さようなら! 惑う心と散り行く命!【2】

 世界が暗転した後、真昼は自分がセソダにいることを知覚した。視界に映る空間は先程までの慎ましいながらも煌びやかな場所ではなく、色彩を失った無機物の集合へと変貌していた。

 真昼が座っていた椅子は足の数が軽く十を超え、更に背もたれもなくなり、座っていると痛みを感じるほど歪な形になっていた。電灯もテーブルもクロスも皿もフォークも、彼が綺麗に感じたものとは程遠いデザインとなった。

 しかし変わらないものも一つあった。正確に言えば既に変わっているのかもしれないが、真昼は決してそうは思いたくなかった。

 彼女の手を通して伝わる体温は昔となんら変わらないのだから。


「真昼先輩。楽しい時間は終わりを告げました。これからは問答無用でアタシの傍に居て貰います」


 冷たい目をしていた。冷たすぎて涙が零れるのではと思うほど。


「戦おうなんて考えない方がいいです。周囲にはアタシの仲間が取り囲んでますし、助けが来るのはどんなに早くても十分は掛かるでしょうから」


「ど、どういうこと?」と放とうとした瞬間、朝美は右手の人差し指を軽く回した。すると徐々に彼女の顔がクラスメイトの女子へと変わった。


「まあこういうことです。精器の質も誤魔化せるので、周囲の目にはアタシ達のデートの中に私は存在していませんでした」

「…………」


 思わず体を揺らした振動で隣の椅子に置いていた荷物が落ちる。


 アサミを嘗めていた。

 思っていたよりも遥かに用意周到。思えばボクが初めて変身した日からアサミが仕掛けてくるチャンスは何度もあった。そうはしなかったのは確実さを求めてだろう。


「あ、変身しようとしてま無駄ですよ。真昼先輩が行動を起こすよりもアタシが先輩を貫く方が早いです」


 顔の変化を解いた彼女の左手にはいつぞやに見たナイフが握られていた。

 ちらりと少女の目を見る。決意を孕んだ瞳には理屈が通じそうにはなかった。

 それでも言う。生きたいからではない。

 朝美の心が知りたいからだ。


「アサミは、元気なボクと一緒に居たくはないの?」

「…………」

「ねぇ、アサミ」

「居たいに決まってますよ!!」


 今日一番の大声朝美が叫ぶ。

 それでも真昼が怯むことはなかった。


「でも駄目なんです! 私にだって立場や使命がある! 今更役目を投げ出して、泥水を啜る生活になんて戻りたくない! 飢えを凌ぐために這いずり回るだけの日々に戻りたくなんてない!」


 必死だった。彼女が捻り出す言葉の一つ一つに『リアル』が詰まっていた。

 強硬派に属する前の朝美がどれだけ酷い生活を送っていたかは想像に難くはなかった。


「それならボクと──」


 ボクと──、何だ。

 ボクはアサミの人生を背負えるほど強いのか?


 一度負を抱えてしまったが最後、真昼は続きを紡ぐことはなかった。


 こんなはずじゃなかった。

 もっと励まして自分に付いてこいと強く言えるはずだった。

 でも気付いてしまった。

 自分には人の人生を預かれる程の覚悟がないことに。


 躊躇う真昼を見て朝美の精気が一段階落ちた気がした。

 彼女も理解してしまったのだろう。

 自身の唯一の希望が拒絶されたことに。


「先輩──」


 一筋の涙を頬に落とし朝美が切り出す。


「さよなら」


 最後の言葉はえらく簡潔だった。だが、幼馴染みを不意に傷付けてしまったショックで、『切られても仕方ない』と一瞬思ってしまった。

 回避行動をまるで取れない真昼。ナイフの切っ先が彼の胸へと向かう。

 そして、刃先が鎖骨の下を捉えそうになる瞬間──、


「いけませんねー。勝手に我が主人に狼藉を働かれては」


 真っ黒に染まった第三者の介入によって少女の行動は止まった。朝美の左手を破壊して。


「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああああぁぁぁぁっっっっっっ!!!!」


 鼓膜が麻痺するほど絶叫が突き刺さる。

 信じられないとばかりに見開いた目の先にはあらぬ方向曲がった手首があった。


「まったく。私と主人の初めての出会いという最高の日に、まさかこんな品性の無い声を聴かされるとは。あー、虫酸が走る!」


 巨漢という単語はこの人間のために生まれてきたのではないかと思えるほどガタイが良い男はアサミの頭を片手で持つと、使い終えたティッシュをゴミ箱に捨てるように簡単に、真横に投げ捨てた。

