雪花祭り

のの(まゆたん@病持ちで返信等おくれます

第1話 始まり

一年前の出来事・・

エイルは 黒の国の盟約により 白の国の使節・・人質となって

黒の国へ 向かう前に 白の国の統治者である 白の宗主に別れの挨拶をした時である


十年近く前

前の白の使節

人質になった羽琴の姫君と呼ばれる叔母のエリンシアが

自分の身代わりになった事を聞かされた


そして

彼女エリンシア姫は 十年近く前 一度 黒の国が滅んだ際 行方知れずとなっていた

エイルは深く悲しみ・・自分を責めた・・。


それから時が流れて・・今・・


黒の王宮で アーシュは エイルと女官長であるナーリン

(ナーリンは竜人の将軍セルトの義理の妹 14、15歳前後の姿をしてるが?)の二人に言った


「雪花祭りの前夜祭に 街へいかないか?」

と黒の王・火竜王(サラマンデイア)アーシュラン


嬉しそうに笑う二人


「ああ そうだ エイルの金の髪とオッドアイの瞳は目立つから

少々 変装しようか?」


「まあ 僕 気にせずに よく街に行くけど・・わかった 今回は変装するね」


「じゃあ 別部屋で 準備を致します お手伝いしますね エルトニア様」


「あ、俺も 取りにいく物があるから 一緒に行くよ」とアーシュ


街へ向かう途中の王宮の中の柱の道 中庭で 男女の楽師の二人が歌ってる


リュートを奏でる歌姫の娘


「綺麗な声だね リュートもいいね」エイル

「そうですわねエルトニア様」


「明日の宴で歌うんじゃない? 

あ、急いで 変装の準備しないと」

「行こう エイル ナーリン」


「ランデイ あれがエルトニア姫・・それに・・」娘は笑う


「劇場の舞台もあるし もう行きましょう」

「獲物は 明日の宴の後で」


娘・・アムネジア(テインタル)は言う

「はい アムネジア様」うなずく ランデイと呼ばれた赤毛の男

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る