9つめ さ迷い

 日中は窮屈で 気づかないうちに 傷を負ってる

 無理に自分押さえ込んで 少しずつ少しずつ辛くなっている

 誰かに話すことすらなく 消えてしまう暗い気持ち

 少しずつ少しずつ追い詰められる

 朝が夜に変わってく

 重い扉開いて


 暗くなった町を 1人彷徨っている

 みんなが寝静まる さぁ始めようか

 舞って舞ってさぁ迷って 深い夜に満たされていく

 舞って舞ってさぁ迷って 甘い時がただ過ぎていく

 舞って舞ってさぁ迷って 深い傷に夜風を塗って

 今夜は遊ぼう


 昨晩は寂しくて 気づかないうちに 頬が濡れている

 無理に孤独忘れようと 少しずつ少しずつ傷ついている

 誰かの返事あるわけなく 暗闇に呟いた声

 少しずつ少しずつ寂しくなって

 朝が夜に変わってく

 重い扉開いて


 人がいない道を 1人ゆっくり歩く

 僕だけの宴を さぁ始めようか

 前へ前へ突き進んで 白い月に守られている

 前へ前へ突き進んで 黒い僕は壊れる前で

 前へ前へ突き進んで 深い夜が癒してくれる

 今夜も遊ぼう


 すり減ってすり減って 大切な何かが壊れてく

 すり減ってすり減って 気づかないうちに壊れていく

 すり減ってすり減って 知らぬ間に涙が止まらない

 すり減ってすり減って まだ消えたくない

 まだ生きていたい


 暗くなった町を 1人彷徨っている

 みんなが寝静まる さぁ始めようか

 舞って舞ってさぁ迷って 深い夜に満たされていく

 舞って舞ってさぁ迷って 甘い時がただ過ぎていく

 舞って舞ってさぁ迷って 深い傷に夜風を塗って


 傷だらけの翼を広げて 朝日を浴びて

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る