応援コメント

第61話 10-7.」への応援コメント

  • トイレにこっそり封筒を忍び込ませたり、マスコミに紛れてポケットに入れたり、「お前をつけているぞ すぐそばにいるぞ」という意志を示す、嫌な追い詰め方ですね。
    フォックス派より、しんしんと胸に迫る恐ろしさを感じます。
    思想犯の組織的犯行ではなく 明らかに 個人的な感情に基づくものだからでしょうね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、綾森さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントまで本当にありがとうございます。

    そうですね、ご指摘の通り、テロ犯人達の手口とは違う、精神面を追い詰めてターゲットを弱らせる、そんな陰湿な狙いが感じられる、手口なんですよね。これがますます涼子のメンタルを痛めつけていきます。犯人は徐々
    に弱っていく涼子の姿を何処からながめてほくそ笑んでいるのかもしれません。きっと変態さんに違いない!
    涼子もそれには薄々気付き始めている様子ですが、暗殺の方がカタがつくまでは不安を口にも出さないのかもしれません。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。

  • ごきげんよう!
    悪意を持った何者かに、手の届く範囲まで接近されていた、というのは、実に恐ろしい事なのでは……! 脅迫文ではなく、ナイフを一刺しする事も出来たでしょうに、単純に傷をつける事が目的ではないのでしょうか。あるいは、もっと犯行が露見しない場所を選んでいるだけなのか……。
    フォックス派をカモフラージュに使っている事といい、相当頭の切れる相手なのだと分かるのが厄介ですね。そのフォックス派だって、あと二回程度襲撃を予期してないといけないというのに……!

    ロンドン・ウィークを完遂させる事が目的とはいえ、その前に涼子様の精神が持つのでしょうか。このままでは、それより前にズタボロになってしまいそうな……。
    是非とも乗り切っていただきたい……!

    作者からの返信

    ごきげんよう、海雀さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを本当にありがとうございます。

    はい、仰る通りで、宮殿内にまで入り込まれたらもう、UNDASNとしては直接攻撃を防ぐしか手がない状態です。
    本来UNDASNメンバーが出向く場所は悉く英国側がチェックすべき警備区域の筈なんですが、そこを易々と突破されてしまっていますから、もうなす術がないのです。涼子の言っていた英国政府内に台風、と言う意味はここにあります。
    ただ、ご指摘の通り、ナイフで一刺し可能な状況で何故予告状だけだったのか? それを考えた時、どうしても暗殺グループではなく、涼子拉致計画の可能性に行き当たる、となれば宮殿内に入り込めるUNDASN内部の犯行かも? となってしまいます。フォックス派をカモフラージュしていることからも、その可能性大と判断せざるを得ないでしょうね。

    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • ご機嫌よう、お邪魔致します。

    涼子さん自身も状況を把握しつつあることで、
    貴方がターゲットだと言えない側と
    私がターゲットかもと言えない側の
    焦れるような展開になって来ましたね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、水棲虫。さま。
    いつも丁寧に、じっくり深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。

    そろそろ、ストーカーの方は涼子のメンタルを直接的にガリガリ削る攻撃にシフトしてきました。
    内部犯行だとすれば、フォックス派テロの波状攻撃で疲れ切っている状態を狙って、しかも自分に最大限の注意が向かないようにテロ攻撃をカムフラージュしているという周到さです。
    仰る通り、涼子もひょっとして、という思いが大きくなり始めて、弱った姿を晒し始めていますし、周囲の仲間達も、だからもう逃げてくださいとも言えない、味方同士での千日手に陥りかけているというジレンマです。
    まずはこの日、残り数時間を、最低2回あると思われる暗殺攻撃を乗り切ることが最重要ですが、今の涼子にそのプレッシャーに耐え売る生鮮力が残っているのか否か……。
    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。

  • おだ しのぶさま
    ステーキ食べれてよかった、と思った直後に二通目の脅迫状。
    涼子さまの記憶が輪郭を取り戻しつつありますね。
    マズアさんに無意識につないでしまったほどの動揺、苦しいのはその不安を打ち明けられないことでしょうか。みんなが心のなかで不安や心配で戦っていますね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、菱池さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを本当にありがとうございます。

