第31話 自作品語り・その4

さてコメディ作品の三つ目は、「騎士になりたかった魔法使い」。

これは最初からこのタイトル。分かりやすさを重視してみた。


最初の目標は「コメディを書いてみたい」。


それと、「第8話 短編と長編」でも触れたように、

「短編の練習がしたい」と書き始めた短編連作。


内容は剣士志望なのに魔力があり過ぎて魔導士にされてしまう

少年のファンタジーだ。



これも個人サイトで連載していたけれど、

いつもながら先を考えずに書き続けていたら

第七部あたり(90話目くらい)で詰まってしまっていた。

無計画は本当に良くない。


某投稿サイトに投稿する際、再構築し直し、

本編は第11部(165話)、後日談2部(27話)でやっと完結した。

……と言いつつ、まだ外伝を書いていたりするけど^^;



この物語が私の作品の中では一番とっつきやすいだろうなと思う。

分かりやすいタイトル・短編連作・コメディという面で。


主人公達には裏では色々あるが、

匂わせ程度で極力描かないように注意もした。



ちなみに、語ってきた長編作品は全て同じ世界設定で書いている。


「扉の少女」が下敷きになっていて、

「家出物語(仮)」の続編が「騎士になりたかった魔法使い」であり、

「吸血鬼な幼女様と下僕な俺」とは同時期に描いた兄弟作。


同じ世界に住んでいるから、お互いにすれ違うこともある。

私はコラボが大好きだ。

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