 元々ガラスがあった壁はセソダに移ったことで幸いにも失せていたが、それでも少女は呆気なく地面に叩きつけられた。


「ようやく邪魔がいなくなりましたな。初めまして我が主人。私の名はタテヤマ。貴方によって助けられたものです」


 驚きに満ちた真昼に向かって感情豊かに自己紹介を行うタテヤマ。

 見た目にそぐわないが全体的に気品がある。だが、真昼の目には動作の節々に禍々しさが垣間見れた。真昼が咄嗟に朝美を助けにいけなかったのも滲み出る狂気に当てられたからだ。


「どうしました、我が主人。あー、失礼しました。上からは失礼でしたね」


 一方的に言い、勝手に朝美が居た席に座る。


「そう緊張しないで下さい。私は今日、貴方に感謝を伝えに来ただけなのですから」

「感謝……?」

「そうです。貴方は私に力をくれました。ラウを追放され死にかけだった私に生きる糧をくれました。これを恩人と言わず何と呼びましょう! 本当にありがとうございました!」


 高いテンションの中、何故か両手の甲を見せられる。

 ラウ流の感謝の証なのだろうか。


「貴方のおかげで私はラウに復讐出来る。たかが数十人殺しただけの私を追放したラウに! 正義の鉄槌を加えることが出来るっ!」


 瞬間、淀んでいた真昼の試行がショートした。


 何て言った、今。殺した……?


「本当に許さない。ラウの奴ら。絶対に」

「あの。今、何て……」

「はい? 『ラウの奴らを絶対に許さない』でしょうか?」

「いや……その前」

「あぁ。『たかが数十人殺しただけの私を追放したラウに正義の鉄槌を加えることが出来る』、ですか?」


 え? あ? はぁ?

 何を言ってるの……この人。


「ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


 いつの間にか立ち上がり距離を詰めていた朝美が大声と共に巨斧をタテヤマの頭上に振り下ろす。

 これから訪れる凄惨な光景を予期し、真昼は反射的に目を閉じた。

 そして次の瞬間には、けたたましい金属音が鳴り響くことになった。


「貴方、邪魔ですよ。そんなに死にたいのですか?」


 真昼間の住宅街で会話するように落ち着いて声色でタテヤマが言う。

 真昼が目を開けると、飛び込んできたのは信じられない光景。防御するでもなく、ただ悠然と頭で受け止める男の姿があった。


「五月蠅いっ!! 私の邪魔をするな!!」

「あ~、これだから品の無い人間は。この建物を包囲していた人間達に匂いが似ていますね貴女。吐き気を催す下等な匂いがします」

「――!? まさかお前っ!」

「えぇ。一人残らず皆殺しです。我が主人とコンタクトを取ろうとしていたのは貴女達だけではないということです――よ!」


 飛んできた虫を振り払うが如く、軽い手のスナップだけであっさりと朝美を払いのけた。が、彼女は地面に着地しすぐに体勢を整えると再度飛び掛かった。


「キサマああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「良い加減鬱陶しい。身の程を知りなさい」


 顔面へと迫る斧を最小限の動きで巧みに真横に回避すると、反対に朝美の顔に右手を当て地に叩き付けた。


「がはっ!?」


 そして間髪入れずに立ち上がり、少女の太もも周辺を蹴り飛ばす。強力な力でサッカーキックを食らった彼女は、横に回転しながら綺麗な弧を描いて宙を舞うと、地面に体当たりをして動かなくなった。


「アサミっ!!」


 無意識に対立していた幼馴染みへと瞬時に駆け寄る。口元から赤い血を流す彼女は気絶しているのか、ぴくりとも動かなかった。


「おや、知り合いでしたか。残念ながら死んでしまったかもしれませんが些細な問題でしょう」

「アサミ! アサミっ!!」


 タテヤマの台詞を完全に無視して叫び続ける。


「アサミ!」

「……ぁ……、せん……ぱい」

「アサミ──!」


 意識が戻ってきた朝美に安心してほっとする。だが、直ぐに気持ちを切り替えタテヤマを睨み付けた。


「あぁ、我が主人。そんな顔なさらないで下さい。私とて主人の知人と知っていればこんな暴挙に走ることは無かったのです」


 信じられない。

 知的な雰囲気を醸し出していても、行動は酷く感情的だからだ。


「ふざけるな! 知らなかったとしてもここまですることはなかっただろ!」

「何故?」


 何故? 何故って何で?


