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    鳥の人への応援コメント

    コメント失礼いたします。

    変な言い方ですが、閉塞感のあるお話でした。
    どこかに閉じ込められて、そしてもがいているような。
    物理的にではなく気持ちが縛られていると言えばいいでしょうか。
    ずっと閉塞感が漂っているような感じがしました。
    変な感想ですよね。すみません・・・

    作者からの返信

    お読みいただきありがとうございます!

    本短編は時間制限ありの企画に参加したものだったため、書き切れなかった部分があるのですが、「鳥籠の中からどこにもいけなかった鳥」を想像しながら書いていた記憶があります。
    ですので、閉塞感を感じていただけたのなら書いた人間として非常に幸いです。

    それ以上に一挙放送でカナンを見たあとだっため、タトゥー女子のガンアクションを書きたかった、というのもあったりはします。

  • 鳥の人への応援コメント

    満州の日本人の阿片王というと、「満州アヘンスクワッド」を思い出しますな。
    でもその後のことなんですね。
    「建築探偵」の藤森先生が上海に行った時に元銀行に人々が住み着いていて、金庫だったとこで野菜炒めが~だったかな、そういう様子を思い出しましたわ。

    作者からの返信

    満州アヘンスクワッド、試し読みで読んでみましたがなんとも救われないような展開ですね……。
    今回、直前まで満州の阿片王・里見甫を調べていたのも書くのに影響受けました。


    あるものなんでも利用しちゃう現地の人の逞しさは尊敬します、はい。

  • 鳥の人への応援コメント

    満州の退廃的な雰囲気、しかもアヘン窟の描写ということであっという間に読了しました。巨大なスラム街に何故か惹かれる性質で、九龍城の写真や小説、船戸与一の満州の描写、映画スワロウティルのスラム街‥‥、それらの猥雑さがある意味人間らしさを表しており、そこに惹かれるのかなと感じています。
    舞台設定を楽しめたことは勿論、物語としてもぞくっと来ました。「求めても娘を抱きしめてくれたことなぞないのに、裸の男の背中を今でも掻き続ける指先」→「おかえりなさい」→「男に恋患う女の面影がある女を映す」からの文章で解釈が一変し、嘆息しました。

    作者からの返信

    スラム街、猥雑さのなかに人間の逞しさと暗い部分が渦巻いているようで、なんとなく直視し辛いが故に自分も惹かれますね……。上海の九龍城やハルピンの大観園、その他大都市の三不管地区といい、中国の都市部にはどれだけのこうした空間があったのか、気になります。


    文章のピックアップ、ありがとうございます! 裸の男の~の件は、自分でも気に入ってるところだったりします。