応援コメント

第50話 9-4.」への応援コメント

  • こんな内部まで悪い虫が入り込んでいるなんて 英国政府の警備体制に穴がありそうです。
    交代人格 大活躍でしたね!
    人格交代が起こるのは主人格を守るためなので 正しい 働きだったと思います。
    しかも すぐに主導権を主人格に戻して仕事中の混乱も引き起こしていないし、有能ですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、綾森さま。
    いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、ありがとうございます。

    そうなんです、英国の警備体制、こうなって見ると穴だらけでした。
    この暗殺計画の発覚が直前だった事もありますが、それでも不安になってしまいますよね。
    英国側を庇うとすれば、英国の最優先警備対象は新国王と王族。その次が来賓。
    また、事前に危険団体や危険分子は徹底的にマークし、しらみ潰しにしていますが、反UNのフォックス派はノーマークに近かった、と言う事もあるでしょうが。
    涼子の活躍でなんとか危機は脱しましたが、もしもこんな襲撃が続いたとしたら、彼女のメンタルが心配されますね。

    引き続きお楽しみいただけますなら、これほど嬉しいことはありません。

  • ごきげんよう、涼子様の暗い一面が表に出てきましたね。
    それも単なる一側面ではなく、もっと恐ろしい何かの様に思えます。艦長が懸念していたものがこれだとしたなら、涼子様もいつか暴走してしまうんじゃないかと気が気じゃありません。その時はメタボリック艦長が助けてくれますかね(笑)

    それにしても、ギリギリの攻防には手に汗握りました。
    やっぱり男女という性差からくる筋肉量や体重は、トレーニングだけで覆せるものじゃないですし、涼子様はそもそも得意分野でもないでしょうから尚の事。
    偶然に助けられた部分もあったみたいですが、傷も無くて良かった!

    波状攻撃の最大数があと四回、二人同時みたいな事もあるかもしれないので、本当に四回であるとは限らないものの、憂鬱になるには十分な数字ですよね。
    凌ぎ切るか、誰か助け来て欲しいっ!
    誰かー、男の人きてーー!(笑)

    作者からの返信

    ごきげんよう、海雀さま。
    いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読みくださり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    はい、ヒースローでもヤバげな顔をチラリと覗かせていましたが、ここでもちょっとレベルアップしたヤバさが。
    艦長さんの心配はこの涼子の症状が主な懸念の様子です。
    ご指摘の通り、涼子は運動神経はからっきし(なんで軍人になったの?)、でも周りにSPとかいるしそっちはあまり心配していないかも(内部犯行は気掛かりでしょう)。
    けれどテログループも、SPが周囲を固め難い、宮殿内とかを狙ってくる様子ですから、ちょっと当てが外れたかも知れませんね。

    引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに幸せなことはありません。

  • ご機嫌よう、お邪魔致します。

    ミスターハッティエンには、嫌に耳朶に染み付く
    響だったことでしょう。
    それはそれは冷たく突き刺さるような、
    しかし涼子さんの元来の甘い声故の纏わり付くような。
    世の中にはそんな恐ろしい音があるものです。

    作者からの返信

    ごきげんよう、水棲虫。さま。
    いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    本当にご指摘の通り、自分が良く知っていると思っている人物が全く予想だにしない、その人物像からは考えられないような言葉(それが良い言葉でも、酷い言葉でも)を口にした時、まるで自分が異世界にいるみたいにヒヤリと心が震えてしまうことがありますよね(私は、社会人になってから、よくありました)。
    ハッティエンおじさまは涼子の部署のボスであり、彼女の性格やスキル、人物像を勘案して、欧州室長代理のポストに配したおじさまでもあります。
    それだけに受けたショックは相当なものだと思います。
    どうやらフォックス派はヒースロー襲撃が失敗に終わり、これからは個別波状攻撃を仕掛けてくる模様です。
    涼子への違和感が、徐々に周囲の人々に昏い波紋として広がり、またその違和感自体もだんだんと大きくなっていくものと思われます。
    涼子の精神がどこまで持ち堪えられるのか、犯人確保とのチキンレース状態ですね。
    もしもよろしければ、引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • おだ しのぶさま

    SPもいないなかでの行動にひやひやしました。守衛さんの仕草で感づき、即座に銃を抜く涼子さま、その判断力がすごいです。きっとマヤさんがここにいたら、キラキラフィルターがかかって見えるのでしょうか。
    口に銃をつっこまれ歯が折れる、ぞくっとしました!でも犯人はそこよりも、涼子さまの言葉と声に恐怖した様子ですね。
    おそらく、前回の襲撃時のように表情も冷たく恐ろしいものだったのでしょう。

    今回の変貌は涼子さまの内側からの視点でしたが、スイッチを切り替えたような、自分のなかから何かが変わっていく感覚に私も不気味な浮遊感をおぼえました……。

    自分の体でありながら外側から自分の言動をみる感じ、ひょっとして涼子さまは……?

