応援コメント

第69話 12-2.」への応援コメント

  • 交代人格が現れる時と現れない時があるのは何だろうと思っていましたが、他の人を守ろうとすると主人格の意識が強く出て 人格交代が起こらないということのようですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、綾森さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    はい、お気付きの通り、交代さん
    が出るパターンと出ないパターンの違いは、周囲の親しい人が危険な状況にあるかないか、だったようです。
    主人格の恐怖心を使命感と怒りが乗り越える、みたいな感じかもしれません。
    涼子らしいといえば言えるのかも知れませんね。

    引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに幸せなことはありません。

  • ごきげんよう、状況の確認回ですね!
    物語を追っていて流れは理解しているものの、こうして箇条書きにして貰えるとシンプルに分かり易くて良いですね。
    サスペンス調の強い作品ですから、こうして逐一状況説明してくれるのは助かります。
    そして艦長が、いかにどうすれば最善の行動と、最良の結果を涼子様へと与えられるか、を苦悩している様が垣間見えて……!

    本来なら親しい人間であろうと、信頼関係が築けている相手だろうと、公開したくない情報を見せる訳ですから、やっぱり相応の苦労は当然と思いますが……。
    この結果、あるいは艦長すら知らない、涼子様の傷跡を開く事になるのかもしれませんが、どうか乗り切って頂きたいっ!

    こんなに頼りになる皆がいるんですから、乗り越えられない筈がない!

    作者からの返信

    ごきげんよう、海雀さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    はあ、ありがとうございます。
    ミステリーものではないし、あまり伏線ばかりでも素人の書く物語ですから、ここでちゃんと整理した方が良いだろうと思いまして。
    涼子の暗い過去、恋人である艦長には辛い行為でしょうが、まずはここから認識を共有しておかないと、と言う決断でした。
    確かに頼りになるメンツではあるのですが、問題は彼等が全員、涼子を心から案じていると同時に、軍人であり、果たすべき任務を抱えている、ということです。
    これが事態をどう動かすのか。
    次回は、艦長が涼子の異常性に気付いた回想となります。

    引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに幸せなことはありません。

  • ご機嫌よう、お邪魔致します。

    改めてのおさらい回でありながら、
    それに対する艦長の内面がよく見える回でしたね。

    そしておじさま方がこの過去に付いてどう感じ、
    どう涼子さんを守るべく考えていくのか、
    これはこれで、いや、アクションよりこういう所こそ
    よっぽど目が離せないのが本作の魅力ですよね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、水棲虫。さま。
    いつも丁寧に、じっくり深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。

    そうですね、実は、この時点でのUNDASNメンバーは、艦長さんとサマンサ先生以外は、コミュニケーション不全で男性恐怖症を克服した後の「明るく美しいエリート涼子」の面しか知らないのですね。
    それも涼子への対策が後回しになってしまった(現象を重く見ることが難しかった)ひとつの要因でもあったわけです。
    そこで艦長さんは、愛する女性の暗部を、思い切って皆に知ってもらうことで、一気に対策を進めようと図った、腹を括った、ということなのでしょう。
    作者としては、ここまで長い間引っ張ってきた、しかもややこしいストーリー(私の筆力不足で読者様も混乱しちゃっているだろうな、との思い)をもう一度、説明口調ではなくどこかで提示しておきたい、との思惑もあります。
    皆が知らない涼子が抱えているであろう傷痕、それを知ったうえでこのおじさま方が己の立場や思惑を踏まえて、組織人として、高級管理職として、どう考え、どう動くのか、がこの12章の主題となります。
    アクションが苦手(私も苦手だし、描写も苦手です)なこともありますが、登場人物の心の動き、リアルな言動と感情を心がけて書いてまいりましたが、水棲虫。さまに、過分なお褒めの言葉を頂戴して、もう光栄で、泣いてしまいそうです。
    本当にありがとうございます。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • 順序立てて事実のみを並べているところに小野寺さんの覚悟を見ました。(同時に性格も)確かに涼子さんは男性が苦手。それはもうずっと前から読者には分かっていたこと。でも、あえてそれをここで再確認させるということは、更に先の何かがある、と。気が抜けません。

    作者からの返信

    ごきげんよう、悠木さま。
    いつもたくさん、丁寧に、深くまでじっくりとお読み下さり、温かい応援やコメントを、本当にありがとうございます。いつも励みに、心の支えにさせて頂いております。

    はい、悠木さまのご指摘通り、小野寺さんは腹を括りました。それほど涼子が抜き差しならない危険な状況だと判断したからでしょう(まあ、作戦や戦闘行動を司る幕僚としてのスキル、とも言えるのですが)。
    小野寺やサム以外は、卒業配置でUNDASNを仲間だと認識した以降の涼子しか知りません(つまり、陽キャな涼子としか付き合っていない)ので、いきなり男性恐怖症だ、コミュニケーションに難がある、という話を聞かされてもピンとこないと思ったのでしょう(実際、高い対人コミュニケーションスキルが要求される外交部門のエースですから)。
    ここから周囲の人々は涼子の過去を聞かされ、今後の涼子の扱いをどうするか、決断を迫られることになります。

    引き続きお楽しみ頂けるようでしたら、こんなに幸せなことはありません。