応援コメント

祭りのあと」への応援コメント

  • ルーアンの余韻のままにこちらの詩まで拝読しました。なんだかエンドロールに流れる歌詞のようです。祭りのあと。
    ルーアンの旅の最後に出てきた旗の光景が、こちらでも淡く見えます。賑やかな市場の立つ平和、名残を惜しむ平和がどこにでもありますように。
    あちらの感想がこちらに漏れ出てすみません。
    勝手に、旅の終わる寂しさとマッチさせてしまいました。
    現地にいるような気分にさせてくださる楽しい旅行記、そして色や温度の伝わってくる素敵な詩を、ありがとうございました^^

    作者からの返信

    ルーアンからの流れでそのように読んで下さって嬉しいです。考えたら旅の終わりも祭りのあとっぽい寂しさが残るものですね。旅の中でも印象の強い光景はずっと頭に刻まれたままで、ルーアンの市庁舎の旗はとくに異彩を放っています。景色ってきれいとか絵になるとかよりも、訴えるものや気持ちを感じるものの方が記憶に残るんだなと改めて思います。
    何気ない普段の光景を眺められることこそが平和なんでしょうね。それがどの場所にも訪れて欲しいです。
    素敵な感性で読んで下さって、書き残して良かったと思いました。こちらこそあたたかいご感想、ありがとうございました!

  • こんにちは。
    マルシェが去ったあとのなんとも言えない淋しさが、祭りのあとという言葉で身に迫ってきました。残像がいつまでも心から消えず、あの高揚をまだ味わっていたいのにもうそれは戻らない。そしてハトや路上の人はその残り火を求めてさまよう……。
    都会の一角の、かけがえないモノクロの光景を見たような気がしました。

    作者からの返信

    久里さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
    そのまま真似したくなるような素敵な言葉でのご感想、とても嬉しいです。空になった場所にマルシェの残像が浮かんで消えるような感じですね。こういう光景が街のそこかしこで日々繰り返されているんだろうなと思います。

  • 賑やかな祭りあとの寂しさを「干からびた」「カビの生えた」という
    表現で表す柊さんの感性、さすがですね。
    住処のない男の人とハトは違う種なのに目的は同じ。
    ああ、なんか深いですね。
    日本人も寿司やお好み焼きとか出してるのかな?

    作者からの返信

    ハナスさん、コメントありがとうございます。
    マルシェが終わったあとって、お祭りのあとの静けさや寂しさに似ていると思います。今までいた客たちやお店がいなくなって、なりを潜めていた者が辺りを窺いながらそっと出てくるような。
    一般のマルシェだと軽食の屋台はありますが、日本食はないですね……そのうち登場するでしょうか。

    編集済
  • とても余韻の残る、素敵な詩ですね。

    とくに、途中、「 アスファルトに転がる かびの生えたオレンジ」って箇所が好きです。

    作者からの返信

    雨さん、コメントありがとうございます。
    余韻がありますか、ああよかった。
    情景を連ねただけの詩になりましたが、好きな箇所まで引用して下さってとても嬉しいです。ありがとうございます。

  • 柊圭介さん、こんばんは😊

    祭りの後の静けさやわびしさの中で、残骸をあさるホームレスと鳩の群れ。
    一つ一つの情景が目に浮かぶような詩ですね。
    その視点が面白いです。

    作者からの返信

    この美のこさん、こんばんは😊 コメントありがとうございます。
    みんないなくなった後の雰囲気が、祭りのあとの寂しさに重なるような感じがします。賑やかに営業しているときとのギャップがよりそう感じるのでしょうね。
    華やかさもいいですが、こういうところにも街の姿があるのかなと思います。


  • 編集済

    マルシェの案内は、多分YouTubeでもたくさんあるでしょうし、柊さんのエッセイでもそういう場面はあったと思うのですが、マルシェの後をこんなふうに詩に託し、リアルに描写した作品は初めて読みました。
    鳩だけならまだしも、男が侘しいですね。
    誰も知らない秘密のパリの姿を見せていただいたような気がしました。

