04

 『マグロ』。

 三百年前ではそのあまりの美味しさから乱獲され、絶滅の一歩手前まで個体数が減ったと言われている魚類の一種。そして今では、と、ご先祖様達に恨み言をぶつけたくなる生物である。

 体長は約六メートル。海生物の中ではあまり巨大化が進んでおらず、『小型種』に分類される。形態的にも海生物化する前と大きな違いが見られないとの事。精々背ビレが長く、そして剣のように鋭く伸びているぐらいだ。

 しかし大きな進化を遂げた能力もある。

 その最たるものがスピードだ。海生物化する前から泳ぎが得意な種であったが、海生物化によってそのスピードとスタミナが著しく強化。時速三百キロ以上の速さで二十四時間泳ぎ続ける事が可能であり、獲物などを見付けて追い駆ける時には時速七百キロ以上を出すと言われている。瞬間的には時速一千キロを超える事もあるようだ。

 その狩りの手法は、持ち前のスピードを活かしたヒット・アンド・アウェイ。自分より大きな海生物を好んで襲い、その肉を食い千切って逃げる……という方法をよく用いる。十~二十程度の群れで行動し、何度も何度も獲物に噛み付くのだ。

 そして奴等は、一度目を付けた獲物を逃しはしない。

 何度も何度も肉を引き千切り、内臓が出てきたらそれを喰らい、動けなくなってもひと思いに食い殺しはせず、ちまちまちまちま……死なないように、少しずつ食べていく。一気に食べ尽くすのは獲物が失血や栄養失調で死んでから。それが大量の肉を新鮮なまま食べる術である事を、奴等は知っているのだ。

 性質の悪い事に、『マグロ』達は船に対してもこれをやる。

 装甲を剥がし、ファンを噛み千切り、動けなくしてからゆっくりと解体していく……無論有機生命体である海生物にとって、金属製の船を食べても栄養にはならない。流石に途中で「これ食べ物じゃないのかな?」とでも思うのか、何時かは解放される。しかしその時には何もかも手遅れで、大抵の船は動けない状態だ。海生物達が放つ電磁パルスにより長距離通信は行えないため、救難信号を送れるのは半径数キロ程度。大海原でこんな狭い範囲内に他の船が入り込む可能性はかなり低い。助けは来ず、少しずつ船の物資を食い潰し――――飢えと渇きによって船員は命を落とす。

 そんなおぞましい怪物である『マグロ』達と『わだつみ』の相性は、最悪の一言に尽きる。


「最大船速! ソナー以外の全エネルギーを費やしても良いから何がなんでも逃げて!」


「わ、分かった!」


 アカネの命令に応え、アオイは『わだつみ』で生産されるエネルギーのほぼ全てを船の速力に費やす。大抵の海生物には縄張りがある。『マグロ』も同様で、彼等の活動圏外へと出てしまえば、それ以上はまず追ってこない。倒すつもりがないのなら、逃げてしまえば良い。

 しかし『わだつみ』が出せるのは精々五十ノット……時速九十キロを超える程度でしかない。『マグロ』達にとっては巡航速度の半分以下という鈍足だ。確かに現代人類の船で『マグロ』の速さに勝てるものなどいないが、現代の主力漁船である駆逐艦級なら時速百五十キロ、次点で好まれている巡洋艦級でも百二十キロは出せる。振り切る事は出来なくとも、縄張りの外へと出るのなら速いに越した事はない。鈍足である『わだつみ』には、逃げる事がそもそも不得手であった。

