とても余韻の残る、素敵な詩ですね。
とくに、途中、「 アスファルトに転がる かびの生えたオレンジ」って箇所が好きです。
作者からの返信
雨さん、コメントありがとうございます。
余韻がありますか、ああよかった。
情景を連ねただけの詩になりましたが、好きな箇所まで引用して下さってとても嬉しいです。ありがとうございます。
編集済
マルシェの案内は、多分YouTubeでもたくさんあるでしょうし、柊さんのエッセイでもそういう場面はあったと思うのですが、マルシェの後をこんなふうに詩に託し、リアルに描写した作品は初めて読みました。
鳩だけならまだしも、男が侘しいですね。
誰も知らない秘密のパリの姿を見せていただいたような気がしました。
作者からの返信
レネさん、コメントありがとうございます。
マルシェの営業中は明るくて楽しそうなので色んなところでやってますよね。でもひょんなタイミングでマルシェ後の道や広場を目にすると、何とも言えない侘しさが漂っています。
先日もたまたま通りかかって、この光景を見て、詩の方があっているような気がして拙いなりに描写してみました。
あまり目にすることのないパリの一部分が書けていたら幸いです。ご感想、ありがとうございます。
編集済
僕、秘かに学びたいモノがあって。『最後の子を考える学』。
人類は必ず滅びる。種の滅びは避けられない。必ず、最後に残される子がいる。複数なのか一人なのか、状況にもよるのでしょうが。
柊さんの素敵な詩を詠み、まさにこれだなあと、思いを新たにさせて頂きました。
彼らは、僕らが過ごした『祭りのあと』を見つめながら終わってゆく。誰にも看取らることもなく、『祭りのあと』を心に宿しながら消えてゆく。
僕らの祭りは、彼らの心に何を映すのだろう。
すみません、また彼方へ飛躍してしまいました。柊さんの文は、僕の妄想起動スイッチをポチポチ押し込んじゃうようです。れ、連打しないでっ
素敵な詩を、ありがとうございました!
作者からの返信
呪文堂さん、コメントありがとうございます。
仰ることとてもわかります。これはあくまでもマルシェのあとを通ったときの風景を思って書いたんですが、書きながらなんだか終末の世界みたいだなあと思えてきたのです(笑)なのでなるべく現実に沿うものに留めたつもりですが、やはり想像力の豊かな方はそこまで読み取られるんですね。
詩ってほんと難しいですね。言葉が拙くてうまく書けません。にもかかわらず深く感じ取って下さってすごく嬉しいです。ありがとうございます!
ルーアンの余韻のままにこちらの詩まで拝読しました。なんだかエンドロールに流れる歌詞のようです。祭りのあと。
ルーアンの旅の最後に出てきた旗の光景が、こちらでも淡く見えます。賑やかな市場の立つ平和、名残を惜しむ平和がどこにでもありますように。
あちらの感想がこちらに漏れ出てすみません。
勝手に、旅の終わる寂しさとマッチさせてしまいました。
現地にいるような気分にさせてくださる楽しい旅行記、そして色や温度の伝わってくる素敵な詩を、ありがとうございました^^
作者からの返信
ルーアンからの流れでそのように読んで下さって嬉しいです。考えたら旅の終わりも祭りのあとっぽい寂しさが残るものですね。旅の中でも印象の強い光景はずっと頭に刻まれたままで、ルーアンの市庁舎の旗はとくに異彩を放っています。景色ってきれいとか絵になるとかよりも、訴えるものや気持ちを感じるものの方が記憶に残るんだなと改めて思います。
何気ない普段の光景を眺められることこそが平和なんでしょうね。それがどの場所にも訪れて欲しいです。
素敵な感性で読んで下さって、書き残して良かったと思いました。こちらこそあたたかいご感想、ありがとうございました!