第28話


私「もしもし?」



ジホ「・・・・・」



ジホは私に何か言うことはなく少しの沈黙



私「どうかしたの…?」


ジホ「ううん、僕は何もないよ。

ユナはどうかしたの?」



優しくそう聞く声に私は我慢できずに泣いてしまった



ただ何か言うわけでもなく・・

涙だけが止まらなかった



そんな私の声を聞きジホは静かに言った




「今から日本に行くよ、必ず行くから待ってて。」



そう言いジホは電話を切った。



泣いていて返事も出来なかった私はジホが本気なのかどうかも分からないまま


ただ放心状態だった。



でもそんなすぐに日本に来るなんてありえない


心の中でそう思った。



でもその数時間後、

ジホから一件のメッセージが届いた



「日本に着いたよ、今どこにいる?」



驚きながらもジホが本当に来てくれたことが嬉しかった私はすぐに居場所を伝え

近くのカフェで会うことにした。

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