 ならば戦いに転じるしかないのか? ――――答えはNOだ。戦う方が良ければ、アカネはとうにそちらを選択している。


「駄目! 全然諦めてくれない! もう三十キロ圏内に入ってる!」


「くっ……救難信号を発信しながら南西に前進! 少しでも漁船がいそうな陸地に近付いて! 私は砲撃して牽制する!」


 指示を出し終えるとアカネは望遠レンズを覗き込みながらコンソールを操作。主砲と副砲を起動し、海面を泳ぐ海生物に狙いを付ける。

 距離は二十八キロ。遠距離戦だが『わだつみ』の主砲と副砲の射程内ではある。

 照準を合わせたアカネは、副砲の引き金を引いた。副砲と言っても『わだつみ』に積まれているのは二連装式四十センチ速射砲……一般的な漁船である駆逐艦級では主砲として用いられ、一~三台だけ積まれているような代物だ。『わだつみ』にはそれが合計十六台三十二門、後方を向ける分だけでも八台も存在している。

 アカネの操作により、重厚な発砲音が八台×二砲、合計十六発分奏でられた。船と海を揺らすほどのエネルギーを貰い、直径四十センチもの金属塊は空を駆ける。遠距離戦でも小型種の電磁フィールド程度なら貫き、致命傷を与える威力。現代において最も多くの海生物を屠った、人類の英知の結晶だ。

 ただしこれは、当たればの話。

 音速の二倍以上の速さで飛来する砲弾を目の当たりにし、『マグロ』達は一瞬その身を強張らせた。それから素早く進路を僅かながら変え、個体間の間隔を広げる。

 十六発の砲弾は、そうして出来上がった隙間に全て落ちてしまう。


「っだぁくそっ! やっぱり避けられたわ!」


 コンソールの端を感情のまま殴り、アカネは焦りを募らせる。

 これが『わだつみ』にとって『マグロ』が天敵である理由その二。超高速で移動する『マグロ』は動体視力に優れており、砲弾を持ち前の反応速度で回避してしまうのだ。如何に強力な砲弾だろうと、当たらなければ無意味。このような相手には弾速が速く、連射可能な小口径の砲が有効なのだが、『わだつみ』の武装は大型の海生物に特化……デカい一撃で仕留める方を重視していた。弾速は足りていても、連射が出来なくては躱されるだけ。

 一応無数に積んでる十センチ砲なら『適正』な武器だが、コイツはかなりの年代物で、今の『わだつみ』に搭載されている最新式照準制御装置との相性が良くない。威嚇に使うなら兎も角、攻撃に使ってもどれだけ当てられるか怪しいものだ。

 『わだつみ』では『マグロ』を倒すのは困難。相性が悪過ぎる。

 このような海生物と遭遇した時、漁師は周りに助けを求める。近くに有効な武装を持った船が居れば、駆け付け、救助してくれるかも知れない。故に先程救難信号を発したのだが……これはあまり期待出来ない。助けるかどうかは善意と利益に依るが、『マグロ』は海生物化を遂げる中で体脂肪が高効率の燃料化――――簡単に言うとガソリンに似た構造へと変化しており、毒を有するようになっていた。つまり食べ物として利用出来ない、倒してもお金にならない獲物という訳だ。

 こうなると人としての善意を頼る他ないが、悲しい事に現代は善意が強くて生きていけるほど優しい世界ではない。仮に優しい人がいたとしても、そんな人々には愛しい家族や仲間がいるだろう。愛する者を守るためにも、彼等はまず自分の身を守らねばならない。そもそもにして今は『沖』の海生物が出現し、多くの漁師が休業している筈。万人を愛する聖人染みた漁師がこの世に居たとしても、今日は自宅でのんびりしているに違いない。

 助けが来てくれる可能性は皆無。自分達でなんとかするしかない。いや、自分がなんとかするしかないと、アカネは自分に言い聞かせる。


「お姉ちゃんどうしよう! このままじゃ……!」


 怯える妹を助けられるのは、自分だけなのだから。

 アカネは考える。考えて、考えて、頭が痛くなってきても考える。しかし名案は浮かばず、『マグロ』はどんどん距離を詰めてくるばかり。いよいよ考える暇がなくなり、アカネが下した決断は、


