俺の幼馴染は許嫁だそうです。

紗倉 伊織

プロローグ なんでいんの………………?

身体が重い。

俺___川崎 優は、嫌々ながら、目を開ける。そこには、

「何でいんだよおいこら凛んんんん!!!!!!!!!」

幼馴染である、日向ヶ原 凛が、俺の上に座っていた。

「ひゃう!おはよー、優。朝から元気だねぇ」

「……………………ってか何でいんの?まじで」

俺は今日から1人暮らしを始めた。いや、厳密には昨日から。

「おばさんから合鍵もらったー!」

ちくしょう!何やってんだお母さん!

「お前もこっちに住むのか?」

「えー?なに言ってんの?優と一緒に住むんだよー?」

「へー、そうかそう………………………か?えっ?ちょっ………!?も、もう1回いって!」

は………!?コイツ、今何って言った………………………!?

「だーかーらー、優と一緒に住むんだよ!」

「うん、これは夢だ。もしくはドッキリだ。そうに違いない。そうだろ?」

「え?違うよ?」

俺の希望は儚く砕け散った………。


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で、お母さんに電話してみたのだが、「うん、2人で仲良く暮らしなさい!全く、その歳で幼馴染を許嫁にするなんて、流石私の息子ね!」って。

なんだよ許嫁って。俺はなにも知らねぇぞ………………………。

「何のことだよ許嫁って………………………」

「ふぇっ………………………!?も、もしかして優、お、覚えてないの………………………?」

「ん?何?ごめん、最後が聞こえなかった」

「え、えっと、一緒に住むの知らなかったのかなって。あと、私邪魔じゃない?」

何言ってんだコイツ?

「ハッ。何を今さら。邪魔じゃないよ」

「ふーん、じゃ、よろしく!セクハラしてもいいけど責任取ってよ?」

「するか」

怖くて出来ねぇよ。


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猫家桜です。

新作だぁぁぁあああああ!

すいません、寝不足で頭おかしくなってます。

許して。

主人公は、へタレです。

週1、2回投稿します。

末長くお付き合いしていただけたらと思います。

あ、☆とか、♡、コメントくれたら嬉しいです。モチベも上がります。

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