 思いもよらなかった返しに思考が停止する。


「私は私以外の存在を認めていません。あぁ、主人。貴方は勿論別ですよ。貴方には恩がありますから」

「お前は自分以外の人間は全て殺しても良いと思ってるの?」

「はい、思っています」


 満面の笑顔で放たれた途端、戦慄が走った。

 話が通じないどころか思想がまるで違う。タテヤマは人を人と見なしていない。


「私は私を追放した人間という生き物を決して許すことはない。男も女も子供も大人も老人も、等しく死を差し上げましょう!」


 絶句した。

 同時に、会話するだけ無駄だと真昼は感じた。


「そこで我が主人にお願いがあるのですが」

「──!?」

「私にもっと貴方様の精器を分けていただけないでしょうか」


 近付くタテヤマの歩みに合わせてそっと胸のペンダントに手を掛ける。


「なに、手間は取らせません。これさえ済めば私が貴方様の前に現れることは二度とないでしょう。偶然にもここにはこのような獲物もあることですし」


 朝美が握っていたはずのナイフを堂々と見せるタテヤマ。いつの間に手中に収めたのか真昼には分からなかった。


「どうです我が主人?」


 真昼の前に立つと狂人は言った。


「嫌だ」


 タテヤマに対して少年のような低い声で少女は返した。


「ボクの力で誰かが傷付くなんて絶対に嫌だ。ボクはボクの力を悪用することを絶対に許さない」

「悪用なんてとんでもない。これは正義のためですよ」

「お前にとっての『正義』はボクにとっては『悪』だ!」

「やれやれ交渉決裂というわけですか」

「そもそも最初から交渉なんて始まってもいない」


 一方的に言うだけ言っていただけだ。おこがましいにも程がある!

 こいつとは戦わないといけない。戦わなければ守れないものがある。

 そのために力を貸して、ウィルフェース!


「お前はボクが倒す! ウィルフェース、リンクアップ!」


 高らかに叫ぶ。

 だが、肝心のアクセサリーから何時もの光が吹き出すことはなかった。


 なん……で?


「リンクアップ! リンクアップ! リンク──アップ!」


 何度試そうともまるで反応がない。

 壊れてしまったのか。それとも実は回数制で使用回数の枠を越えてしまったのか。真昼の頭に様々な憶測が行き交う。

 一つだけ分かっているのはこの状況は酷く絶望的であることの一点だけであった。


「せんぱい……」


 か細い声で朝美が呟く。痛みに悶える彼女にも異変は伝わってしまったらしい。


「我が主人。どうやら力は使えない様子ですな」

「う、うるさい! そんなこと──」


「ない」と言うには客観的な根拠が不足していた。そんなことは真昼にも理解出来ている。


「どうあれ、私には好都合です」

「!」

「ではこれにてさようなら我が主人。短い間でしたが話せて嬉しかったです!」


 タテヤマが目にも止まらない早さでナイフを振るう。

 最早これまで、と目を閉じた時、


「…………」


 何も起こらなかった。

 いや、金属が砕ける音はした。

 そして肌を焦がす圧倒的な熱量も感じた。

 だが痛みはまるでなかった。

 観念して、見たくもない現実を直視するために目を開ける。

 すると、見慣れた紅い女の子の背中が視界に飛び込んできた。

 突然の乱入者にタテヤマは驚いているようだった。

 更に真昼に突き刺さるはずだったナイフは刃を砕かれ燃え尽きたのか、持ち手だけが転がっていた。


 また、彼女に助けられた。本当に霜月さんは凄い。


 そう思ったその時だった。


 反転した夕に抱き抱えられると、無言で建物の方へと連行された。咄嗟に朝美の右手を掴んだおかげで彼女を置いていくことはなかったが、あまりにも強引な運び方に違和感を覚えた。


「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! 逃がしませんよ! こんなにコケにされたのは初めてです!」

