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  • 完結お疲れ様でした、とてもとても面白かったです!

    創作者・表現者の関係性や葛藤が作品と重なっていく構成が大好きなので、その交錯をあの手この手で見せてくれる本作はずっと楽しかったです。

    展開は大胆ではありつつ、演劇の作法は丁寧にレクチャーしていく姿勢も良きでしたよ。

    作者からの返信

    市亀さん、最後まで読んでいただきありがとうございました!

    「どうやったら高校演劇をインスタントに面白く見せられるか」とひたすら試行錯誤し続けた作品でしたが、市亀さんが楽しめるものに仕上げられたようで良かったです。また、演劇の解説も本作の主題だったのでそこも評価していただけて嬉しいです。

    この度は本公演にお付き合いいただき、本当にありがとうございました!

  • 部長ーーー!!(尊死)

    完結お疲れ様でした。
    最後のほうは、少しうるうるしながら拝読しました。
    七万字超を全て舞台の上で演じ切った部員たちの熱演に、本当にお芝居を見ている空間にいるような没入感を味わえました。
    高校演劇で雀小玉伝をやる時点で演出やべえやつだなと思っていましたが、思った以上にやべえやつで笑っていた前半。
    後半では彼女が抱える葛藤や、本気ゆえの部員との軋轢とか、部長との想いのすれ違いとかが見えてくるにつれ、主人公の痛さやパッションが自分のことのように理解できました。

    この小説自体の演出は作者なので、それが最高に生きたお芝居だったのではないかと思います。

    青春小説を書く者として、ただただ圧倒され、お見事…と思うばかりでした!!
    素敵な作品を読ませていただき、ありがとうございました!!

    作者からの返信

    鉈手さん、ご愛読いただきありがとうございます!

    バリバリ青春小説をやっている鉈手さんに「お見事」と言ってもらえて感無量です!

    ひたすら激ヤバ演出 on stage と言った感じでしたが、彼女にノッてもらえたようで安心しました。やはり小説は登場人物の心理描写が他の媒体に比べて強いところだと思うので、そこに共感してもらえたのは今後の自信になります。

    ちゃんと「笑って泣けて」みたいな賑やかな劇にできたようで、誇らしい気分になれました。

    改めて、本作にお付き合いいただき、ありがとうございました!


  • 編集済

    お疲れ様でした!

    演出が一番最初にやりたかった題目の解釈をずっと部長は覚えていたんですね。
    だから、解釈違いが認められなかった、この物語は愛の物語だから。
    しかし、演出は演劇への想いをこの舞台に封じ込め、呪いから解放されることはできたんでしょうか?

    何事も、真剣であるほど誰かとの意見の相違に苦しんで、思い通りにならない現実に嫌気が指し、
    好きだったはずのことから逃げ出したくなることもあるのは理解できます。

    それでも、この物語の主人公には、もう一度チャレンジしてほしいという確かな魅力がありました。
    題目から生じる疑問に対し、考えて考えて答えを探し、部員と衝突してすらその答えを舞台に出そうという彼女のパワーには圧倒されました。

    上手くいかない現実や他人の意見との祖語に対する葛藤に悩み、一度は舞台から退くのも良いでしょう。
    それでも、個人的には、彼女には再びチャレンジして見て欲しいなと思ってしまいます。
    確かに人から見れば偏屈でついていけない部分があったのでしょうが、それでもそれだけ演劇を愛した演出には再度頑張って欲しい。

    もしかすると、この意見は作者様の解釈違いなのかもしれません。
    それでも、まるで小説という舞台から飛び出て、有り余るほど魅力的だった演出と部長には、
    仮に別々の道を歩むとしても、表現者として挑戦し続けて欲しい……そんな風に思いました。

    素晴らしい物語をありがとうございました!

    作者からの返信

    五島さん、最後まで読んでいただき、レビューまで、ありがとうございます! 日々ご愛読いただき、大変励みになっていました。

    今回は「高校演劇とは何か」を書こうとしてひたすらもがき続けた日々でしたが、クソバカ演出のパワーのお陰で最後まで行くことができました。
    演出と部長の関係は、李益と霍小玉、高校演劇と演劇、これから何者かになる誰か(=高校生)と部活動等々、様々な比喩として造形しましたが、二人の人間として見た時、これからも仲良くあって欲しいという気持ちがあるのも事実です。
    それに本編での活躍(醜態)を見ての通り、あの演出がこれで終わるタマには思えません。あの強烈な熱意が演劇に注がれるかはわかりませんが、きっとまた何かやらかして、その時部長が溜め息を吐いて辛辣なことを言う……そんな未来があるといいな。
    すいません、他愛もないことを書きましたが、五島さんの中で彼女達がそんなに息づいているとは思わず、望外の喜びでした。本作を書いて甲斐がありました。
    改めまして、今回は本当にありがとうございました!