    あと4回。
    この言葉が胃にずしんときますね。
    涼子さまが頼もしいような、危なげで仕方ないような。
    どきどきします!

    作者からの返信

    ごきげんよう、菱池さま。
    いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを本当にありがとうございます。
    ああ、判って頂けて嬉しいです。
    そうなんで、今回の犯人は、涼子の言葉、表情などに恐怖を覚えたんです。
    それほど、彼女の変貌は劇的且つこの世のものと思えないような絶対零度の凍えるような恐怖を溢れ出させていたのでしょう。
    まさかウエストミンスター寺院内で襲撃があるとは予想もしておらず、また場所が場所、イベントがイベントだけにSPを派手に侍らせるわけにもいかず、犯人グループはそんな場面だからこそ襲撃場所に選んだのかもしれません。
    これで犯人グループは個別波状攻撃を選択したことが判明、そして安全な場所などこのロンドンにはないということも同時に解りました。
    涼子のメンタルがあと4回の襲撃に耐えられるのか、がポイントとなってきます。
    引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。

  • 内部まで脅威が及んでいるとなると、中々気が休まりませんね。
    それにしても涼子さんの勘の鋭さと身体能力には眼を見張るものがあります。
    そしてそれ以上に、窮地に浮上してくるどこか仄暗いような内面(もしくは別の人格?)が気になりますヽ(´エ`)ノ

    作者からの返信

    ごきげんよう、蒼翠さま。
    いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。

    テロリスト達は、結構周到に準備しつつ襲撃を決行した様子ですね。英国政府施設内にまでその手が伸びていることを考えると、プロのテロ・コーディネーターの存在も予想されます。ご指摘の通り、ますますUNDASN側は緊張を強いられる状況になりました。
    涼子は、運動音痴となっていますが「軍隊の中では」なのです。それでも不器用なんですが、勘の良さは生来のもののようで、彼女は航海マーク、いわゆる操艦が実は専門(第6章の実習時も航海分隊の配属でしたね)、その関係もあって周囲の些細な状態異常も見逃さない観察力は磨かれた、という裏設定です(でも、不器用で運動嫌い、おまけに非力なんです)。
    涼子が時折見せる別人のような暗い翳、どうやら何らかのトラウマを抱えている様子(しかも本人無自覚)で、このような危機的状況が訪れるたび顔を見せるようですね。
    テログループの波状攻撃が彼女のメンタルに徐々に影響し始めるのが9章、10章、11章となります。
    もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますなら、こんなに嬉しいことはありません。

  • 少しずつ読み手に明かされる涼子ちゃんの別の顔。小悪魔なのか悪魔なのか、一つ「小」がつくかつかないかで、そのイメージも大きく変わってきますね。しかしながら、仮に悪魔だとしても、自らの魂を捧げる者は多いでしょうね☆

    作者からの返信

    ごきげんよう、愛宕さま。
    いつも丁寧に、深くまでじっくりお読み下さり、暖かな応援やコメントを本当にありがとうございます。

    うふ、本当に「小」の字ひとつっで大きくイメージが変わりますね。普段の涼子は「人誑し」という意味では「小悪魔」なのでしょうが。それも本人無自覚、天然さんですものね。
    けれど、前夜のヒースローでの「悪魔」が再臨した様子。
    今はまだ気づいた人は多くはないようですが、この後、テロリストの襲撃がまたまた起こったとしたらどうなることやら、です。
    それでも涼子様とか言って身も心も捧げるひとは多そうですけれど(リザさんとかマヤちゃんとか?)。
    引き続きお楽しみいただけますなら、こんなに嬉しいことはありません。


