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 徹夜で僕たちはパーティーし続けた。飲んで、飲んで、飲んだくれた。

 同じことで愚痴を繰り返す、可愛くて美しい彼女。もうなんども聞いたから、他の話しをしようって言うと、彼女はへそを曲げて怒り出す。

 付き合いが長いからそれはわかる。

 飲み始めてから二回目の夜。恍惚として僕は耳を傾ける。


 ――お題:「恍惚」、2020年10月7日。

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