思いが伝わるラブ・ストーリー。

主人公の恋に焦る気持ちが手に取るように表現され思わず見入ってしまう。奇をてらうのではなく、ありがちな日常の中で生まれたラブ・ストーリーです。誰もが覚えのある、人を好きになるという生活のひとコマ、ひとコマを丁寧に取り上げた力作だと断言します。
あぁ、こういう焦がれるようなラブ・ストーリーに巡り会えるチャンスはそうないのでは、と感じさせる一作です。