「アケボノォ!!」


 夕が腹の奥から息を吐く。声が擦りきれるほどの全力さに度肝を抜かれた。


「逃がさないと言っているでしょう!」


 敵対者が地面に転がっていた破片を蹴り飛ばす。


「アアアアッッ!」


 タテヤマが放った攻撃は夕が片手で放った炎によって消滅した。そしてそのまま続けて爆炎を撒き散らす。


「こんなものでやれると思うてか!」


 しかし炎の幕は狂人によってすぐに破られた。


「っ! 中々どうして。……どこまでもコケにしてくれますね」


 だが、ほんの僅かな隙によって三人と一匹は世界から消え失せた。

 世界を跨ぎ、稲妻が落ちる程の時間を過ごし、意識を取り戻した時には適度な闇に包まれた世界にいた。

 街灯が機能しているのを見ただけで真昼はそっと胸を撫で下ろした。


 良かった。無事に戻ってこれた。


「大丈夫かキミ……怪我はない?」


 紅髪の少女に話し掛けられると同時にそっと下ろされる。


「うん、大丈夫。何ともない」

「そう……か。それは良かった」

「あ、でもアサミは」


 慌てて繋いだ手の先を見る。真昼と繋がっている少女は額に汗を浮かべているものの、真昼の顔を見てにっこりと笑った。


「アタシも……問題ないです。何処か落ち着いたところに行ければ、精役で治せる──っ!?」

「無理しないでアサミ」


 倒れそうになる彼女の手を離し、今度は肩で支えようとする。しかしながら寸前のところで踏ん張り、真昼の手を優しくはね除けた。


「ありがとうございます、先輩。でも今は良いんです……。先輩は、今はそこの彼女だけ見ていてください」

「アサミ?」

「さようなら先輩。護ってくれて嬉しかったですよ」


 言うなり朝美は緩やかに立ち去っていった。離れていく幼馴染みの背中は酷く小さかったが寂しそうではなかった。

 気持ちを切り替えて今度は夕の方を見る。頬が切れて血が出ている以外はこれといって外傷はなさそうだが、額に汗を滲ませており何処か苦しそうだ。


「霜月さん、大丈夫?」

「……あ、ああ。急いで来たから少し……疲労が──」


 言い終わらないうちに真昼へと倒れ込む。

 慌てて支えると驚くほど軽い夕の重さに驚いた。


「ごめんね……力が入らないや」

「うんん、ボクの方こそ本当にごめん。ボクが一人で出掛けたばっかりにこんなことに」

「気にしなくていいよ……。それより申し訳ないけど……私の家まで運んで貰っていいかな。ここからすぐ近くだから」

「それは構わないけど、病院とか行かなくて大丈夫?」

「あぁ」


 夕が会話の流れをぶったぎったのを皮切りに二人は静かに歩き始めた。時間も空間も超越した移動のせいで、真昼は夕のナビゲート無しではここが何処であるかさえ分からなかった。

 しかしながら、方向を伝える言葉だけが夜の町に溶け込んでいくのは思いの外気まずいものがあった。後方でとことこと付いてくるアケボノにも聞きたいことは沢山あったが、何となく言い出せなかった。


「キミは……」


 人気の無い路地を二回曲がった時、唐突に夕が口を開いた。


「強くなったね」

「急にどうしたの?」

「言いたくなっただけ」

「そんなことないよ。ボクは何も変わってない」


 肝心なところで変身出来なかった。

 抵抗することが出来なかった。

 諦めることしか出来なかった。

 色んな『出来なかった』にまみれている自分。真昼が自信を卑下するのも当然だった。


「初めて会った頃に比べれば成長したよ」

「そうは思えないけど」

「自分で気付いてないだけだよ」


 そういうものだろうか。


「でも……キミの先生として一つだけ言わせて欲しい」

「何?」

「初心を忘れないで。どれだけ強くなっても……キミは最初に誓った道を進むべきだ」

「初心……」


 言われてみれば今日は女の子で良いと思えていた。男に戻りたいと思っていたはずなのに、自然と女子であることを楽しんでいた。意識して活用するのは良い。だが、心まで女に染まるのは信念に反する。


 だから変身出来なかったんだ。ウィルフェースは何かになりたいという想いに反応するから。さっきのボクは男に戻りたいという意志が足りてなかったんだ。


「うん、分かったよ」

「それでいい」


 夕が小さく微笑む。

 自分の近くには自分をこんなにも心配してくれる人がいることに胸が温かくなった。


「ここ……」


 全体を通して十分と歩かないうちに夕の家にたどり着いた。これといって特徴の無い一軒家だが見た目は充分綺麗である。


「ありがとう……もう、大丈夫だから」

「うんん、中まで運ぶよ」


 こんな憔悴している彼女を放っておけるわけがない。


「大丈夫……大丈夫だから」


 だが、真昼の言うことを無視して夕は真昼の元から離れた。歩く速度は老人のようなスピードで今にも倒れそうだった。


「霜月さん?」

「大丈夫だから」

「……霜月さん!」


 真昼の叫びは届かず、夕は中へと消えていった。無視しているというよりも聞こえていないように見えた。

 

 何故だろう。無性に胸がざわつく。

 

 全くもって健全そうではない彼女が心配で、真昼も後を追って玄関の取っ手へと手を掛ける。


「──さん──私……──ったよ……誰かのため──たよ」

「え──?」


 扉を開けると紅髪の少女が倒れていた。

 手に写真立てを持ち、虚ろな目で呪いを吐くようにひたすら何かを呟いていた。


「だから……お母さん……私──」

「霜月さん!!」

「私が、そっちに……行ったら──褒めて、くれるかな」


 夕の瞳から流れた涙は頬を伝い床に落ち、黒い点となった。

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