好きになった人の物はそれがなんであっても愛おしい

 好きな人の忘れ物。主人公は思わず手に取ります。そこに突然の持ち主の声がして思わず隠れてしまうのは、やはり好きな人とは、恥ずかしくてちゃんと話ができないから。その辺りの心理描写が見事で、思わず自分ならどうするだろうと、思った辺りから物語りに引き込まれてしまいます。

 最後の一言 今の私は五分後の私のことを未だ知らない。一体何があったのでしょうね。

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