  • 編集済

    まさか施設内にフォックス派が紛れ込んでいたとは。襲撃はしやすいけれど潜り込むのがかなり難しいはずなのに! 一体どれほど前から準備してたんだと、その用意周到さに感心してしまいました。彼らフォックス派は本物ですね。本物の狂信者。捕縛され、その後の自由を奪われるのも厭わず確実に仕留めにくるとは。(仕留め損ないましたが) もう室内は比較的安全説がなくなりました。これからはどこで襲われても不思議ではないですね。涼子さん、また壊れかけましたけど、壊れるきっかけとなる精神への衝撃が軽く緩くなっているような。

    作者からの返信

    ごきげんよう、悠木さま。
    返信が遅れてしまい申し訳ありませんでした。
    いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かい応援やコメントを、本当にありがとうございます。

    フォックス派、用意周到、プロの手配屋さんを雇い入れただけのことはあり、一番ターゲットが油断していて警備もやり難いところへ浸透していました。
    助かったのはもう、偶然としか言えないような状況。
    ご指摘の通り、涼子のトリガーが徐々に軽くなっています。
    本人はまだ閉ざされた記憶を手にするところまでは至っていないようですが、違和感は徐々に周囲の人々も感じ取りつつあるようですね。
    悠木さまのご指摘はいつも鋭くって(私の物語の展開が単純なだけ?)、なんだか嬉しくて仕方ありません。
    引き続きお楽しみいただけますなら、うれしい次第です。

  • あれ?
    涼子サンは「解離性同一性障害」?

    ブラック涼子にも、名前があったり?

    作者からの返信

    ごきげんよう、わらさま。
    いつも丁寧に、深く、深く読み込んでくださって、温かな応援やコメントまで、本当にありがとうございます。

    さすが、わらさま、鋭いご指摘ですね。ど、どどどどうしよっかしら!?
    ネタバレになりますので大きな声では言えませんが、きっと、おそらく、わらさまのご指摘の通り、かもしれません。

    もしもそうだったとしたら、交代人格であるブラックは、別の名前を持っていてもおかしくありませんが、この物語の中では、とある事件で複雑性PTSDを負った彼女が、弱い自分を守るために出現した「強い涼子」である、ということで特に別名はつけていません(別名だと、周囲の他者が気づく可能性もあるので)。

    この先、物語は涼子が抱える過去の秘密と現在迫りつつある危機が絡み合っていく展開になるかと思います。
    もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますと、うれしい限りです。

  • 無邪気だったり、かっこよかったり、涼子さんは多面的でそれが魅力なんでしょうね。

    敵を倒すときのあの最後の台詞は、前の時のように何か別の涼子さんが出てきているように感じます。

    作者からの返信

    ごきげんよう、lachs ヤケザケさま。
    いつもたくさん、丁寧に読み込んでくださって、温かな応援やコメントまでいただき、ほんとうにありがとうございます。

    いろいろな顔を持つ涼子ですが、それが周囲の人々から慕われる理由でもあります。
    でも、これまでは、そこに冷酷で残酷な顔はなかったんですね。
    親代わりを自称するハッティエンさん(他にも自称保護者はたくさんいます)も心配しています。
    これが後々の涼子の秘密に関わる重要なキーワードとなっていきます。

    もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますと嬉しい限りです。

  • 悪いやつが潜んでましたね!
    油断ならないやつらだ。

    しかし、それをやっつける涼子さん、かっこいいです(*^^*)
    涼子さんや周りの人は心配だったり怖かったりするのかもしれませんけど、涼子さんのこの一面も私は好きです(*^^*)

    ただ、心が穏やかでいてくれると良いのですけど。
    いつの日か心の底から幸せになってくれることを願い、この後も楽しみにしていますm(_ _)m♪

    作者からの返信

    ごきげんよう、中村さま。
    いつもたくさん、丁寧にお読みくださり、登場人物たちに寄り添った優しくあたたかな応援、コメントを、本当にありがとうございます。

    涼子ちゃんを支えているもの、もちろん自分に課せられた任務だったり、責任だったりするのですが、その奥にあるのは「これ以上誰も、傷ついてほしくない」だったりします。
    でも、ご指摘の通り、涼子ちゃんらしからぬアクションをする彼女は、どこか「涼子ちゃん」ではないような感じですね。優しいお言葉をいただいて、本当にいつの日か「涼子ちゃんらしい」活躍ができるようになれば良いのですが。
    引き続きお楽しみいただけますと、これ以上の幸せはありません。