様々な技術的側面から搭乗人型ロボという存在への思索を深めていく良作

関節の可動範囲や強度、機構を仕込めるスペースといった観点から、「人型ロボット」という機械を如何に組み上げるか考察していく作品。

装甲の材質はこう、フレームの材質はこう、と設定しているロボット物は多くあれど、どの部位にどのような駆動機関をどう組み込むかまで定めている作品はそれほど多くないのではないでしょうか(私もそう)。

こういった兵器(本作においてはこの表現は正確ではありませんが)開発系の話は大好物なのでとても楽しんで読むことができました。
続きを楽しみにしています。