「……くそったれが。二匹は道連れにしてやる」


 悪態を吐きながら、主砲の引き金を引くというもの。

 ついに船からの距離約二キロまで接近してきた『マグロ』達目掛け、超音速の鉄塊が三つ飛翔する。秒速二千メートルに達する砲弾は一秒で目標地点に到達。優れた動体視力を持つ『マグロ』はこれも躱そうとする、が、『わだつみ』が誇る六十センチ砲の破壊力は絶大だ。ほんの少し掠るだけでも致命的である。

 十二匹の『マグロ』のうち一匹は、勇ましかったのか怠惰なのか、ぼんやりしていたのか体調不良なのか、避け方が足りなくて砲弾が掠る。ただそれだけでその一匹は吹き飛ぶように海面に跳び出し、海面をごろごろと転がって脱落した……一匹だけが。

 接近する『マグロ』は残り十一匹。そして今や時速八百キロまで加速した奴等は、時速百キロ近い速さで走る『わだつみ』との距離を一秒で二百メートル縮めてくる……二キロなんてほんの十秒で通過だ。『わだつみ』の装填機能をフル稼働させても、撃てるのは精々あと二回。

 その二回はあっという間に撃ち終わり、そして逆転劇は起こらなかった。


「もう駄目! 追い付かれ、きゃあっ!?」


 『わだつみ』が揺れ、その姿勢が大きく傾く。

 望遠レンズを覗いて『マグロ』達を撃ち続けていたアカネは、『わだつみ』に『マグロ』達が肉薄する瞬間も目の当たりにしていた。恐らく『マグロ』達は舟の推進力を生み出している、ファンの一つを食い千切ったのだろう。大型船である『わだつみ』には複数のファンがあり、その一つが壊れた事で一時的にバランスが崩れたのだ。

 『わだつみ』、というより現代の船には自律姿勢制御機構があるため、ファンが一つ壊れた程度であれば航行自体は可能である。しかし推進力が幾らか失われ、バランスを整えながら進む速さが、平時のそれと同じである訳がない。大きくスピードが落ち、旋回運動にも支障が出る。

 今や逃げ足すら封じられた訳だ。


「お、お姉ちゃん……」


 アオイは不安げな表情を浮かべ、アカネの顔を見つめてくる。救いを求めるように、ヒーローを待ち望むように。

 しかし現実にヒーローはいない。

 肉薄された事で、『マグロ』達は既に船体の下側に陣取っている。船の真下となっては、砲台の駆動範囲外だ。攻撃手段は何もない。転倒する危険を犯して全速力で『わだつみ』を動かしても、機動性で大きく上回る『マグロ』を振り切れる筈もない。

 幾ら考えても、何も思い付かない。

 考えれば考えるほど、自分達の置かれている状況が絶望的である事を突き付けられる。打つ手が何も思い付かない。完全な詰みに入っている。

 何処で判断を間違えた?

 その答えはすぐに見付かった。判断ミスがあったとすれば……『沖』の海生物が出たと知りながら、海に出ると決断した時点。

 此処を通ろうと自分が決めた時点で、運命は定まったのだ。


「……ごめんなさい」


「っ! ……………」 


 ぽつりと、懺悔の言葉がアカネの口から漏れ出る。アオイは立ち上がるや何かを言いたそうに口を開き、だけど何も言わないまま、すとんと椅子に座り直す。

 漁師達の平均寿命は、十年に満たない。

 しかしそれは未熟な愚か者が大勢居て、調子付いた結果ミスを犯して脱落するという意味ではない。長く、何回も漁をしていると、どうしても相性の悪い奴と鉢合わせる時が来るのである。今日のアカネ達のように。

 アカネ達が漁を始めてから、今年で五年が経つ。平均寿命の半分程度だが、このぐらいで死ぬ漁師も珍しくはない。そろそろ今日のような日が来てもおかしくないとは思っていた。流石に、今日がその日だとは思わなかったが。アオイも、大体同じ気持ちだろう。