    作者からの返信

    レネさん、コメントありがとうございます。
    マルシェの営業中は明るくて楽しそうなので色んなところでやってますよね。でもひょんなタイミングでマルシェ後の道や広場を目にすると、何とも言えない侘しさが漂っています。
    先日もたまたま通りかかって、この光景を見て、詩の方があっているような気がして拙いなりに描写してみました。
    あまり目にすることのないパリの一部分が書けていたら幸いです。ご感想、ありがとうございます。

  • マルシェ、賑やかで活気のあるイメージでしたが終わった後は物寂しく散らかっているのですね。ホームレスらしき人の描写にはっとさせられます。マルシェの後の風景、地元の方ならではの視点ですね。

    作者からの返信

    神原さん、コメントありがとうございます。
    マルシェの終わったあとって、人けがなくて散らかっているので寂しい感じがしますね。客の代わりに今度はホームレスの人が落ちたものを拾っていたり。慣れてしまっている光景ですが、言葉にしてみるとなかなか難しいですね(^^; 感じ取って下さって嬉しいです。

  • 転がっているオレンジだけが、うっすらとオレンジ色に塗られている。そんなモノクロ写真のような絵が目に浮かんできました。

    動の後の静。
    静の中にハトと年配の男の人の動きが哀愁を漂わせていますね。

    エッセイの中に、ちょっと作風の違ったこうした詩が入るのも素敵です!

    作者からの返信

    風羽さん、短い言葉の中でイメージを膨らませてくださってありがとうございます。マルシェの活気とはとても対照的な風景ですね。書こうとしたらなぜか詩になってしまったのですけど(笑)空気を感じ取っていただいて嬉しいです。ありがとうございます!


  • 編集済

    僕、秘かに学びたいモノがあって。『最後の子を考える学』。
    人類は必ず滅びる。種の滅びは避けられない。必ず、最後に残される子がいる。複数なのか一人なのか、状況にもよるのでしょうが。
    柊さんの素敵な詩を詠み、まさにこれだなあと、思いを新たにさせて頂きました。
    彼らは、僕らが過ごした『祭りのあと』を見つめながら終わってゆく。誰にも看取らることもなく、『祭りのあと』を心に宿しながら消えてゆく。
    僕らの祭りは、彼らの心に何を映すのだろう。
    すみません、また彼方へ飛躍してしまいました。柊さんの文は、僕の妄想起動スイッチをポチポチ押し込んじゃうようです。れ、連打しないでっ
    素敵な詩を、ありがとうございました!

    作者からの返信

    呪文堂さん、コメントありがとうございます。
    仰ることとてもわかります。これはあくまでもマルシェのあとを通ったときの風景を思って書いたんですが、書きながらなんだか終末の世界みたいだなあと思えてきたのです(笑)なのでなるべく現実に沿うものに留めたつもりですが、やはり想像力の豊かな方はそこまで読み取られるんですね。
    詩ってほんと難しいですね。言葉が拙くてうまく書けません。にもかかわらず深く感じ取って下さってすごく嬉しいです。ありがとうございます!

  • マルシェ後の残骸と鳩夏の午後

    下手な俳句を一句、詠んでみました(^^;;

    作者からの返信

    佐野さん、俳句でのコメント、ありがとうございます^^
    今の時期だともう季節が夏なんですね。こういう風景を短い言葉で表せたら面白いだろうなと思います。

  • うわあ、なんと胸に迫る完璧なリアリティでしょう!!( *´艸`)
    詩とは本来こういうものだったことに気づかせていただきました。
    視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚……総動員で御地に飛んでいます。
    灰色の小雨の朝が一気にカラフルになり、詩情を堪能しています。

    作者からの返信

    上月さん、コメントありがとうございます。過分なお言葉恐縮です。
    マルシェのあとの雰囲気がなんとなく好きで。見たままの風景ですが、五感で汲み取ってくださって嬉しいです。
    小雨の朝でも上月さんには特別な日ですね。良い一日をお過ごしください^^