第7話

ダンジョンから帰還し、クエスト達成の報告を行った。



冒険者登録を行ったその日にDランククエストをソロクリアしたからかさっきの受付嬢の人は


えぇ!は!?マジ!?あり得なくない?

と素が出るほどに狼狽えていた。というかあの見た目でギャルなのか…


というちょっとしたやり取りはあったが特に問題はなく報酬大銀貨10枚(日本円で10万円くらい)を獲得できた。



じゃあ本命のあのクエストを受けるか!


他の人に先を越されないようにすぐさま受注を済ませたところでふとあることを思い出した。


そういえばSPについて調べてなかったな、早速見るかー

とステータスを開いた。



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宇佐田うさだ かける

LV7→Lv33



HP:3280/3280 MP:2550/2550

SP:500

攻撃力:3645

耐久力:3426

速 度:3269

知 性:3147

精神力:3080

幸 運:4568

スキル:難易度変更LV1、アイテムボックス(無限)

加護:天使の加護


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SPが500って高いのかな?っていうかどう使うんだろう?

と考えていると新たなウィンドが出てきた。



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宇佐田うさだ かける

SP:500


取得可能スキル

怪力:3          魔物召喚(低位):10

俊敏:3          潜伏:2

剣技:3          火魔法:5

風魔法:5         土魔法:5

雷魔法:5         水魔法:5

鉄壁:3          鑑定:5

探知:2          毒耐性:5

麻痺耐性:5        睡眠耐性:5

弱体耐性:5        


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ほうほう!これはかなり胸が高鳴るな!天使さんの話ではスキルは一人ひとつと言っていたがこのSPがあれば複数獲得できるようだな。


見た感じ天使さんとこで見たスキルの下位互換って感じだけどそれでも十分チートだな(笑)


とりあえずSPはたくさんあるので全部取ることにした。



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宇佐田うさだ かける

SP:46


取得可能スキル

怪力LV1/10     魔物召喚(低位)LV1/10 

俊敏LV1/10     潜伏LV1/10 

剣技LV1/10     火魔法LV1/10 

風魔法LV1/10    土魔法LV1/10 

雷魔法LV1/10    水魔法LV1/10 

鉄壁LV1/10     鑑定LV1/10 

探知LV1/10     毒耐性LV1/10

麻痺耐性LV1/10   睡眠耐性LV1/10 

弱体耐性LV1/10         




スキルLVアップには取得時と同じポイント数が必要です。


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全てのスキルを取得して満足していたら今度はLVなるものが表示された。


まだかなりSPが余っているから適当に割り振ろうとしたがふとある考えが浮かんだ。


もしスキルLVが最大になったら上位のスキルが取れるのでは?


そうと決まれば有用そうなスキルを最大にしよう!


そしてこんな感じに割り振ることにした。



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宇佐田うさだ かける

SP:424


取得可能スキル

怪力LV10/10     魔物召喚(低位)LV10/10 

俊敏LV10/10     潜伏LV1/10 

剣技LV10/10     火魔法LV10/10 

風魔法LV10/10    土魔法LV1/10 

雷魔法LV10/10    水魔法LV10/10 

鉄壁LV10/10     鑑定LV1/10 

探知LV1/10      毒耐性LV1/10

麻痺耐性LV1/1    睡眠耐性LV1/10 

弱体耐性LV1/10         



スキルLVアップには取得時と同じポイント数が必要です。


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結構LV最大にできたことに気を良くした俺はとりあえず当初の目的だったSランクダンジョンに向かうことにした。


結構SPを使ったが、DランククエストでこれだけたまったんだしSランクでは倍くらいはたまるだろうくらいに考えていた。しかし、その予想は大きく覆されることとなることを俺はまだ知らなかった。



なんてしょうもない一人ナレーションをしているうちに到着した。


というのも、Sランクダンジョンは町の近くにあったからだ。


そして、そのダンジョンの見た目はかなりアレだった。



翔「これほんとにダンジョンかよ…かなり豪華なお城だな」



これはかなりの強敵が出てくるかもしれない、さっきはスキル強化をしたからかなり強くなったとはいえ低位スキルだしな。念には念を入れて難易度変更するか!


初めての難易度変更スキルの使用に少々興奮しながら設定を行った。


とりあえずSランクだし難易度1にして挑むか。



難易度3→難易度1



よし!じゃあさっそく行きますか~。


こうしてSランクダンジョンの攻略が始まった。

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