「……どうせ死ぬなら、『奴』と会った時が良かったなぁ……」


 ぽつりと独りごちてみた、途端、『わだつみ』がまたしても揺れる。またファンが壊され、『わだつみ』のコンピューターが姿勢制御を優先したのだろう。速度がまたも格段に落ちた。

 『マグロ』達には、自分達の願いを聞き届けるつもりなどないらしい。分かってはいた事なので落胆はしないが、アカネは大きなため息を吐いた。

 操舵室の中に、静寂が満たされる。俯いてしまったアオイをどうやって元気付けるかと、せめて最期ぐらいはお姉ちゃんらしく振る舞おうとして、アカネは『マグロ』達の事を頭の隅へと寄せた

 丁度、そんな時だった。


【―ちら、フラ――――。応答――】


 『わだつみ』の通信機から、男の声が聞こえたのは。

 アカネは頭の中が白くなり、アオイはゆっくりと顔を上げる。二人は同時に顔を向き合わせ、こてん、と揃って首を傾げた。

 二人が我に返ったのは、それからたっぷり五秒も経ってからだった。


「お、お姉ちゃん!? つつつ通信が!?」


「こ、こちら『わだつみ』!」


【おっと、まだ生き――たか。あま―――沈黙が長―から一瞬ひやひ――てしまったよ】


 慌ててアカネが通信端末に向けて叫べば、端末からは飄々とした、けれども安堵したような男の声が聞こえてきた。通信が途切れ途切れなのは、距離があるのか、真下に陣取っている『マグロ』達の電磁パルスの影響か。恐らくは両方だろう。

 それでも刻々と通信状態が良くなっているという事は、通信相手はこちらとの距離を段々と縮めている事を意味する。

 助けが来てくれた。

 その事実を実感し、アカネとアオイに笑みが戻る。姉妹はどちらかが何かを言う事もなく、求めるように互いを抱き締め合った。

 しかし何故だろうかと、アカネは首を傾げる。

 通信相手の声を聞いていると、何故だか胸のムカムカが止まらない。さっきは反射的に助けを求めてしまったが、助かると思った途端、通信端末に近付くのも億劫になる。

 昔の人ほどではないにしても自分は義理堅い方だ、というのがアカネの自己評価。何故自分は恩人になろうとしている人に嫌悪にも似た想いを抱いているのか?

 答えは、すぐに分かった。


【さぁ、愛しき未来の花嫁を助けるとしようかッ!】


 こんな歯の浮いた事を言う輩は、アカネが知る限り、この世にたった一人しかいないのだから。

 アカネが全てを察した――――その数秒後に、大きな爆音が『わだつみ』の側で鳴り響く! 防音製の高い操舵室内でも聞こえる音など砲撃音ぐらいだが、『わだつみ』の砲は動いていない。

 余所からの砲撃だ。


「っ! アオイ! 何かあったらすぐに動けるようにして!」


「うん!」


 アカネの指示を受け、アオイは嬉しそうに答えた。アカネは再び望遠鏡を覗き込み、外の様子を確認する。

 砲撃の効果だろうか。『わだつみ』の下にいた筈の『マグロ』達が一斉に移動を始めた。海面に大きな水飛沫が上がる。その水飛沫の向かう先を見てみれば、四十五キロほど先に黒い影が無数に見える。

 舟だ。それも一隻ではなく、『マグロ』達を迎え撃つように幅広く展開する艦隊である。

 船の数は十。サイズからして全てが駆逐艦級であり、横一列に並んでいた。武装は船によって差異があるものの、船体のカラーリングは統一されていて、どれもが黒一色だ……見ていて、目がチカチカしてくるほどに。

