第4話 かき氷にしてやるよ!

ボンッ!

小太郎『お前こそ誰を斬っている!それは影分身だ!』

ルザーク「チィ!やっかいなやつだな」

小太郎『イカズチまきびし!』


チ、チ、チ、チ、バリバリバリバリ


小太郎『まきびしは巻くんじゃねえ!相手に投げて当てる物だ!』


ルザーク「燃え上がれ凍り柱!」

ドゴゴゴゴ

ドゴゴゴゴ

ドゴゴゴゴ


小太郎『じゃまだな!来い!風魔手裏剣ふうましゅりけん

ギラギラ!シュピーン!


小太郎『かき氷にしてやるよ!削り取れ!回れ!回れ!風魔手裏剣ふうましゅりけん

小太郎『とう!着地!風魔手裏剣ふうましゅりけんは乗り物だ!』


ガガガガガガガガガガ!


ルザーク「火力をあげろ!バーナーブロウ!」

ボワッ!ブワッ!ブワッ!ボワッ!

小太郎『あちち、あちち、速度を上げろ!』

ヒュイーン、ガガガガガ!ガガガガガ!



小太郎『ルザーク。粉塵爆発って知ってるか?お前の凍りは燃えるんだろ?ならこの中に舞っている凍の粒を燃やしたらどうなる?』


ルザーク「それがねらいか。こざかしい」


カッカッカッカッカッ!バッ!

しのび魔術!火球かきゅう


小太郎『どりゃ!とうっ!』


キュイーーーーン!ボガーーーーン!ドガーーーン!


小太郎『さすがにこれはこたえたろ』


ガラガラガラ。グラッ!


ルザーク「小太郎。今のは痛かった。痛かったぞー!」


小太郎『もうボロボロじゃねーか。やめとけ!』


ルザーク「10年後!10年後の武闘家のルザークならー!」

ガガガガガボン!


シーーーン。


ルザーク「待たせたな!10年後の武闘家のルザークだ!」


小太郎『だ、ダメージが!さっきまでのダメージが!傷一つねえ!回復したのか?』


ルザーク「回復?少し違うな。10年後の武闘家のルザークだからな。そこに意味などない!」


小太郎『意味がねーならまた倒すまで!』


ルザーク「パンチ」

小太郎『ぐ、普通のパンチがお、重い』

キーーーーン!ドガ、ドガ、ドゴーーーン!


ルザーク「おいおいどこまで吹っ飛ぶつもりだ?ただのパンチだろ」


小太郎『つ、つええな!こいつはやべえ!』

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る