言葉では表現しえない「音楽」が聞こえてくるような名短編

音楽から逃げていた少年と、シンガーソングライターを目指す少女との物語です。
高校生が抱く将来への夢や不安、また淡い恋心が、誠実なタッチで美しく描かれています。
二人を包みこむ空間はきらきらとまぶしく、優しくて、幸せな音楽が聞こえてくるかのようです。
きっとこの先も二人で夢色の音楽を奏でていくのでしょうね。
素敵な名短編でした。

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