼子とてアラサーのキャリアウーマンですから(自分が泣いてばかりなのを高い高い棚に上げて)。
    ご想像の通り、ここからは艦長、涼子、マヤ、そしてマズアやコリンズ達と言った各勢力がタイムリミットを前にして擦れ違い、勘違いが重なり、のようなハリウッドのサスペンス映画みたいな緊迫感を表すことができたらいいな、と思って書いていたのですが、さて、そんな風になっているのかどうか。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • ご機嫌よう、お邪魔致します。

    確かマヤ様が涼子さんの本性(?)を初めて見たのもトイレ。
    変な言い方ですが、トイレで印象深いシーンのある二人ですね。
    個室があるというのが、水があるというのが
    人の心の深いところを抉り出すのでしょうか?(適当)

    作者からの返信

    ごきげんよう、水棲虫。さま。
    いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援とコメント、本当にありがとうございます。

    ううん、さすが水棲虫。さま、そこまで読み込んでくださるとは、感激です。
    ペンネームに水を取り入れていらっしゃるだけあって、深いですね。

    いえあのその。
    実際、書いていてマヤと涼子の絡みって殆どトイレだよな、なんて悩んだこともあるのです(ほんとですよ?)。
    ただ、小なりとは言えども一国の次期元首であるマヤちゃんと、部内では偉いかもしれないけれど、公的には一介の国際公務員でしかない涼子ちゃんを、対等に交流させるのに適当な場所って、考えると人目が憚られるお手洗いくらいしかないのかな、って。
    それで、ふたりはクサイい仲、と(うまくない!)。
    今回もトイレで、水に流すような会話……。
    いえ、もう止しましょう。
    マヤちゃん、相当心を痛めているようです。辛いだろうなとは思います。
    涼子はというと、やっぱりメンタルは限界ギリギリで、彼女は今や、遅れて到着する予定の艦長さんの存在だけが心の頼りという際どい状態です。
    ヒギンズの魔の手を、コリンズさんたちが防げるのか、でも宮殿内だと英国側にばれてしまう、そんな周囲もギリギリの状況です。

    引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • 小野寺さーん、スピード違反で捕まらないでねぇ☆
    (遅刻の大義名分はミクニーだけにしておかないと)

    さて、マヤ姫の闖入で涼子ちゃんの心境がどう変化するか。そして、トイレから新谷校長のところまで無事に戻れるのか。この辺りがターニングポイントのようにも思えてきました。(勝手に推測するのも楽しいものです)

    作者からの返信

    ごきげんよう、愛宕さま。
    いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。

    うふふ、小野寺さん、スピード違反で免停……、とはならないんですよね。
    UNDASNの軍人さんは外交官に準ずるということで、外交官特権で不逮捕というご身分、警察も面倒がって触らぬ神に祟りなし、なのです。
    でも違反切符は切られなくても、白バイに止められただけでもスキャンダルにはなるのでしょうけれど。

    拙作のような、穴だらけのガバガバな物語で、こんなに想像や推測をしていただけるなんて、本当に私もこの物語も幸せものです。嬉しくって泣いてしまいそうになります。
    マヤ姫からのダッフルコートの男の件で、涼子はもう、完全にフォックス派に関しては終了と思い込んでしまいました。
    加えて小野寺さんとの再会も間近、ということで、彼女はもう、気が緩みっぱなしなことでしょう。
    仰る通り、この宮殿内で余計なことが起きなければ、ヒギンズも手が出せない、筈。

    引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに幸せなことはありません。


  • 編集済

    もうホント、マヤ姫は何をやっているのでしょうか。この期に及んでラストダンスって。先にしっかり反省してください(笑) しかもダッフルコートの男の話題を出したことで、涼子さんに危険はほぼなくなったと重ねて印象付けてしまっていますね。このタイミングで危機意識が薄れる怖さときたら。

    作者からの返信

    ごきげんよう、悠木さま。
    いつもたくさん、丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、登場人物達に寄り添うような温かなお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。

    あらあら、マヤ派の筈の悠木さまがまたオコですよ、お姫様?
    でも本当に仰る通り、唯でさえ薄い涼子の危機意識(涼子自身への、ですね)が更に薄まっちゃいました。
    マヤ自身は涼子に迫るストーカーの件は知らないので、仕方ないと言えば仕方ないですが。
    でも、きっとマヤはしっかりと反省した(つもり)上で、泣いてしまった涼子を励ますためにラストダンスの話題を持ち出したんです(おそらく、きっと、たぶん)。

    さあ、どうかストーカーよりも先に涼子の安全が確保されますように。
    引き続きお楽しみいただけますなら、幸せです。