『その神奈備に、弔いを』の完結おめでとうございます。
篝さんの舞いが、神に捧げるため、神を弔うためを超えて、桐花さんという少女に捧げられた場面。そして、懐紙に包まれた木の葉になった少女と心を通じ合わせる場面。とても切なく美しい情景を、ありがとうございました。
これは私の本当に個人的な感想ですのでスルーしていただきたいのですが、彫刻家で詩人の高村光太郎氏が亡き妻・千恵子氏に詩を読むように、篝さんは木の葉になった桐花さんに語り掛けていたのかもしれない。そんな純粋な魂が感じられました。
読ませていただき、ありがとうございましたm(__)m
作者からの返信
宵澤ひいな様
こんばんは、コメントありがとうございます!
純粋なハッピーエンドに持って行くことは何となく違うな・・・・・・と思いこういった結末に至ったのですが、少なからず救いのある物語に出来たらと考えていたので、そうおっしゃっていただけて嬉しいです・・・・・・! 人の形を有していなくとも、それを人として見なし、忌憚なく語りかける描写は私も好きです。
こちらこそ、最後までお読みくださり本当にありがとうございました!
完結おめでとうございます!
謎が明らかになった後は、怒涛の展開にほぼ毎回驚きながらも、各所に散りばめられた切なさに胸が痛くなっていました。刈安と冬、福寿と佐知の二人がとても好きです……どうか安らかにと願わずにはいられないです。テクラ様にも、妨げられることのない静かな眠りがありますように。
桐花と篝が最後に話せていて安心しました。殯の宮と出てきた時に顔を覆いかけていたので、彼女が戻ってきてくれて、そして自由になれて嬉しかったです。かよや夜霧も無事で良かった……!
素晴らしい作品をありがとうございました。これからもまた読み返して、楽しませていただきますね。
作者からの返信
葉霜深海様
こんばんは、コメントありがとうございます!
完結を祝っていただいたばかりか、各キャラクターに関しても触れていただけるとは……! どのキャラクターにも思い入れがあるので、こうして振り返っていただくと面映ゆい気持ちにもなります。主要キャラクターたちはそれぞれ形は違えど救いをイメージしながら執筆したので、少しでも伝わっていましたら幸いです!
また、最後までお読みいただいただけではなく、素敵なレビューや応援コメントもありがとうございました! これから少しずつ修正を入れていく予定ですので、またお時間のある時にいらしてくだされば嬉しいです!
完結お疲れ様でした。
前半のひたひたと忍び寄るような闇の気配と謎の散りばめから、後半の二転三転する怒涛の真実の解明。鮮やかなお手並でした。
最後も少し切なくも爽やかな締めに、拍手を贈りたく思います。
とても素晴らしいお話でした。ありがとうございます。
作者からの返信
スズヤ ケイ様
こんばんは、コメントありがとうございます! 他作品に引き続き一気読みしていただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。現在と比較すると拙い点もあるかとは存じますが、少しでもお楽しみいただけたのならこれほど嬉しいことはありません。改めて、本作をお読みいただきありがとうございました!