 とはいえ色彩に不快感を覚えるのはアカネだけのようで、『わだつみ』から離れた『マグロ』達は猛スピードで艦隊に接近していた。小さくて弱そうな船が群れで来たため、簡単に狩れそうだとでも思っているのか。だとするとあの群れは、『マグロ』としては経験が少ない若者達の群れだったのかも知れない。

 少なくともアカネが『マグロ』の立場なら、駆逐艦級にケンカは売らない。長生きした老個体がリーダーを務める『マグロ』の群れも、駆逐艦級には近付かないと聞く。

 何故なら、相性が悪いから。

 『マグロ』達は時速五百キロ以上の速さで艦隊に接近。すぐに両者の距離は縮み、戦闘が始まるのもすぐの事。

 展開した駆逐艦級の砲が、一斉に火を噴く!

 主砲らしきものが起動していない事から、攻撃は副砲に依るものだと推測される。目の前の駆逐艦級に積まれている副砲は、察するに七センチ速射砲。『わだつみ』では採用していない、小型の砲台だ。現代で生産されている艦砲の中でも特に小さな部類であるそれは、初速が秒速三千五百メートルと『わだつみ』の主砲である六十センチ砲を一・五倍以上上回る代物。おまけに極めて単純な発射機構により脅威の装填時間〇・四秒を達成。秒間二・五発という恐るべき連射性能を有していた。

 一見して凄まじい性能の砲だが、欠点も少なくない。一番の問題は、根本的に運動エネルギー量が小さく、大抵の海生物の電磁フィールドを抜けない点だろう。『豆鉄砲』なんて蔑称もあるぐらいだ。

 されど『マグロ』に対しては必殺の武器となる。

 恐るべき速度と反応を誇る『マグロ』だが、弱点は存在する。彼等の驚異的な速度は電磁フィールドが持つ反発力、即ち本来防御として活用する力を速度に転換する事で生み出しているのだ。海生物の電磁フィールドの出力とて有限の代物。何かしらの形で流用すれば、その分本来の力は失われていく。

 要するに『マグロ』達は防御が手薄なのである。具体的には、人が生身で扱える兵器でも理論上は致命傷を与えられるぐらい。

 ましてや小型とはいえ重さ十五キロを超える砲弾が、音速の十倍以上の速さでぶつかれば――――結果は言うまでもない。

 『マグロ』達は雨のように降り注ぐ砲弾を避けきれず、数体が直撃を受ける。電磁フィールドなどあってないようなもので、小さな砲弾が脳天を貫通。次々と絶命していく。自分達の判断ミスに撃たれてからようやく気付く『マグロ』達だったが、最早後の祭り。反転する暇すら与えてもらえない。

 『わだつみ』が苦戦を強いられたのが嘘のように、現れた救援艦隊は『マグロ』達をものの数十秒で殲滅してしまった。相性が如何に大事なものであるか、アカネ達は今更ながら思い知らされる。あまりにも呆気ない『マグロ』達の末路に、アカネは自分達が助かったという実感を中々持てずにいた。


「お姉ちゃん! 私達助かったんだよね!? ねっ!」


 確信を持てたのも、アオイが自分に抱き付きながら耳元で大声を出してから。

 生きている。まだ生きていられる。

 胸の奥から湧き出してくる感情に、アカネの身体はそわそわと揺れ動く。嬉しいのに何故か目が潤み、喉の奥が何かを叫ぼうとして疼いた。自分の足がむずむずしていて、今にも飛び跳ねようとしているのが分かる。

 所謂大喜び。ところがアカネは目許と口元を引き攣らせていた。胸の中をムカムカが渦巻き、今すぐ反転してこの場から逃げ出したい気持ちが湧き出してくる有り様。

 何故なら助けに来てくれたのはアカネの知り合いであり、


【アカネ! 大丈夫かい!? 未来の花嫁の身体に傷が付いては溜まらないからね! はっはっはっ!】


 毎度毎度何故かアカネを口説いてくる、アカネが苦手としている人物なのだから……

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