それでもジョブズは最後に気づくことができて、良かったのかもしれません。
少し、テーマから外れますが、
『命もいらず,名もいらず,官位も金もいらぬ人は,仕末に困るもの也.此の仕末に困る人ならでは,艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり』
以上は西郷隆盛による山岡鉄舟評で、読むだけで凛とした気分になれます。
作者からの返信
いつもお読み頂き感謝です。
勝海舟という人は実はとんでもない人で、山岡鉄舟がやったことをさも自分がやったかの如く人に語っています。自分の功績を明治政府に提出した時もそうです。それが現在でも信じられているのは残念ですね。幕末/明治、最大の偉人のひとりでしょう。その死に対し、殉死が起きるなんて凄いと思います。
ジョブズも死を前にして、鉄舟の心境に達したのかも知れませんね。
ちょうどイーロン・マスクの自伝を読んでいますが、ジョブズ同様に周辺に当たりちらかして摩耗させつつも、偉業を成し遂げている点では似ているなぁと思いました。
それはそれで凄いなぁと思いますし(周囲にいたいとは思いませんが)、一般人としてみると恩恵を受けているのも確かですが、本人としてみると最期を迎えた時に思うところは出てくるのでしょうね(・・;)
作者からの返信
お読み頂き感謝です。
元気な時はお金や権力の魔力に魅了されてしまうのでしょうね。イーロン・マスクは、あれで宇宙ロケットの開発とか、儲かるかどうかも分からない分野に結構お金を突っ込むとか、少年の時の夢を追う様な一面もありますが…。
ですが、ひとえに風の前の塵に同じ…。人の一生は平家物語前文で語りつくされているのかもしれません↓
https://www.youtube.com/watch?v=gibeLKKRT-0