応援コメント

第110話 16-10.」への応援コメント

  •  おだ様ごきげんよう。
     事件の内容は国によっては犯人の射殺はやむ無しとなりそうですが、それでも目の当たりにした時のショックという物はありますよね。
     悪人だったとしても生命を奪うまでの事があったのだろうか、と言うのはついつい思ってしまう事だろうな、と思います。逆に言えば、悪人だったから仕方ないと割り切ってしまえたら、それはそれで恐ろしい気も致しますし……

     ゆっくりですが、こちらも最後まで読み進めたい所存です。

    作者からの返信

    ごきげんよう、斑猫さま。
    いつも丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    そうですね、国によって、銃のトリガーの軽さ、ひいては命の軽重に違いがあるのは悲しいですが事実ですよね。
    特に今回のような一般人が多数いる中での要人襲撃みたいなテロ行為では、犯人の生命の保全にまでなかなか気が回らない状況なのかも、とも思います。
    涼子の場合は、現在戦争中の軍隊の士官でもあり、地球へ戻るまでは異星人とはいえども命のやり取りを日々続けていた、それが日常となっている職業軍人ですから、いっそう命の重さを現実的に感じてしまうのかもしれません。もちろん、彼女自身の性格もあるでしょうが。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • 「マーラー最高」とは涼子様、ハイセンスでいらっしゃる。
    私などマーラーもワーグナーも「重い・・・!」とか思ってしまう。
    コレッリやヴィヴァルディ、まあせいぜいロッシーニくらいまでの軽い音楽を聴いて来た私には恐れ多い話でございます(;^ω^)

    内部犯行となるとそうそう通信も安易に使えないのですね。
    スパイ映画みたいな暗号かっこいい、と思っていたけれど、本当にあれが必要。

    こんなときにダッフルコートの男が出てくるなんて!
    いや、「こんなとき」と言うなら、フォックス派が暗躍する真っ最中に個人的なストーカーをしているスタックヒル補佐官の方がよっぽど重罪ですね。

    でもなあ・・・戦闘の後遺症によるPTSDが原因となると同情もしますが。
    傷痍軍人の恩給でも与えて余生を遅らせた方がマシだったのか、せめても内部犯行で娑婆の一般人に危害を加えなかっただけよかったのか。。。

    UNDASN軍人が猟奇的性犯罪なんかで捕まったら、それこそUNDASNの立場を地に落としますからね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、綾森さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。

    ここでヒギンズがUNDASNの現役士官でそのインフラを知り尽くしている強みが出てしまっています。対して追跡側は英国に知られるな、加えて人手不足と言うハンデ。そしてまだフォックス派の残党が残っていてそれにも手を取られると言う三重苦状態です。
    ご指摘の通り、英国だけでなく、全てを内密にしないと、せっかく暗殺の危険を犯してまで世界にUNDASNの勇姿をアピールしてきたこのロンドンウィークが無駄になってしまいます。

    私もマーラーは交響曲五番と巨人、千人くらいで、ワーグナーだとマイスタージンガー第一幕への前奏曲が大好きで、後はちよっと大袈裟すぎと言うか重くて。でもロッシーニのウィリアムテル序曲はあのオーケストレーションが大好きです。冒頭のフルートとオーボエの仲良しデュエットは美しいと思います。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • ごきげんよう!
    こんな場所や警備状況で、拉致が可能だと思ってるなんて不自然だ、と思っていたら、なるほどフォックス派シンパでしたか。
    肩透かしの様な気もしましたが、これで懸念材料が片付いた訳で、残りに集中できると思えば悪くない状況ですね。

    しかしヒギンズは官舎に残っているとも思えず、飛び交ぶ通信情報というのも、何か適当に垂れ流している、いわばダミー的なものだろうなと思います。
    本人はきっと既に逃亡しているか、目的の為に動いているかだという気がします。
    今度はこれを追って逃げられ追い詰めて、という展開になるのかな、と予想……。
    今までの経験もあって手口も良く理解しているだろうから、これを逆手に取ってきそうな厄介さもある……!
    何としてでも捕まえたい、捕まって欲しいと思いますが……果たして!?

    作者からの返信

    ごきげんよう、海雀さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。

    はい、これにてフォックス派による暗殺計画は完全に決着と相成りました。仰る通り、後は涼子ストーカー犯、つまりはヒギンズの確保が残るのみです。
    ご想像いただいている通り、今現在衛星が捉えているヒギンズの現在位置は官舎の中、つまり限りなくハズレに近いことは想像に難くありません。それでも裏を掻かれることを恐れて確認へと部下を走らせましたが、なにせ相手がUNDASNの内情を、そして捜査陣の陣容まで知り尽くしているものですから、慎重には慎重を期して、じれったいでしょうね。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • 喫緊の問題はまだですが、取り敢えずフォックスシンパが
    片付いたのは安心材料ですね。集中出来る。

    それより(それよりってこたぁない)最後の

    私の仕事は、出番がないほうがいいんだけどね。
    ああ。
    貴方も、か。

    ここにハートを射抜かれました。
    理由は自分でも言語化出来ないんですが。

    作者からの返信

    ごきげんよう、水棲虫。さま。
    いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    仰る通り、最後の不確定要素だったフォックス派の残敵1名がこれで対処完了となりました(マヤちゃん情報さまさま、ですね)。これでロンドン現地部隊は、全勢力を涼子事件の防止に割くことが出来ます。
    ただ、ヒギンズは官舎にいるのか? いないのならば、今どこで、涼子を狙っているのか? 英国側に悟られぬように確保することは可能なのか?

