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    第1話への応援コメント

    初めまして、工藤行人と申します。
    すなさとさんの『自主企画で見つけた素敵な作品 ~私の本棚~』からお邪魔致しました。

    第1話から、波濤の如き筆力に圧倒されております。お上手ですね。定めし古典と現代語訳に多く触れておられるのだろう、などと憶測し乍ら、秋の夜長に次話以降も拝読するのが楽しみな御作、またお邪魔させて下さい。

  • 第10話への応援コメント

    企画参加ありがとうございます。ざっと読ませていただきました。こんなことを申し上げるのは気が進まないんですが、描写が丁寧で凝られているのはすごい。きっと丹念に努力を積まれた上の文体なのだということが伝わります。私には絶対書けません。本当に皮肉抜きですごいんですが、個人的にはそれがすごすぎるせいで、

    「結局世の中…見た目か〜!!!!」

    って思っちゃいました…笑
    いや、第三話あたりのコウヒメの描写なんてもう「うひょーたまんねーなぁ!!!!」なんて思いながら読んでたんですけどね!!(表現が古い!!)それが最終的に、
    「甲と乙のどっちが真実の愛か?」
    みたいな話になってきたとき、

    「いやどっちも見た目で釣ってたよね?海だけに」

    な気持ちになるのが否めませんでした(もしかして:読み手がゲスなだけ)
    亀も、海藻まみれで悪臭漂う汚らしい亀〜とかじゃなくふつうに「思わず触ってみたくなるような美しさ」ですし…亀の世界も結局見た目かーー!!!!という名取の叫びが海辺にこだましたとかしないとか

    現実問題、綺麗な愛を語るだけの相手より、多少打算が入っていても現実的に寄り添おうとしてくれる子の方に、私は愛を感じます。打算があるのはお互い様ですし、行動で示すところには芯の強さを感じます。ユリ熊嵐とかの影響かな?

    なので、私は正直オトヒメがあんまり嫌いにはなれないんですよね。妹ズルいみたいになってますけど、結局見た目で釣ってるんだからこの姉妹どっちもどっちだと思いました。それに、普通惚れた男に「あれは姉さんだ」なんて妹は言わないすよ。笑 姉妹ってそんなものではないですか。これはコウヒメの失策ですよ。好きな男を家に呼ぶなら、絶対こんな可愛い妹には会わせないようにするべきでした。相手の一途さを盲目的に信じるのは愛ではなく無関心ですし、もし上手くいかなくて恋破れたとしても、それが真剣勝負ってもんでしょう。名取的には、それくらいの打算して汚れて戦う覚悟もないのに、真実の愛も恋もないと思うんですよ。たとえ病人だったとしてもね。姉の威厳と愛で以って「私を憐れまないで。不愉快だわ」と、世間知らずで恥知らずのバカ妹にぴしゃりと言ってやんなきゃなりません。笑

    なのでラストでコウヒメだけ空に昇っていくのにはえっマジか…!!??てなりましたね!!! この行いを御仏はご承認になるのですか!?!?と(完全にユリ熊思考)。だとしたらなんかもうやってらんねーですよね。笑 正義と愛と公平の象徴たる仏様がそうなっちゃあおしまいよ。

    こんな意地悪なこと考えるのは名取くらいでしょうが、コウヒメというのがただの「男が好む穢れのない病弱キャラ」になってるような気がしました。
    それだけが心底残念なところでした。
    リメイクそれ自体はとてもユニークな発想で、文体も安定しており、読んでいてとても面白かったです。ありがとうございました。

    長々と個人的な好みの話をしてしまい、申し訳ないです。私にハマらなかっただけで、好きな人には刺さるだろうと思います。元がお伽噺ですしね。

    もし新たに何か書かれるのであれば、和泉様の描写力をぜひ「キャラクターの内面」の描写にも注いでいただけたら…というのが一読者からの感想でした。あの浦島太郎を姉妹間のドロドロの争いにリメイクされるあたり、おそらくリアルな人間ドラマを描く才能がおありなのだと思います。もう一歩踏み込んで、純粋な思いも汚れた思いも正直に描かれてみては。

  • 第10話への応援コメント

    とても奇麗な物語でした。
    ありがとうございました。

  • 第10話への応援コメント

    なんと素敵な作品でしょう。
    子どものころに読んだ絵本の浦島太郎をこんな形で読みなおすことができて幸いです。おとぎ話には大抵陰陽の二面がありますよね。本作は大人になって初めて知ることのできる模様があり、文字でしか表せない絶妙な機微を味わうことができました。

  • 第10話への応援コメント

    はじめまして。すなさとです。
    先日は、当方の企画に参加いただきましてありがとうございます。

    最初、文字の塊のような画面にぎょっとしましたが、ものすごく音のきれいな文体は、それだけで読んでいて楽しかったです。乙姫の無邪気さと甲姫の無念さが、ひたすら切ないお話でした。

    次回、企画のページで紹介させてもらっても大丈夫でしょうか?

    作者からの返信

    はじめまして、和泉瑠璃です。
    高評価を頂いて、心よりお礼申し上げます。
    そのような名誉を頂いていいものかどうか、恐縮しております。ぜひ、よろしくお願い致します。