僕が私であるために

新藤アルフ

第1話僕がわたしであるために

僕は新藤進、現在高校2年になる、この物語は僕が自分人身を取り戻すために、苦悩していたころに体験した、ちょと不思議な昔話です。

なぜあんなことになったのかはいまでも答は出ていませんがきっとこの世界とは別の世界もあるのだろうとおもったお話です


昔の記憶

僕はおなさいころから、体が弱くよくベッドの上から他の子供たちが遊んでいるのを眺めていた。その頃から本を読むのが凄くすきで小説などをよみふけっていた。

僕の願望からなのだろう、よく夢をみていた。

何処かの森の中に、一人いるそして歩いていると大きな大木にたどり着いた、そこで上を見つめると、声が聞こえた、進君遊ぼうよ、女の子の声が聞こえる、気がつくと後ろに少女がたっていた、青い瞳の少女だった、

私はアユム、あなたは進君ね、

そうだけど、と僕は答えた、なぜ君は僕の名前をしってるんだい?

少女は、笑いながらこたえた、

フフ私はあなたを知っているわ、ずっーと昔から知っているの、やっと会えたわね。

え?と僕が驚くと、大丈夫よすぐに思い出すわそう言うと少女は、僕の手をとり走り出した。

そうして暗くなるまで貝をひろったりどんぐりをとったりして遊んだ、気がつくといつも朝になり夢から覚めた、そんな夢をいつからか、繰り返し見るようになっていた。

小学校高学年の頃には、少しずつ学校へも通えるようになり少しずつだが友達もできていった、

その頃からだろうかぼくはあることに気がついた、行為を寄せる相手それは皆男の子だった、女の子は友達好きになる相手は男子だった。

ぼくは、母にきいてみた。

お母さん、僕ね好きな子ができたのクラスの子でね

幸人くんっていうんだ、それを聞くと母は、男の子それとも女の子?と聞かれた、僕は男の子だよと答えた。母は困ったような顔をして、そう??良かったわねと言ってくれた。

そう、今考えればわかることなのだ、男の子が男の子を好きになる普通に考えれば大人にとっては理解し難いことだったのだろ。

それでも母は好きな気持ちはとても大切なことよ、

でもねそれをその子に伝えるのは今はよした方がいいわね。

僕はなぜと聞く、そう言うと母好きな事は良いことよそれでもね、その子はきっと女の子をすきになるわ

あなたはきっと大好きなんだろうけどね。

幸人くんは僕の事すきだってよ?と僕が言うとお友達の好きとそれ以上の好きって少し違うのよと母は、言った。僕はわかもわからず答えたわかった幸人くんにはこの気持ち言わないけど好きでいることはいいんだよね。と母にいった。

母は、そうねそれはとっても素敵な事よ、だからそのままでいいわ、もし進が、もっと大きくなって、それでも幸人くんがすきのなら幸人くんに言ってごらんなさい、母そういってくれた。

それから3年がたち僕も中学生なぜ母があのときあんなことを、いったのか、この頃なると、わかってきていた、普通は、男の子は女の子をすきになる、でも僕は男の子を好きになる、女の子にはどうしても友達以上の気持ちをもてない、それが少し普通の子たちと違うというは気持ちでわかっていた。

そんなある日のこと一人の転校生がやってきた、黒い長い髪透き通るような白い肌そしてなりより青くまるで深い海のような吸い込まれそうな瞳僕は一瞬で見みいられてしまった。なんとも懐かしいような不思議なな気持ちになった。そして、自己紹介が終わり先生がとりあえず今日のところは新藤のとなりな、と言うとその子は微笑みながらこう言った。進君よろしくね、と

僕は驚いたなぜこの子は僕の名前をしってるんだと、思った瞬間目の前が真っ暗になってしまった。

先生やクラスメートのこえが薄れ行く意識のなかで遠くにきこえていた。

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