日記だ。――そして日記作品は増えるべきだ。

この作品は名前通り日記である。

しかし、日記は書き方で面白くなれる作品分野だと僕は思う。「事実は小説より奇なり」と言われているだけ現実は複雑で、深く、面白い。普通の毎日にも勝利はあり、敗北があるのだ。また僕たちは日常でも冒険し、笑い、泣く。だからこのような作品がもっとあってもいいと思う。

この作品の魅力は簡潔さにある。一章――つまり一日の出来事――は短い文章で書かれ、大切なことしか作者は提示しない。サクッと読めて、楽しめる。お勧めだ。

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