    最後のセリフ、水棲虫。さまのハートキャッチ・プリキュアでしたか? 良かった、嬉しいです。
    投稿直前に付け足したのです。
    なんだか、サマンサの犯人特定に至ったと知ったときの、ホプキンスさんへエンパワーメント出来るという、慣れぬ仕事からの解放感と、これまでのストレスや疲れ、そして涼子がこのまま無事に保護されるのかという一抹の不安感を表したくて。
    そこを拾って頂けたのが、本当に感激です。

    さて、17章では涼子を巡るヒギンズvsUNDASNの戦いとなります。
    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。

  • 怒涛の展開ですよね。
    ライブは素敵って、マーラーを聞いていたのに、その後は狙撃されるとか。
    そして、助けてくれたのは、警務部の男性SP、もしや、艦長?って思ったけど、違いますよね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、雨さま。
    いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。

    はい、涼子たちを助けてくれたのは、張り付いていた警務部の男女のSPさんたちですね、さすがはプロです。
    艦長さんは、遠い宇宙の戦況監視で、サザンプトンの空母に缶詰になってます。
    本当ならさっそうと恋人がヒーローよろしく駆け付けて救い出す、なんて格好良いのですが、皆さん中間管理職ですし、組織というのは役割分担がしっかり決まっているもの(特に軍隊ですし)、主人公ばかりが都合よく大活躍するのはエンターテインメント作品の中だけですものね(私、常々映画やドラマ見て思っていたのです、お前、プロを押しのけてどこまで出しゃばってくるんだよ、自分の仕事はどうしたんだ! って)。
    マーラー、好き嫌いは分かれると思うのですが、彼の大編成オケでの交響曲は生で聞くと、もう、圧倒されちゃいます。終わった後、魂を抜かれたみたいに呆然となっちゃうこともしばしば。
    この演奏会は、私が行きたい演奏会へ、涼子に代わりに行ってもらったのです。

    物語はいよいよ大詰めですね。
    引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • おだ しのぶさま
    気になっていたコック二ィ男がフォックス派シンパで、それもなんとか回避。あとは涼子さまを狙う敵ひとり。相手にも、全てを投げ捨ててでも、という歪んだ覚悟があるようにも思えます。美香先輩もスタンバイですね。みんなが動いてくれています。どうなる、どうなる……!

    作者からの返信

    ごきげんよう、菱池さま。
    いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。

    とうとうストーカーが割れました。
    サマンサの予想通り、内部犯行、しかも本当に身近な人間、駐英武官補佐官ヒギンズ。
    犯人は割れたものの、その所在は不明、しかも英国側にこの事実(内部犯行であることはもちろん、涼子が狙われていること自体)が知られるわけにはいかない、追い詰めるにも困難な状況が待ち構えています。
    仰って下さったとおり、犯人が明確になったことで、周囲のみんなが動いてくれています。
    後は、時間との戦いですね。
    次章17章は、そんな犯人とのタイムトライアルです。
    引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • どこかの報告がスタックヒルの操作で捏造されているようにも感じてしまいます。実戦、情報共に経験豊富で洗練されたエージェントが相手だと、なかなか気が抜けませんね。

    「石動が重い」
    「もっと食えとステーキを押し付けられたせいですわ!」

    新谷校長の悪態が可愛い☆

    作者からの返信

    ごきげんよう、愛宕さま。
    いつもたくさん、丁寧に深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。

    うふふ、確実にステーキ2枚分は体重、増えちゃってますからね。涼子は文句も言い返せないでしょう、お気の毒さまです。
    新谷さんは、良くも悪くも、本当に軍人らしい軍人さんで、涼子だけでなく誰にだってこんな感じで接する、まさに「猛将」タイプです。
    現在の統幕本部長であるマクラガンさんのジェントルマンな感じとは正反対なんですけれど、実はこのお二人は結構互いにウマの合う、奥様も含めて互いの自宅を相互に行き交って食事会をするほどの仲良しさん、と言う裏設定。
    涼子もかえって、生徒時代と変わらず遠慮なしに叱ってくれる彼の存在は精神的にも嬉しい存在なのでしょうね。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • ダッフルコートの男が射殺され、フォックス派の襲撃はこれで念頭に置かなくてもよい状況。あとは奴だけですが、自宅にはまさかいないだろうし、どこで何をしているのやら。デートを楽しみにしている涼子さんですが、犯行のタイミングを考えると、そもデートできるかどうかも怪しくなってきましたね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、悠木さま。
    いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。

    ダッフルコートが射殺されたことで、ターゲットはストーカー一本に絞ることが出来ましたが、なにせ相手は内部の人間、こちらの通信や捜査の手口を熟知していますので、余計に厄介ですね。
    デートなんてロンドンでしなくてもいいじゃない! と言いたくなる状況ですが、でも涼子のボロボロのメンタルは、今や今夜のデートで維持出来ているようなもの。
    とにかく速く、ストーカーを確保しないと、という状況です。自宅にはいないのでしょうか?

    引き続きお楽しみいただけますなら、こんなに嬉しいことはありません。

  • 緊迫した空気がただよっていて、四人のところではおっ!と思いました。
    でもスタックヒルの居場所はわからず。
    まだ油断ならないですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、lachs ヤケザケさま。
    いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、その上応援や温かな素敵なコメントまで、本当にありがとうございます。

    エンターテインメント系の小説や映画みたいな、犯人を追い詰めて徐々に盛り上がってゆく緊迫感が出せれば良いな、と思いつつ書いていたのですが、少しでも伝えることができたようで、本当に嬉しいです。
    スタックヒル、未だ確保できず、で安心できませんね。
    涼子と接触する前になんとか確保できれば良いのですが。

    もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただきますよう、よろしくお願いいたします。