    うふふ、ステーキ、きっと美味しかったでしょうね、なにせヒレですから! ヒレってどこ? って首を傾げるくらいに牛さんとはご無沙汰なのです(吉野家さんへは行ったことありますよ!)。
    2通目の脅迫状、今度は人混みの中でポケットに。
    立て続けの精神攻撃、しかも今度は犯人が手を伸ばせば触れ合うところにいたという事実は、涼子のメンタルをこれ以上ないくらいにうちのめしたと思います。
    現時点で彼女の精神を辛うじて正常の範囲に踏み留めているのは、統幕本部長暗殺阻止、そしてロンドン・ウィークの完遂、ただこれだけ。
    今日1日を乗り切れさえすれば、最悪あと2回の襲撃を跳ね除ければ、そんなギリギリ、綱渡りのような精神状態だと思います。
    それは周囲の仲間達も理解している、けれどそれを理由にして任務を放棄させることが出来ないジレンマ。
    コリンズさんがキレかけましたが、なんとか踏みとどまりました。
    宮殿内にまで潜り込んでいたテロリストですから、外務省内といえども油断禁なんですけれど、果たして。
    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • スパイの恋は、ボンドのような洒落た展開にはならないのが現実。憧れを抱きながらも、なるべくお洒落に寄せていこうとする気概が大事と思います。それも込みで、頑張ているなぁと感心します。これからは彼らの「本気」もヒートアップしそうだし、目が離せませんね☆

    作者からの返信

    ごきげんよう、愛宕さま。
    いつも丁寧に、深くまでじっくりとお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。

    仰る通り、創作物に登場するスパイさん達、ハードボイルドか冷酷か恰好良くてモテモテか、大抵こんな感じで描かれていますが、そんなスパイさんに登場して頂くのはちょっとどうかしら、と思っていたのです。
    職場恋愛を可能な限りリアルに描きたい、じゃあスパイさんは仕事に疲れた中間管理職っぽい疲れたおじさまにしよう、それで登場したのがコリンズさんなんですね。
    そこにお目を留めて頂けたのが本当に嬉しくって。
    恰好良いかどうかは別として、仕事に、人生に悩み、年下の綺麗な女性に救われたちょっと可愛いおじさまになっていたならば、安心なのですが。
    もちろん、涼子ちゃんの危険度がこの後挙がってまいりますけれで、コリンズおじさまが、頑張ってくれる筈です、きっと、たぶん、おそらく。
    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。


  • 編集済

    あれ……、おださん大変です!
    「その後、晩餐会は滞り無く終了」してしまいました! 超vipのチャールズ15世という格好のカモ……いえ、噛ませ……いえ、人物が(名前だけ)登場したのにっ!
    涼子さんがチャールズ15世に見初められて告白され、しかし小野寺さんを想ってバッサリ振り、笑顔で退場。その場で崩折れるvip~まで予想してたのに(笑)

    と、かしましい話はさておき。
    本格的にきな臭くなってきましたね!
    涼子さんを貶めようとする人物で最初に思い浮かぶのは伯父さん。文間から想像しただけですが、こいつはかなりヤバい変態だと私は思っています。涼子さんの特技(?)である記憶抹消及び記憶改ざんから推察するに、なんというかここでは書けないことを繰り返し涼子さんにしていたはず。彼のその後は分かりませんが、こじらせて彼女を憎んでいる可能性は否定できません。

    次に思い浮かぶのは伯父さんの家族。これはもう逆恨みでしょうけれど、線がないとは言い切れない。今は悪くない関係(だったかな?)みたいですが、それも涼子さんソースですから、良いように置き換えられている可能性も。

    次次点で小野寺さんにまだ未練があるかもしれないサム。でもこれは無理があるかも……。キャラ設定からして大人の考えをお持ちのようなので。もし仮に彼女だとすれば、UNDASN内の内通者は彼女と言うことになり、そうなると色々辻褄が合わない。

    そして最後はやはりUNDASNにいる内通者でしょうか。フォックス派を隠れ蓑に涼子さんを狙う変態X(仮名)。UNDASNの情報がいちいち抜かれているのもそうですが、この手の人は仮面をかぶっているのが定石ですからね。今もどこかで嫌な視線を涼子さんに……(これだとホラーになってしまうw)

    (などと勝手に予想してしまい申し訳ありませんm(_ _)m この物語がとても面白くて、つい……)

    作者からの返信

    ごきげんよう、悠木さま。
    いつもたくさん、丁寧に深くまでじっくりとお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
    いつも悠木さまのコメントを拝見するのが楽しくって。
    鋭いご指摘、興味深い考察、登場人物に寄り添ったお優しいお言葉、どれもが本当に私には眩しくて煌めいていて、こんなに幸せでいいのかしら? などと思いながら、感謝しています。

    そうですね、色々考察くださっていますが、この段階ではまだまだ絞り切れない状況です。
    軍務局では本部長暗殺を狙うフォックス派と涼子を狙うスオーカーを内部犯行と見做して追い掛けていますが、どちらも、一歩出遅れた感は否めません。テロの方はタイムトライアル、時間内に逃げ切れるかどうかですが、涼子の方は犯人確保まで辿り着けないと、リスクは永遠に続きますので。でも、涼子にとっては、仰る通りホラーのようなものですよね、この状況。

    悠木さまに、この物語がとても面白くて、と仰っていただけること自体、私のような者にとってはもう身に余る光栄なんです。もう、どんどん予想して、その上で楽しんでいただけるならば、こんなに嬉しいことはありません。
    引き続きお楽しみ頂けるならば、幸せです。