応援コメント

00-006.ヘリヤとエイルと、坩堝鋼」への応援コメント

  • 古い時代の鋳造って、科学というより錬金術とか、場合によっては呪術的な色合いが強そうなので、不思議な産物もあったりして面白いですよね。

    作者からの返信

    7千年くらい前から金属はお友達ですんで、長い歴史の間にイロイロとオモシロ案件が残ってたりします。
    ポロっとオーパーツがあったり、謎用途の金属器とか。個人的にはコロンビアの金製モッサリ飛行機が良い味出してるなぁと。

    銅鐸とかの祭具など、宗教儀式系の金属製品は世界中でチラホラと。
    狩猟民族から農耕民族化すると、宗教がシャーマン要素に変わるので金属の呪物がマシマシになるようです。
    金属自体が神性の象徴とされるケースもあるんで、金属は意外に身近な存在だったんでしょうね。(個人所有という意味ではなく)
    ちなみに、青銅は銅と錫の合金です。5千年くらい前から使われてます。

    エジプトなんかではピラミッド建設の際に、外科医が良く切れる銅や青銅のメスを使ってたりとか、金属製の実用品も充実してたようです。
    ケルトでは金属(鉄や銀)のブローチなど一般にある程度普及してたみたいですし。
    地中海だと思いますが、2世紀くらいの沈没船跡(船は腐れてなくなってます)から複雑なギアで構成された金属製の四分儀とか見つかったりと、かなり精巧なものまで昔のヒトは作ってたみたいです。古今東西、職人ってスゲェのです。

  • あれがダマスカス鋼なんですね〜^^ 坩堝であんな素敵な模様が出来るなんて、しかもクロム入りなんて、何だかロマンを感じます。

    作者からの返信

    インドのヴェーダ聖典群のどこかに製法が宗教的表現法によって断片的に埋め込まれてないかなぁ、なんてコッソリ期待なんかしています。
    古代の聖典群って暗示的にナニかを示していたりしますから。学術的に全く異なる学問の解釈から見ると実は…なんてことが発見されたりしますから。

    失くしたものでも誰かが思いを馳せることで消えることはなくなるって何かステキやん。